【1株から買える】楽天証券が1株から投資出来る新サービス「かぶミニ™」をスタート!
『日本の個別株買って、分散投資したいけど100株単位ではお金がかかりすぎるよね・・・。』
個別株に投資してみたいけど、お小遣いの中から投資されている方や、まだ十分に種銭が出来ていない方は、日本の個別株に手を出すのは敷居が高いですね^^;
実はこういった「100株を1単元」として取引しているのは、日本独自の制度であり、他の先進国では1株から取引できるので、その点では日本株に比べて外国株の方が、お金持ちでは無くても、投資に参加しやすい環境にあると言えます。
今回は筆者がおススメする証券会社である『楽天証券』が、1株単位で取引する事が出来るサービス「かぶミニ™」について、紹介していきます。
嬉しいね。
どこかの証券会社も同じようなサービスしていなかったっけ❔
これに楽天証券も参加する事で、より投資が身近になって、日本の景気も活性化されるといいね❢
そうなると全員ハッピーだね❢
サービス開始は2023年春予定。手数料も最安水準で開始予定。
サービス開始は2023年4月がめど。1株単位投資で投資がより身近に。
楽天証券が2023年4月をめどに 「かぶミニ™」 という新サービスを開始予定である事が3月1日に発表されました。
「かぶミニ™」とは、1株単位で株式を購入出来るサービスです。
国内株式の取引は、基本的に100株を1単元として売買されていますが、1株から購入する事が出来るサービスなので、投資がより身近に、参加しやすい環境になります。
例えば任天堂株を、1単元で購入する場合と、かぶミニ™で1株購入する場合で比較すると、2023年3月14日時点の株価が5,038円なので
通常の取引(100株) | かぶミニ™での取引 | |
売買の単位 | 100株単位 | 1株単位 |
最低投資額 | 503,800円 | 5,038円 |
上記の比較のように、今までは5,038円の株を買おうと思ったら、最低でも50万円以上のお金が必要でしたが、かぶミニ™では5,038円+手数料から投資出来るようになります。
個人投資家、特にサラリーマン投資家の方には、国内の株式投資に参加する敷居がぐぅーんと下がりますね。
かぶミニ™のメリット
手数料が業界最低水準である。
かぶミニ™は1株単位で取引できる証券会社の中でも、手数料は最低水準です。
単元未満株での取扱いを行っているSBI証券、マネックス証券と比較してみましょう。
楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 | |
手数料率(税込) | 買付→無料 | 買付→無料 | 買付→無料 |
売却→11円/回 | 売却→0.55%(最低手数料55円) | 売却→0.55%(最低手数料52円) | |
スプレッド | 0.22% | ― | — |
往復コスト
5,000円で計算 |
33円 | 55円 | 52円 |
リアルタイム取引 | 〇 | × | × |
ポイント投資 | 〇 | × | × |
日計り取引 | 〇 | △ | × |
上記のように、ネット証券王手3社を比較しても、楽天証券のかぶミニ™は手数料がかなり安いですね。
楽天証券のみスプレッドという料金が発生する仕組みになっています。
スプレッドって何?と思われる方も多いとは思いますが、手数料の一部と思って頂いて問題ないです。
このスプレッド費用を加味しても、楽天証券のかぶミニ™が最も安い手数料での取引となっています。
リアルタイム取引が可能
SBI証券、マネックス証券での1株単位の取引は1日1回の約定の為、取引できるタイミングが限られるのですが、かぶミニ™の場合は『買いたい!売りたい!』と思ったタイミングで取引が可能になっています。
いわゆる、リアルタイム取引ってやつですね。
かぶミニ™では指値での注文はできませんが(成行のみ)、その日に購入したものをその日のうちに売却する事も可能になっています。
大きなメリットですね。
指値注文とは、株価が指定した金額になったら売買するという注文方法です。
指値注文のメリットは、希望する金額で売買できることです。デメリットは、株価が希望する金額にならなければ取引が成立しないことです。
成行注文とは、現在の相場で即座に売買するという注文方法です。
成行注文のメリットは、確実に取引できることです。デメリットは、相場の変動によって思わぬ高値や安値で取引される可能性があることです。
配当金を受け取る事が出来る
ここが筆者的には一番メリットに感じる部分ですね。
1株単位で購入したとしても、配当金を受け取る事が可能になっています。
以前の記事でも日本株の高配当デメリットとして紹介した事があるのですが、100株単位で分散投資を行うのはかなり資金が必要になってきます。
仮に1株平均1,000円の株を30銘柄に分散投資しようとすると
30銘柄×100株×1,000円=300万円
という金額が30銘柄に分散投資する最低必要資金となりますが、同じように30銘柄に分散投資するにしてもかぶミニ™で購入する場合は
30銘柄×1株×1,000円=3万円
100分の1である3万円から、30銘柄への分散投資が可能になります。
日本株の高配当株投資も始めやすくなりますね^^
参考にして頂けると嬉しいですね❢
楽天ポイントを利用して購入する事ができる
かぶミニ™では楽天ポイントを利用した購入も可能になっています。(通常ポイントのみ)
特に使い道のないポイントがあまっているのなら、ポイントを無駄にしない使い道として活用するのもアリだと思いますね。
かぶミニ™のデメリット
投資出来る銘柄が最初は少ない
2023年4月にスタート予定のかぶミニ™ですが、対象銘柄は100銘柄程度からスタートし、順次拡大を予定しています。
東証一部上場銘柄で2023年2月時点で2,183銘柄あるので、20分の1での銘柄数からスタート。
その時点で、自分が欲しい銘柄が無い場合もありえますね。
この辺りは楽天証券さんに頑張って頂いて、銘柄数拡大を期待します。
キャピタルゲイン狙いの投資には向いていない
キャピタルゲインとは、株式や債券などの資産を売却することで得られる売買差益の事です。
基本的には、短期的に値上がりの利益を狙う投資方法であり、短期的な投資で利益を狙うのであれば、楽天証券なら「超割コース」や「いちにち定額コース」等で取引した方が、手数料も安く抑えられるし、指値での取引も可能です。
なので、キャピタルゲイン狙いの投資家の方が、あえてかぶミニ™を利用する理由は特にないかもしれません。
キャピタルゲインとは、株式や債券などの資産を売却する際に得られる売買差益の事です。
例えば、株価30万円で購入した株式が、50万円になった時に売却した場合、差額の20万円がキャピタルゲインになります。
まとめ
少しずつ高配当株を買い足していきたい方にはうってつけのサービス!
いかがだったでしょうか。
今回は楽天証券が2023年4月にサービス開始予定、新サービスであるかぶミニ™について紹介してみました。
結論としては、高配当株投資を始める方には良いサービスだと思いますね!
大きな種銭が無くても、少しずつ買い足していけるし、分散投資も少ない資金で可能になっています。
キャピタルゲイン(売買益)での利益を狙う投資をしたいのなら、手数料が少ない超割の個別株を買うとか、全世界インデックス投資がおススメですね。
長期で投資するなら、殆どの人はインデックス投資の成績に勝つ事は出来ないので、無理に個別株を買う必要は無いと筆者は考えますね。
その辺りは山崎元さん、水瀬ケンイチさんの共著である『ほったらかし投資術』に記載されています。
また筆者が具体的なおすすめの投資先も記事にしていますので、紹介しておきます。
参考にして頂けると嬉しいですね❢
投資はあくまでも、自己責任でお願いします。
今回も皆様のお役に立てたら幸いです!
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますので、よろしくお願いいたしますm(__)m
以上!