【勝者のゲーム】インデックス型投資信託の毎月の積立額はいくらが理想?平均は?
「勝者のゲーム」と言われるインデックス投資。
多くの専門家や成功した投資家が推奨するこの投資手法は、資産の増加に確実性をもたらしてくれると言われています。
しかし、毎月どれくらい積み立てるべきなのか?他の人はどの位積み立てているのか?
このブログ記事では、その疑問に答えていきます。
賢い投資で、未来の安定を手に入れましょう。
つみたてNISAの登場以降に投資を始めた人は、自動的に月額3万円位の積立額だと思い込みがちだけど言われてみれば、皆どの位積み立てているか気になるね❢
そうなのよね。
月額3万円の積立も貯金と並行して行うとすると、結構厳しいって人も多いと思うのよね。
なので、今回は実際どの位積立投資されているのか❓
紹介していくね❢
インデックス型投資信託(インデックス投資)の魅力とは?
勝者のゲームと呼ばれる理由
インデックス投資が「勝者のゲーム」と呼ばれる背景にはいくつかの理由があります。
①コスト効率
インデックス投資はアクティブ投資(個別の株や債券を選んで投資する手法)と比べて、手数料が格段に低い場合が多いです。
低いコストが長期間にわたって累積すると、その差は非常に大きくなる可能性があります。
②リスクの分散
インデックス投資は多くの場合、多数の銘柄に投資を行います。
これにより、個別の企業や産業に関連するリスクが分散され、全体として安定したリターンが期待できます。
③市場平均のリターン
アクティブ投資の場合、市場平均を上回るリターンを目指しますが、多くの研究によると、長期的にはほとんどのアクティブファンドが市場平均を上回ることができないとされています。
インデックス投資は、市場平均のリターンを追求するため、この点で「勝者」であるとされることが多いです。
④時間と労力の節約
インデックス投資はセットアンドフォーゲット(設定して忘れる)が可能です。
一度投資する銘柄やプランを設定すれば、その後は特に手を加える必要がないため、投資にかかる時間と労力が削減されます。
⑤感情の排除
インデックス投資は基本的に機械的なプロセスです。
これにより、市場で起こる急激な変動に対する感情的な判断が排除され、より合理的な投資が行えます。
⑥透明性とシンプルさ
インデックス投資は、何に投資しているのかが非常に明確です。
これにより、投資家は自分が何にお金を置いているのかをしっかりと理解することができます。
以上のような理由から、インデックス投資は「勝者のゲーム」と呼ばれ、多くの専門家や個々の投資家によって推奨されています。
誰でも簡単に始められる
インデックス投資は、誰にでも簡単に始められて、尚且つ再現性が高い投資方法です。その理由は、以下の2つです。
1. 投資知識や経験がなくても始められる
2. 長期的な運用で勝率が高い
①投資知識や経験がなくても始められる
インデックス投資は、特定の指数に連動するように運用する投資方法です。そのため、投資のプロが銘柄を厳選する必要がなく、投資初心者でも始めることができます。
また、インデックスファンドは、ネット証券で手数料無料で購入できるものも多くあります。そのため、初期費用や運用コストを抑えて始めることができます。
②長期的な運用で勝率が高い
過去のデータによると、株式市場全体の指数であるS&P500は、長期的に見ると年平均約10%の成長率を記録しています。つまり、インデックス投資をしていれば、長期的に見て資産を大きく増やすことができるということです。
もちろん、短期的な値動きは大きく変動することがあります。しかし、長期的な視点で運用を続けていれば、そうした短期的な値動きの影響を相殺し、最終的に勝率を高めることができます。
このように、インデックス投資は、投資知識や経験がなくても始められるため、誰でも簡単に始めることができます。また、長期的な運用で勝率が高いため、再現性が高い投資方法と言えます。
なお、インデックス投資を始める際には、以下の点に注意しましょう。
①投資目的やリスク許容度を明確にする
②複数の指数に分散投資する
③ドルコスト平均法で積立投資する
これらの点に注意することで、より効率的に資産を増やすことができます。
積立額の決定に影響する要素
年齢とリスク許容度
積立額とは、一定期間ごとにインデックス投資に割り当てる金額のことです。
積立額は、自分の収入や支出、目標金額、期間などに応じて決めることができます。
一般的には、収入の10%程度を積立額とすることが推奨されています。
積立額を決める際には、自分の生活水準を維持できるだけの貯蓄や非常用資金を確保しておくことも重要です。
リスク許容度とは、自分が投資による損失に耐えられる度合いのことです。
リスク許容度は、自分の年齢や性格、家族構成、財産状況などによって異なります。
一般的には、年齢が若いほどリスク許容度が高くなります。
なぜなら、若い人は長い期間で投資を続けられるため、市場の変動に対応できる余裕があるからです。
また、性格的に冒険好きな人や家族の負担が少ない人もリスク許容度が高いと言えます。
リスク許容度が高い人は、株式などのリターンが高いがリスクも大きい資産に多く投資することができます。
逆に、リスク許容度が低い人は、債券などのリターンが低いが安定した資産に多く投資することが適切です。
インデックス投資における積立額やリスク許容度は、個人の状況や目的によって変わります。
