老後
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個人年金保険 ってどう? 必要か? 加入の必要性は? メリットデメリットをみる!

yamato1720
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個人年金保険・・・。

公的年金が『破綻』としきりにニュースや知識人、有識者とされる方が口々にそういった論を言われるので一般の方々の大多数は『公的年金は1円ももらえない』と思い込んでいる方も多いんじゃないだろうか?

まぁ少し仕組みを勉強すれば、公的年金が『老後を支えるのに十分な額が給付されるか?』と問われたら『そんな十分な年金額はもらえない!』っていう回答にはなるんだけれども0円になることはない。

そこで民間の個人年金保険を活用して公的年金に+して考える方が多いと思うので、今回は個人年金保険について調べてみようと思う。

オイラとしては

ただの手数料が高い投資信託で、全く必要がない!

って思いましたね。

その辺りも解説出来たらな、って思う。

くま君
くま君
僕たちは保険って良いものって思ってるし、どうして全く必要がないって思うの?
老後の資金に心配はないの?
アキ子さん
アキ子さん
もちろん、老後資金の心配はあるよー。
だけど、それを解決するために個人年金保険に加入しようとは思わないわね。
個人年金保険に加入するならiDeCoで全世界株式に投資した方が減税効果もうけられるしリターンも大きくなるはずよ!

まずは個人年金保険ってなんぞや?


個人年金保険とは、公的年金(国民年金や厚生年金)にプラスする形で加入する私的年金。

個人年金保険は契約時に決めた年齢から一定期間(10年とか15年とか)か、一生涯に渡って毎年一定額の年金が受け取らる貯蓄型の保険である。

公的年金だけでは生活が苦しくなる自営業の方や、定年退職後に年金が支給されるまでの間のつなぎ資金として準備する為の保険とされている。

個人年金にもいくつか種類があって

大きく分けると


①終身年金→被保険者が生きている限り一生受け取れる。(逆に早く亡くなった場合その時点で支給が終了する)

②有期年金→被保険者が生きている限り一定期間受け取れる。(早く亡くなった場合は終了する)

③確定年金→被保険者の生死に関係なく、契約時に決めた一定期間だけ年金が受け取れる。(被保険者が死亡した場合は遺族に支払われる。


↑ざっくりとこんな感じの種類にわけられるだろうか。

あとは積み立て方法で分類する事ができて変額個人年金保険と言われる物や外貨建て個人年金保険という積立保険も存在する。

このように個人年金保険っていってもいくつかの種類があり、また掛け金は受け取り方法によって中身がかわってくるのでもし、加入しようと考える方がいるのならしっかりと熟考が必要である。

個人年金保険に加入するメリットは?

自分で貯蓄や投資ができない!でも将来に対して不安が残る!って方も強制的に資金を用意する事ができる!

個人年金は保険なので、月々○○万円(掛け金は人それぞれ)等を強制的に自分の口座から引かれて積み立ててくれるので、貯蓄が苦手な方でも資金を準備する事ができる。

結構こういうのって個人の性格の問題だったりするんだけれども、貯める事が出来ない人はずぅーっと何歳になっても貯める事が出来ない習慣が改善されていない場合が多い。

こういう方には自分の口座から強制的にでも積み立ててくれて、資金を用意できるのならありがたいって感じるかもしれないですね。

また中途で解約しようものなら、今まで積み立てた掛け金よりも解約返戻金が少なくなるので、解約する事に躊躇して、解約せずに続ける事が出来るって事もいえるかもしれない。

個人年金保険は税金控除が受けられる!


個人年金保険は税金の控除の対象になっている。

支払う保険料に応じて所得税で年間最大4万円、住民税で年間最大2.8万円を課税所得から減らすことが出来る。

この課税所得からっていう部分が非常に重要で、これを税金に詳しくない人が効いたら合計6.8万円減税を受けられる。って感じそうなんだけれども、そうじゃなくて課税所得から最大で6.8万円控除されるっていう事。

なので普通のサラリーマンの場合だったら6.8万円×10%で大体6,800円が最大で節税を受けられる感じ。

6,800円が節税されるんだから、メリットであるといえる。

では個人年金保険のデメリットって何??

