BNDとは?BNDについてわかりやすく解説!
前回紹介したAGGと双璧をなすETFTとして語られることが多いBND。
BNDとはどういったETFなのか、調べてみる事にした。
BNDとは?BNDっていったい何?
米国の信用度の高い債券市場全体へ投資できるETF!
ブルームバーグ・バークレイズ・キャピタル総合債券指数に連動した、パフォーマンスを目指す米国ETF。
ブルームバーグ・バークレイズ・キャピタル総合債券指数とは、バークレイズ・キャピタルが提供する米国債券指数で、米国における投資適格の格付け基準を満たしている国債や政府関連債、社債や担保付証券などを対象とした、総合型のインデックス指数である。
設定日は2007年4月7日。
運用会社はバンガード社。(VTIやVYMの運用会社)
BNDのメリットとは?
値動きが少なく、景気の暴落時にも安定している!
※Googleファイナンスより引用
上記のチャートを見ていもらえばわかるんだけど、値動きがすごく少ない。
リーマンショック時に、一時70ドル付近にまで下落してるんだけれども、回復も早く、その後もほぼ横ばいの動きをしている。
こういった『100年に一度の暴落』にも10%程の下落で踏ん張っているところがすごい。
AGGに比べると、やや株価のリターンが大きいのも特徴か。
配当利回りが安定している!
過去10年の配当利回りが平均で約2.8%。
ややAGGに比べると配当に波があるような感じだけれども、それでも2%台はキープで配当している。
高配当株のETFなんかと比べると、配当の安定感は特筆ものである。
経費率が0.04%しかかからず、配当は年12回、毎月配当されるのも、好む人には好まれると思う。
AGGと比較すると、やや安価で購入することが出来る!
AGGはすでに110ドル以上になってしまっていて、最低の購入ラインが12000円以上(円で言えば)かかってくることになる。
それに比べるとBNDは約85ドル。
約9300円程から購入する事が可能になっている。
なので、最低購入価格が低くてハードルが低いって感じる方もおられるかと思う。
ではBNDのデメリットは?
株式のETFなんかと比較すると、圧倒的にリターンが少ない!
暴落時の株価の踏ん張りは、すごく頼もしいところなんだけれども、逆の好況時のリターンがすごく少ない。
米国市場なので、S&P500とかが2桁以上の成長を見せている時なんかでも、BNDの成長率がほんの数%(3%とか)っていうことも余裕でありえる。
これは株式市場全体が好調な時は、非常に歯がゆく感じるし、実際長期投資の視点でみれば、株式のリターンの方が圧倒的に大きい事は歴史が証明しているところである。
なので、メインの資産として保有しておくには、資産拡大の成長を鈍化させる風に作用してしまうかもしれない。
〇億や〇十億のスケールで運用される方なら、話は変わってくるかもだけどねw
長期保有を前提としないと、手数料に負けてしまう^^;
オイラはメインで楽天証券を使っているんだけれども、1取引当たりの手数料が約定代金の0.495%(2021年4月18日現在、税込)なので短期で売買するとなると、手数料を払うだけ損失が出る場合もある。
ただ楽天証券もSBI証券も手数料の値下げを頑張っている最中なので、将来的にはもう少し安くなっているのか、もしかしたら無料化されているのか。
今後のネット証券の動向次第では、このデメリットは無くなる可能性もある。
ネット証券会社さん、頑張ってください(^^♪
まとめ!
メイン資産としてはきついけれども、10%位なら!
いかがだったでしょうか。
今回はBNDについて調べてみました。
オイラはまだまだ資産拡大期のフェーズではあるので、やはりメインは株式投資になってくるんだけれども、インカムゲインが大好きで、インカムゲインが発生する事がモチベーションになる!って方はVYM、HDV、SPYDにプラスして考えるといいかもしれませんね。
株式の高配当ETFに対して、鋼の安定感を持ったAGGやこのBNDなんかを合わせて運用すると値動きや、配当がマイルドになって安心感も上がるかもですね。
今回も皆様のお役に立てたら幸いでございます!
また勉強して少しでも良い記事がかけるように頑張っていくのでよろしくお願いいたしますm(__)m
以上!