そのため、自分に合ったプランを作成することが重要です。
インデックス投資は長期的な視点で行うことが必要です。
市場の動きに一喜一憂せず、自分の計画に忠実に実行することで、インデックス投資の効果を最大限に引き出すことができます。
収入と支出のバランス
インデックス投資における積立額の決め方は、収入と支出のバランスによっても変わってきます。一般的な目安としては、収入の10%程度を積立金額として設定することが推奨されます。しかし、これはあくまで目安であり、個人のライフスタイルや目標に合わせて調整する必要があります。
収入と支出のバランスを把握するためには、家計簿をつけることが大切です。家計簿をつけることで、自分の収入と支出の内訳を明確にし、無駄な出費を削減することができます。また、家計簿をつけることで、自分の貯蓄率や資産形成度を把握することもできます。
インデックス投資における積立額は、自分の収入と支出のバランスに応じて決めることが重要です。積立額を決める際には、以下の点に注意しましょう。
・積立額は自分の負担にならない範囲で設定すること
・積立額は長期的な視点で見直すこと
・積立額は市場の状況や自分の目標に応じて柔軟に変更すること
インデックス投資は、積立額を決めてコツコツと続けることが成功のカギです。
自分に合った積立額を見つけて、インデックス投資を始めてみましょう。
家計簿についてはスマホアプリで管理する事をおすすめしています。
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理想の積立額とは
積立額の平均値
日本証券業協会が2022年3月に発表した調査によると、インデックス型投資信託の積立額の平均は、月額14,300円でした。
この平均額は、毎月1万円ずつ積み立てている方が多いことを示しています。
また、年代別に積立額をみると、20代は月額10,000円、30代は月額12,000円、40代は月額16,000円、50代は月額18,000円、60代以上は月額20,000円でした。
一般的には、月々1万円から3万円程度が目安とされていますが、これはあくまで参考値であり、自分に合った金額を決めることが大切ですね。
こういったデータを見ると、つみたてNISAを満額積み立てられている人の方が少ないようですね。
インデックス型投資信託で理想的な毎月の積立額
インデックス型投資信託で理想的な毎月の積立額は、一概には言えません。積立額は、目標金額、期間、リスク許容度、収入などによって変わります。しかし、一般的な目安としては、以下のような計算方法があります。
まず、目標金額を決めます。例えば、10年後に1000万円を貯めたいとします。次に、インデックス型投資信託の年間平均リターンを想定します。例えば、5%とします。この場合、毎月の積立額は約6万円になります。これは、以下の公式で求められます。
毎月の積立額 = 目標金額 / ((1 + 年間平均リターン) 期間 – 1) / (年間平均リターン / 12)
この公式は、複利計算を用いています。複利計算とは、運用益を再投資して利息が利息にもつくように計算する方法です。複利計算では、長期的には少額でも大きな効果が期待できます。
ただし、この計算方法はあくまで目安です。実際には、市場の動きやインフレ率などによってリターンが変動します。また、積立額を固定するという前提も現実的ではありません。収入や支出が変わったり、緊急事態が発生したりする可能性もあります。
要するに理想の積立金額は「投資の目的により変動する」という事ですね。
積立額を調整するタイミング
自分のリスク許容度と資産配分を決めることが重要です。
リスク許容度とは、自分がどれくらいの損失に耐えられるかということです。
一般的には、若い人や目標期間が長い人ほど高いリスク許容度を持っています。逆に、年配の人や目標期間が短い人ほど低いリスク許容度を持っています。
リスク許容度に応じて、株式や債券などの資産クラスの割合を決めます。これを資産配分と呼びます。
例えば、「株式70%・債券30%」や「株式50%・債券50%」などです。
資産配分は、インデックス型投資信託のパフォーマンスに大きな影響を与えます。
株式はリスクが高いですが、期待リターンも高いです。債券はリスクが低いですが、期待リターンも低いです。
株式と債券のバランスをうまくとることで、自分の目標に合った適切なリスクとリターンの組み合わせを選ぶことができます。
最後に、市場の動きに左右されず、定期的に見直しと再分配を行うことが必要です。
市場の動きによって、資産配分が変わってしまうことがあります。
例えば、「株式70%・債券30%」という資産配分で始めたとします。
しかし、株式市場が上昇したことで、株式の割合が80%になってしまったとします。
この場合、自分のリスク許容度よりも高いリスクを取っていることになります。
そこで、株式を売って債券を買って、元の資産配分に戻すことを行います。
これを再分配(リバランス)と呼びます。再分配は、自分の目標に沿ったリスクとリターンのバランスを保つために必要な作業です。
また、再分配は、高値で売って安値で買うことにもなります。
積立額調整の3つのポイント。
1.自分の目標金額と期間を明確にする。
2.自分のリスク許容度と資産配分を決める。
3.市場の動きに左右されず、定期的に見直しと再分配(リバランス)を行う。