資金拘束があるわりに利回りがクッソ低い!

たぶん、個人年金保険への加入を検討されている方って言うのは今の公的年金や将来の資金に不安を感じている方で、銀行の定期預金にいれてもよくて0.〇%とかいう時代なので個人年金保険が良いように見えるのかもしれないけれども、実際の利回りは0.3~0.9%位っていう商品が多い。

それを見ても銀行の定期預金に比べたら高い利回りに感じるかもしれないけれども、10年とか20年とか保険会社に資金拘束されて、解約すると返戻金は元本割れする商品が多いので全くおススメ出来ない。

また外貨建て個人年金保険といった新しいサービスもあり、外貨(ドル、ユーロ、豪ドル)等で運用して利回りを高めよう!っていう商品。

これ、きちんと読んでみると被保険者(加入者)が為替のリスクをとって、保険会社に運用をおまかせするっていう商品なのでなんのメリットがあるのかサッパリわからない!

被保険者にリスクを負わせるならハッキリいって投資信託と何も変わらないし、保険会社に運用してもらう方が手数料はめちゃくちゃ高い。

大体、保険会社が積立商品を被保険者にリスクを負わせるっていう考え方自体がよくわからない。

そんなやり方で老後資金を増やそうとするんだったら、iDeCoの積立投資をやった方がよっぽど減税効果を受けられるし、資産の増加スピードは早い!

なので、オイラだったら個人年金保険に加入するのなら確実にiDeCoに加入する。

iDeCoで運用するならこんな商品


・eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
・eMAXIS Slim 先進国株式
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

↑辺りで運用する事をお勧めしたい。

保険会社が倒産したら損をする!


基本的に、個人年金保険を取り扱っている保険会社は民間企業であり破綻するリスクは常に負っている。

銀行の場合は銀行が破綻しても元本が1,000万円までは預金保険機構によって保護される制度になっているので間接的に自分の預金については保険にはいっているようなもの。

でも、保険会社が破綻すると保険契約者保護機構によってある程度救済される事になっていて保険契約は維持される事にはなっているんだけれども保険金が減額されたり、個人年金保険に関しては元本割れする可能性は高くなる。

実際に2008年に大和生命保険が破綻して30歳の個人年金保険が15~80%削減された!という事実が残っている。

昔の利回りが高い時代の商品なので単純比較する事は出来ないけれども、民間企業であるが故のそういうリスクがあるという所はしっかりと把握しておきたい部分にはなる。

まとめ!

老後資金を作るならiDeCoが最強!個人年金保険を考慮するならiDeCoで十分!


いかがだったでしょうか。

今回は個人年金保険について調べて、解説した見ました!

オイラの結論としては

老後資金の為だったら全く必要なし!悩むならiDeCoを始めよう!

って思いましたね。

日本人は元々現金と保険への信仰があつくて自動的に良いものって思い込む性質があるので、良いように見える方もいらっしゃるのかもしれないけれども、本来の目的は個人年金保険という名の通り老後資金を築くことであると考えたらiDeCoの方がよっぽど資金効率がいいですね。

減税の効果も、運用利回りも。(この辺りは運用する商品にもよるけどw)

iDeCoで何を運用していいかわからない場合とかは全世界の株式に広く投資出来るeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)やeMAXIS Slim 先進国株式なんかに投資したら良いと思いますね。

手数料も最安クラスですしね。

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やまちゃん
やまちゃん
↑以前、iDeCoとおススメの投資商品について書いた記事です。
よかったら合わせて読んで頂くと嬉しいですね!

今回も皆様のお役に立てたら幸いです!

次回もお役に立てる情報を発信していこうと思うので、これからもよろしくお願い申し上げますm(__)m

以上!

ABOUT ME
やまと
やまと
投資家、倹約家、介護職員
介護職員として日々の生活を送りながら投資、倹約についての情報を発信しています! 読んで頂けるだけで得する情報をモットーに当ブログ『やまとの挑戦!』を運営中! 投資は全世界インデックス運用を推奨! 皆様の資産が大きくなると幸いです!
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