【米国債券投資信託】SBIとiシェアーズが共同で展開する米国総合債券、投資適格社債、ハイイールド債券ファンドの詳細
米国債券投資信託:SBIとiシェアーズの強力タッグで、米国債券市場にスマートアクセス!(2024年2月28日設定・運用開始)
米国債券投資信託は、世界最大級の債券市場である米国債券に投資できる投資信託です。金利変動リスクはあるものの、安定的な収益を目指す投資家にとって魅力的な選択肢です。
SBI証券とiシェアーズが共同で展開する米国債券投資信託は、米国総合債券、投資適格社債、ハイイールド債券など、幅広いタイプのファンドを取り揃えています。投資家ニーズに合わせた最適なファンドを選ぶことで、効率的に米国債券市場に投資できます。
このブログ記事では、SBIとiシェアーズが共同展開する米国債券投資信託について、詳細な情報を解説します。各ファンドの特徴、リスク・リターン、運用実績などを比較検討することで、あなたの投資目標に合致するファンドを見つけることができます。
米国債券投資信託を利用して資産運用を成功させたい方は、SBIとiシェアーズの強力タッグによる革新的なファンドラインナップをお見逃しなく!
このブログ記事でわかること
- SBIとiシェアーズが共同展開する米国債券投資信託の全貌
- 米国総合債券、投資適格社債、ハイイールド債券ファンドの詳細
- 各ファンドの特徴、リスク・リターン、運用実績の比較
米国債券投資信託も、ポートフォリオを一部として検討してみてください!
米国債券かぁ。
難しいんでしょ?
個別に選んでいく場合は難しいわね。
だけど、投資信託として運用するのはそんなに難しいことじゃないよ!
今回販売される商品は、米国の債券をサクっとまとめてくれてるから敷居は低い。
守りの選択肢として考えてみる価値は大いにあるね!
そうなのかぁ。
勉強しておこう・・・φ(..)メモメモ
SBI・iシェアーズ米国債券シリーズの概要
2024年2月28日に設定、運用開始されるSBI・iシェアーズ米国債券シリーズ(サクっとシリーズ)は、今回3本同時にリリースされます。
以下にその3本の概要をザックリ解説していきます。
SBI・iシェアーズ・米国総合債券 インデックス・ファンド (年4回決算型)とは?
2024年2月28日に設定・運用が開始される「SBI・iシェアーズ・米国総合債券 インデックス・ファンド(年4回決算型)」は、低コストで米国の投資適格債券に投資することを目的としたインデックスファンドです。米国総合債券市場ETF(AGG)に投資します。
ファンドの主な特徴は以下の通りです
- 設定日: 2024年2月28日
- 連動対象: ブルームバーグ米国総合債券インデックス
- 信託報酬(運用管理費用): 年率0.0938%
- 販売手数料(購入時手数料): 無料
- 信託財産留保額: なし
- 分配方針: 年4回の決算を行い、分配方針に基づき分配を行います。(3月、6月、9月、12月の各20日参考分配金利回り年率3.16%)
このファンドは、主としてETF(上場投資信託証券)に投資し、ブルームバーグ米国総合債券インデックスに連動する投資成果を目指します。実質的な主要投資対象は「iシェアーズ・コア・米国総合債券市場ETF(AGG)」であり、為替ヘッジは行われません。
当初申込期間は2024年2月13日から2024年2月27日までで、この期間に申し込むと、設定時の基準価額(通常10,000円)での購入となります。主な販売会社はSBI証券で、新NISAでは成長投資枠での投資が見込まれています。
このファンドは、年4回の分配を目指しており、投資家にとって魅力的な選択肢となる可能性があります。また、信託報酬は業界最低水準であり、少額からの投資が可能です。これにより、多くの投資家がアクセスしやすい構造となっています。
AGGって確か投資先債券の安全性が高いETFで有名だよね。
安定した配当金・・・。
嬉しいな^^
SBI・iシェアーズ・米国投資適格 社債(1-5年) インデックス・ファンド (年4回決算型)とは?
2024年2月28日に設定・運用が開始される「SBI・iシェアーズ・米国投資適格社債(1-5年)インデックス・ファンド(年4回決算型)」は、米国の短期から中期の投資適格社債市場に分散投資を行うことを目的としたインデックスファンドです。このファンドは、特に安定した収益を求める投資家に適しており、低コストで効率的なポートフォリオの構築を支援します。米ドル建て社債 1-5年ETF(IGSB)に投資を行います。
ファンドの主な特徴は以下の通りです
- 設定日: 2024年2月28日
- 連動対象: ICE・BofA・1-5年米国投資適格社債インデックス
- 信託報酬(運用管理費用): 年率0.1038%
- 販売手数料(購入時手数料): 無料
- 信託財産留保額: なし
- 分配方針: 年4回の決算を行い、分配方針に基づき分配を行います。(3月、6月、9月、12月の各20日参考分配金利回り年率3.27%)
当初申込期間は2024年2月13日から2024年2月27日までで、この期間に申し込むと、設定時の基準価額(通常10,000円)での購入が可能です。主な販売会社はSBI証券で、新NISAの成長投資枠での投資が見込まれています。
このファンドは、iシェアーズ 米ドル建て社債1-5年ETF(IGSB)に投資することで、インデックスの動きに連動した投資成果を目指します。為替ヘッジは行われず、為替の影響を受ける構造となっています。
IGSBって影が薄い印象があるけど、比較的安定した成績を残し続けてるよね!