以上の3つのポイントに基づいてインデックス型投資信託の積立額を調整することで、長期的なパフォーマンスを向上させることができます。
市場の動きに惑わされず、自分の目標と計画に忠実に投資することが大切です。
おすすめのインデックス型投資信託
初心者から上級者まで使えるおすすめ投資信託3選
初心者から上級者まで使えるおすすめのインデックス型の投資信託を3つ紹介します。
1.eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)は、日本を含む全世界の株式に均等に投資するインデックスファンドです。信託報酬は0.11330%と低コストで、購入手数料も無料です。また、純資産総額が12兆円を超えており、流動性も高いです。
そのため、初心者から上級者まで、幅広い投資家におすすめできるインデックスファンドです。
具体的には、以下の特徴があります。
* 対象指数:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)
・信託報酬:年率0.11330%(税込)→2023年9月8日より0.05775%(税込)に引き下げ
・購入手数料:無料
・純資産総額:1.3兆円超(2023年8月時点)
全世界の株式の85%に時価総額加重平均型で投資する事ができます。
信託報酬は0.11330%(9月から0.05775%)と低コストで、購入手数料も無料です。また、純資産総額が2.5兆円を超えており、流動性も高いです。
そのため、初心者から上級者まで、幅広い投資家におすすめできるインデックスファンドです。
2.eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
具体的には、以下の特徴があります。
・対象指数:S&P500(配当込み、円換算ベース)
・信託報酬:年率0.09372%%(税込)
・購入手数料:無料
・純資産総額:2.5兆円超(2023年8月時点)
S&P500に連動することで、米国株式市場の成長を享受することができます。
3.eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、日本を除く先進国の株式に投資するインデックスファンドです。信託報酬は0.11%と低コストで、購入手数料も無料です。また、純資産総額が0.5兆円を超えており、流動性も高いです。
そのため、初心者から上級者まで、幅広い投資家におすすめできるインデックスファンドです。
具体的には、以下の特徴があります。
・対象指数:MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)
・信託報酬:年率0.09889%(税込)
・購入手数料:無料
・純資産総額:0.5兆円超
日本を除く先進国の株式に投資することで、リスクを抑えながら長期的な資産形成を目指すことができます。
なお、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、為替ヘッジをしていないため、為替変動の影響を受けます。
長期運用に最適な投資信託の条件
長期運用に最適な投資信託は、以下のような条件を満たすものです。
・運用期間が長い(3年以上)
・信託報酬が低い(0.5%以下)
・運用実績が良好
具体的には、以下のようなものが考えられます。
・国内株式インデックスファンド
・外国株式インデックスファンド
・バランスファンド
・ETF
国内株式インデックスファンドは、日経平均株価やTOPIXなどの指数に連動するように運用される投資信託です。国内株式市場全体に分散投資できるため、リスクを抑えながら長期的な資産形成を目指すことができます。
外国株式インデックスファンドは、S&P500やMSCI ACWIなどの指数に連動するように運用される投資信託です。米国や欧州などの先進国や新興国株式市場に分散投資できるため、国内株式市場に依存しない資産形成を目指すことができます。
バランスファンドは、株式や債券などの複数の資産に分散投資する投資信託です。株式の値動きに左右されにくいため、安定的な運用を目指すことができます。
ETFは、上場投資信託の略称です。株式市場に上場されており、株式と同じように売買することができます。信託報酬が低い商品も多く、長期運用に適しています。
なお、投資信託の選び方は、投資目的やリスク許容度などによっても異なります。
まとめ
積立額は一人一人に合ったものを(目安は手取り給料の10%)
いかがだったでしょうか。
今回は、インデックス投資の積立金額について解説してきました。
基本的には手取り給料の10%を貯金、10%を投資に回していくようにすれば、家計はかなり安定するものと思います。
だけど、給料にもよりますが、手取り給料の80%で生活していく事になるので、家計簿アプリ等を駆使して、固定費の削減に取り組まなければ80%で生活していく事を難しいかもしれません。
筆者おすすめのマネーフォワードMEを利用して、固定費を削減していきましょう。
↑固定費削減の具体例とおすすめの家計簿アプリを紹介しています。
参考にして頂けると嬉しいですね❢
今回も皆様のお役に立てたら幸いです。
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますっ!
以上!