【どんな投資信託?】楽天・ワイド・モート・フォーカス・インデックスの特徴を解説!
「米国株で安定的に利益を上げたいけど、どの銘柄を選べばいいか分からない…」
そんな投資家の一つの選択肢となりえるのが、2024年2月2日に設定された楽天・ワイド・モート・フォーカス・インデックスです。
このインデックスは、競争優位性を持つ企業に割安な株価で投資することを目指しており、長期的な資産形成に最適な投資対象と言えます。
本記事では、楽天・ワイド・モート・フォーカス・インデックスの特徴を解説し、投資信託として運用するメリット・デメリットについてもご紹介します。
米国株投資で安定利益を目指す方、長期的な資産形成に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください!
楽天・ワイド・モート・フォーカス・インデックス?
名前が長くて覚えられないや^^;
一応愛称として『楽天・ワイド・モート』とされているよ。
どこの国の何に投資するのかわかりにくいよね?
今回はこの楽天・ワイド・モートについて、どの国の何に対して投資していくのか?
わかりやすく紹介していくね!
うん。
良いファンドだったら僕も購入を検討させてもらうよ^^
楽天・ワイド・モート・フォーカス・インデックスとは?
楽天・ワイド・モート・フォーカス・インデックスは、米国市場に上場する幅広い企業の中から、持続的な競争優位性を有する企業を選定し、その株価指数化したものです。
投資信託「楽天・モーニングスター・ワイド・モート・フォーカス・インデックス・ファンド」を通じて、この指数に連動することを目指す投資が可能になります。
販売会社は楽天証券、三井住友信託銀行で、信託報酬は0.55%(税込)。
販売手数料は楽天証券で購入すれば無料です。
主な特徴
- 持続的な競争優位性を持つ企業に投資
- モーニングスター社の経済的堀分析に基づき、厳選
- 無形の資産、コスト優位性、規模の経済など、5つのグループに分類
- 長期的な成長を目指す
- 過去の実績では、S&P500®指数を上回っています
- 景気の影響を受けにくい
過去の実績でS&P500を上回っているって凄いね!
楽天・ワイド・モート・フォーカス・インデックスの特徴
この投資信託は、「モーニングスター・ワイド・モート・フォーカス株式指数」に連動することを目指します。この指数は、持続的な競争優位性を持つと判断された米国企業で構成されています。具体的には、以下のような特徴を持つ企業が選定されます。
- 特許やブランド力などの無形資産
- 規模の経済
- ネットワーク効果
- 高い顧客ロイヤルティ
割安な価格で投資
この投資信託は、競争優位性を持つ企業の中でも、割安な価格で投資することを目指します。具体的には、以下の指標に基づいて、割安な株価と判断された企業が選定されます。
- P/B比率
- P/Eレシオ
- 配当利回り
持続的に優位性がある銘柄を選定する。
そんなテーマで自分が個別銘柄を選定するとなると大変だね。
楽天・ワイド・モート・フォーカス・インデックスのメリット
この投資信託は、Morningstar ワイド・モート・フォーカス株式指数(円換算ベース)に連動する成果を目指したインデックス型投資信託です。
Morningstarのアナリストにより相対的に割安と考えられる40~80銘柄を投資対象として均等加重平均で投資します。
実はこの指数に連動する成果を目指したETFは米国で存在しています。MOATというETFです。
※青がMOAT 黄色がVOO。Googleファイナンスにて作成。
MOATとS&P500指数に連動するETFとして有名なVOOを比較してみました。わずかながらMOATがVOOをアウトパフォームしています。
楽天・ワイド・モート・フォーカス・インデックスのメリットとして以下の点があげられます。
①長期的な成長が見込める
②個別株選びの負担を軽減
投資信託なんだから個別銘柄の選定負担を軽減してくれるのは当たり前だけど、長期的な成長が期待できる銘柄を選定してくれるのは助かるね^^
楽天・ワイド・モート・フォーカス・インデックスのデメリット
楽天・ワイド・モート・フォーカス・インデックスのメリットについて紹介しました。
しかし、投資にはリスクがつきものです。
楽天・ワイド・モート・フォーカス・インデックスに投資する前に、以下のデメリットを理解しておきましょう。
①意外とコストが高い
楽天・ワイド・モート・フォーカス・インデックスは、インデックス型投資信託とされていますが、インデックス型投資信託の中では信託報酬が0.55%(税込)と高いです。
S&P500への投資信託が軒並み0.1%(税込)を切っている中で、信託報酬が0.55%(税込)というのはかなり高いと言わざるを得ないですね。
②指数選定の主観性
企業の選定は、モーニングスターの独自基準に基づいて行われます。
そのため、投資家の判断とは異なる銘柄が含まれる可能性があります。
このままS&P500をアウトパフォームする事が出来るのかはわかりません。
③米国市場への集中
楽天・ワイド・モート・フォーカス・インデックスは、米国株式市場のみを対象としています。
そのため、他の地域への投資機会を逃してしまう可能性があります。
この辺りはS&P500かオルカンか?の論争に近いものですね。
このデメリットを覆す位のメリットを感じないと、しいてこのファンドを選ぶ意味はないかなぁ。
まとめ
米国株投資の選択肢にはなるけど、あえて選ぶ必要はないかなぁ。って思います
いかがだったでしょうか。
今回は2024年2月2日に設定、運用開始された楽天・ワイド・モート・フォーカス・インデックスについて紹介してきました。
インデックス型投資信託に積立投資を行うとなると、やはり信託報酬の高さがネックになってきます。長期間信託報酬がかかり続ける訳ですからね^^;
なので若干S&P500をアウトパフォームする可能性を秘めた信託報酬の高い投資信託に積立投資をするのなら、少し毛色が変わったNASDAQ100に連動する投資信託とS&P500に連動する投資信託へ50%50%で積み立てていく、とかの方がおもしろいと思いますね。
S&P500の投資信託であれば信託報酬0.1%(税込)以下、NASDAQ100の投資信託でも0.5%(税込)以下で投資していく事が可能です。
投資先を決めてしまえば、個人投資家がコントロール出来るのはコストだけなので、以下に低コストで安定したリターンが期待できるか?が大きなカギになりますね。
楽天証券をお使いの方でしたら、楽天プラスシリーズのS&P500とNASDAQ100の低コストインデックス型投資信託があるので紹介しておきます。
↑楽天S&P500と楽天NASDAQ100について紹介しています。
参考にして頂けると嬉しいですね❢
今回も皆様のお役に立てたら幸いです。
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますっ!
以上!