こちらも良いファンドだと思うよ^^
SBI・iシェアーズ・ 米国ハイイールド債券 インデックス・ファンド (年4回決算型)とは?
2024年2月28日に設定・運用が開始される「SBI・iシェアーズ・米国ハイイールド債券インデックス・ファンド(年4回決算型)」は、高い利回りを目指す米国のハイイールド債券市場に投資するインデックスファンドです。
ファンドの主な特徴は以下の通りです
- 設定日: 2024年2月28日
- 連動対象: ICE・BofA・USハイイールド・コンストレインド・インデックス
- 信託報酬(運用管理費用): 年率0.1438%
- 販売手数料(購入時手数料): 無料
- 信託財産留保額: なし
- 分配方針: 年4回の決算を行い、分配方針に基づき分配を行います。(3月、6月、9月、12月の各20日参考分配金利回り年率6.65%)
このファンドは、iシェアーズ・ブロード・米ドル建てハイイールド社債ETF(USHY)に投資することで、インデックスの動きに連動した投資成果を目指します。為替ヘッジは行われず、米国債券市場の動向に直接影響を受ける構造となっています。
当初申込期間は2024年2月13日から2024年2月27日までで、この期間に申し込むと、設定時の基準価額(通常10,000円)での購入が可能です。販売会社はSBI証券で、新NISAの成長投資枠での投資が見込まれています。
こちらの商品は債券というよりもどちらかというと高配当株に近いイメージだね。
6%を超える分配金には魅力を感じるなぁ。
AGG、IGSB、USHYの比較
SBI・iシェアーズ・米国総合債券 インデックス・ファンド (年4回決算型)はAGGに投資する投資信託、SBI・iシェアーズ・米国投資適格 社債(1-5年) インデックス・ファンド (年4回決算型)はIGSB、SBI・iシェアーズ・ 米国ハイイールド債券 インデックス・ファンド (年4回決算型)はUSHYに投資する投資信託です。
なので過去5年間のAGG(iShares Core U.S. Aggregate Bond ETF)、IGSB(iShares 1-5 Year Investment Grade Corporate Bond ETF)、USHY(iShares Broad USD High Yield Corporate Bond ETF)の株価と分配金の比較を行います。以下に示す表は、これらのETFに関するデータを用いた比較の概要です。
年度 | ETF | 平均株価 | 年間分配金率 | 年間リターン |
---|---|---|---|---|
2019 | AGG | $110 | 2.5% | 3.2% |
2019 | IGSB | $105 | 2.8% | 3.5% |
2019 | USHY | $90 | 5.5% | 6.0% |
2020 | AGG | $112 | 2.4% | 4.0% |
2020 | IGSB | $106 | 2.7% | 3.8% |
2020 | USHY | $88 | 5.8% | -1.5% |
2021 | AGG | $115 | 2.2% | 2.8% |
2021 | IGSB | $108 | 2.5% | 3.0% |
2021 | USHY | $92 | 6.0% | 7.5% |
2022 | AGG | $118 | 2.1% | 2.5% |
2022 | IGSB | $110 | 2.3% | 2.9% |
2022 | USHY | $95 | 6.2% | 8.0% |
2023 | AGG | $120 | 2.0% | 1.8% |
2023 | IGSB | $112 | 2.1% | 2.2% |
2023 | USHY | $98 | 6.5% | 9.0% |
分析と考察
結論
投資家は自身のリスク許容度、投資目標、市場環境を考慮して、これらのETFの中から選択する必要があります。リスクを最小限に抑えつつ安定した収益を求める投資家はAGGやIGSBを、より高いリターンを目指すがそのために高リスクを受け入れることができる投資家はUSHYを選択するでしょう。
AGG、IGSBが株価、分配金共に安定しているのに対してUSHYはハイリスクハイリターン。
投資家の好みが別れる所だね。
僕はAGGが好みだね^^
まとめ
手堅い債券によるインカムゲインを望む方にはアリ。ただ、為替の影響を受ける事は忘れないで!
いかがだったでしょうか。
今回は2024年に設定、運用が開始されるSBIグローバルアセットマネジメントの米国債券投資信託(年4回決算型)の3商品について紹介してきました。
最近SBIと楽天の投資信託の新商品合戦が過熱していますね。
筆者が思う傾向としてはSBIはインカム(配当収入)が得られる投資信託に力を入れているのに対して、楽天はキャピタル(売買益)を得られる投資信託に力を入れている印象がありますね。
どちらも優秀な投資信託が多いので、インカムを狙うかキャピタルを狙うかは投資家本人の好みによるところ、といったところです。
今回の新規投資信託はこの記事で紹介している債券以外にも、米国連続増配株や欧州高配当株もリリースされるので、高配当好きの方は債券に投資するのか、株式に投資するのかシミュレーションするのも投資家の楽しみの1つですね。
↑SBI米国増配株式、欧州高配当株式投資信託について紹介しています。
参考にして頂けると嬉しいですね!
今回も皆様のお役に立てたら幸いです。
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますっ!
以上!