【いらないの?】個人でWindowsを使う場合にセキュリティソフトは必要か?
Windowsは、世界で最も人気のあるオペレーティングシステム(OS)です。
しかし、その人気ゆえに、ウイルスやマルウェアなどの悪意ある攻撃の標的にもなりやすいというイメージがあります。
そこで、多くのユーザーは、Windowsを使うなら、セキュリティソフトをインストールする必要があると考えています。
しかし、実はWindowsには、セキュリティソフトが必要ない理由がいくつかあります。
この記事では、その理由を紹介します。
パソコンなのに、セキュリティソフトが必要ないの?
なんだか怖いよぉ💦
MicrosoftがサポートしていないWindowsを利用しているのなら必要だけどね❢
セキュリティソフトはなぜ必要ないのか
実はWindows自体に強固なセキュリティ機能が備わっています
※パソコン博士TAIKIさんがわかりやすく動画にしてくれています。
Windowsは、世界で最も広く使われているオペレーティングシステムです。
そのため、サイバー犯罪者やハッカーの標的になりやすいというイメージがあります。
しかし、Windowsには、標準で搭載されているセキュリティ機能があります。
たとえば、Windows Defenderは、ウイルスやマルウェアを検出して削除することができます。
また、Windows Updateは、定期的にセキュリティパッチを配信して、システムの脆弱性を修正します。
さらに、Windows Helloは、顔認証や指紋認証などのバイオメトリクス技術を使って、パスワードなしでログインすることができます。
これらのセキュリティ機能は、Windowsのユーザーにとって十分な保護を提供しています。
しかし、多くのWindowsユーザーはセキュリティソフト必要だと思い込まされています
なぜか多くの人は、Windowsにはセキュリティソフトが必要だと思い込んでいます。
その理由の一つは、セキュリティソフトのメーカーや販売者が、恐怖心を煽って、自社の製品を売り込んでいるからです。
彼らは、Windowsのセキュリティ機能では不十分だと言って、より高度な保護を必要とするかのように説得します。
また、彼らは、無料のセキュリティソフトでは危険だと言って、有料のセキュリティソフトを勧めます。
しかし、これらの主張は根拠がないか、誇張されていることが多いです。
本当に必要な対策は
本当に必要な対策は、Windowsのユーザー自身が、自分の行動や習慣に気を付ける事です。
たとえば、不審なメールやリンクを開いたり、ダウンロードしたりすることは、ウイルスやマルウェアに感染する可能性が高くなります。
また、パスワードを使い回したり、公共のWi-Fiを使ったりすることは、個人情報やアカウントが盗まれる危険性が高まります。
これらの行動や習慣は、どんなセキュリティソフトがあっても防ぐことができません。
つまり、Windowsにセキュリティソフトが必要ないのに、必要と思い込まされている理由は、セキュリティソフトのメーカーや販売者の宣伝やユーザー自身の不注意にあると言えます。
Windowsのユーザーは、自分のシステムに備わっているセキュリティ機能を信頼し、自分の行動や習慣に気を付ければ、安心してインターネットを利用する事が出来るのです。
有料セキュリティソフトはまだまだ元気
ユーザー以外は儲かる仕組みになっている
どうして有料セキュリティソフトを、家電量販店やメーカーがおススメするのか?
そこにはパソコンメーカー、家電量販店、セキュリティソフト会社が3社ともに儲かる仕組みが出来上がっているからです。
家電量販店でパソコンを購入された、または買いに出かけた事のある方だったらわかると思うのですが、家電量販店のパソコンは多くの場合
最初からセキュリティソフトが入っています!
で、そのセキュリティソフトは「購入後〇ヶ月無料!」といった売り方をされている場合が多いです。
そのまま使い続けると〇ヶ月後に、無料で使える期限が来て「このままではパソコンは危険にさらされます」的なメッセージが来ると、不安感を煽られて有料での契約をしてしまう方が多いですね。
この構造にはちょっとしたカラクリがあります。
①セキュリティソフト会社から、パソコンメーカーにお金を支払う事で、最初からセキュリティソフトが入っている状態にする。
②セキュリティソフトが入ったパソコンを家電量販店で販売してもらう。(セキュリティソフトが無料で入っている事で販売店も売りやすくなる)
③無料期限が切れたセキュリティソフトを、パソコンユーザーがお金を払って契約すると、パソコンメーカーに手数料が入る。
パソコンを購入したユーザー以外は、皆さん儲かる仕組みが出来上がっていますね。
なので、Windowsに標準で搭載されている、セキュリティで十分な性能があるという、正しい情報はなかなか一般化されないようになっています^^;
セキュリティソフトに払う固定費を削減
一般的に、有料セキュリティソフトの利用料金は、年間契約で数千円から数万円程度です。
具体的な金額は、ソフトウェアの種類やメーカー、対象デバイスの数や期間などによって異なります。
例えば、日本で人気のある有料セキュリティソフトとしては、ノートン セキュリティ、カスペルスキー インターネット セキュリティ、トレンドマイクロ セキュリティなどが挙げられます。
これらのソフトウェアの利用料金は、以下のようになっています。
・ノートン セキュリティ:1年間で5台まで使えるプランが6,980円(税込)
・カスペルスキー インターネット セキュリティ:1年間で3台まで使えるプランが4,950円(税込)
・トレンドマイクロ セキュリティ:1年間で3台まで使えるプランが5,940円(税込)
※購入する販売店により、多少値段のバラつきがあります。
これらのデータから、有料セキュリティソフトの利用料金の平均額は、年間約6,000円と推定できます。
月額約500円ですね。
必要のないものに月額500円は払いたくないですね^^;
まとめ
筆者は不安を煽って商品を買わせようとする商売が好きではありません
いかがだったでしょうか。
今回は最新Windowsにおいて、有料セキュリティソフトは基本的に必要がない事を解説してきました。
これって結構、生命保険の話と似ている部分があって、高額療養費制度があり、社会保障が充実している日本でも、民間生命保険に入らないといけない!と思い込んでいる、保険貧乏さんがいらっしゃいます。
これも、不安を煽られて「それだったら」と加入する方が多いでしょう。
正しい情報を入手して、必要最低限の掛け捨て保険と貯蓄で十分で、筆者の友人でも独身で、掛け捨て保険に3万円以上払っている人がいます。
不安だからですよね。
有料セキュリティソフトも、基本的には不安を煽られて加入する方が多いと思うので、しっかりとした正しい知識を身に付けて、不安を解消しておきましょう!
参考にして頂けると嬉しいですね❢
今回も皆様のお役に立てたら幸いです!
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますm(__)m
以上!