【楽天証券にも誕生】楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型)が登場!
ついに待望のVYMファンド(四半期決算型)が2025年3月5日に新規設定されます!
高配当ETFとして絶大な人気を誇るVYM(バンガード・米国高配当株式ETF)に、投資信託という形で手軽にアクセスできる待望の投資信託です。今回のVYMファンドの登場により、楽天証券から手軽にVYMに投資できるようになり、投資初心者の方でも安心して米国高配当株投資を始められます。
VYMは、米国を代表する高配当企業400銘柄以上で構成された指数に連動しており、安定的な配当収入と長期的な成長が期待できます。四半期ごとに分配金が支払われるため、定期的な収入源としても魅力です。
この記事では、VYMファンドの魅力やメリット・デメリット、楽天証券での購入方法などを徹底解説します。 高配当投資に興味がある方は必見です!
楽天証券も分配金の出る投資信託が増えてきたね!
年4回決算型の投資信託は、SBI証券に遅れを取っていた感はあったけど、充実してきたね。
ただ、本数が増えるだけで、内容の良くない投資信託だったら意味が無いので今回もしっかりと内容をチェックしていくね!
うんうん。
良いファンドだと嬉しい!
楽天証券で年4回決算型のVYMファンドが新規設定!
楽天証券で年4回決算型のVYMファンドが買えるようになります!
「楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型)」が、2025年3月5日から設定・運用開始されると2月10日楽天投信顧問株式会社から発表されました。
これまで、年4回決算型のVYMファンドはSBIアセットマネジメントの商品がありましたが、今回は楽天投資顧問株式会社からも設定・運用を開始されます。
このファンドは、米国高配当株式ETFである「VYM」を主要投資対象としており、年4回の決算分配金を目指しています。
VYMは、米国を代表する高配当企業400銘柄以上で構成されており、安定的なインカム収入を期待できます。
高配当ETFのVYMとは?その魅力と特徴
VYMは、米国を代表する高配当企業にまとめて投資できるETFであり、安定的なインカム収入と長期的な成長を期待できます。
この記事では、VYMの魅力と特徴を分かりやすく解説します。
VYMとは?
VYMは、FTSEハイディビデンド・イールド指数に連動するように運用されているETFです。
この指数は、米国株式市場に上場している高配当銘柄で構成されており、VYMはこれらの銘柄に分散投資することができます。
VYMの魅力と特徴
- 高い配当利回り: VYMの最大の魅力は、高い配当利回りです。 一般的に、株式投資では値上がり益(キャピタルゲイン)を期待しますが、VYMは配当金(インカムゲイン)による収益を重視しています。 安定的な配当収入は、老後資金や生活費の足しにすることも可能です。
- 分散投資: VYMは、400銘柄以上の米国高配当企業に分散投資しています。 これにより、特定の企業の業績悪化によるリスクを軽減することができます。
- 低コスト: VYMの経費率は、0.06%と非常に低コストです。 投資信託と比較しても、VYMのコストは大幅に低く、長期投資にも適しています。
- 長期的な成長: VYMは、高配当企業に投資するだけでなく、長期的な成長も期待できます。 過去のデータを見ても、VYMは市場平均を上回るパフォーマンスを記録しています。
VYMはこんな人におすすめ
- 安定的なインカム収入を得たい人
- 長期投資を考えている人
- 分散投資でリスクを軽減したい人
- 株式投資初心者の人
まとめ
VYMは、高い配当利回り、分散投資、低コスト、長期的な成長という魅力的な特徴を持つETFです。
安定的なインカム収入を得たい方や、長期投資を考えている方にとって、VYMは有力な選択肢となり得ます。
VYMはキャピタルゲイン(株式の値上がり益)とインカムゲイン(分配金)の両方を狙える優秀なファンドです!
長期で持って『自分年金』にするのもいいね!
「楽天・⾼配当株式・⽶国VYMファンド(四半期決算型)」の現時点での評価。メリットデメリット!
「楽天・⾼配当株式・⽶国VYMファンド(四半期決算型)」に投資するメリット
次は具体的に「楽天・⾼配当株式・⽶国VYMファンド(四半期決算型)」に投資するメリットを考えていきます。
①高水準の分配金が期待できる
- VYMは、高配当利回りの米国株式を投資対象としているため、比較的高い分配金利回りが期待できます。
- 四半期決算型であるため、年4回の分配金受け取りのチャンスがあり、安定したインカムゲインを得られる可能性があります。
- 特筆すべきは、VYMの過去の増配実績です。 以下の表をご覧ください。
年 | 1株あたり分配金(年間) | 分配金利回り |
---|---|---|
2015 | $2.15 | 3.13% |
2016 | $2.20 | 3.30% |
2017 | $2.40 | 3.17% |
2018 | $2.65 | 3.09% |
2019 | $2.84 | 3.64% |
2020 | $2.90 | 3.11% |
2021 | $3.09 | 3.38% |
2022 | $3.25 | 2.90% |
2023 | $3.47 | 3.21% |
- (出典:Vanguard社のウェブサイト等を参照し作成。過去の分配金実績は、将来の分配金を保証するものではありません。)
- 概ね増配傾向にあり、ホールド(持つ)し続ける事で分配金の増配にも期待できます。
- 連続増配を続ける企業が多く含まれているため、将来的にも増配が期待できます。
- 増配は、インフレに対するヘッジとしても機能します。
②米国優良高配当株に分散投資できる
- VYMは、約400銘柄以上の米国高配当株に分散投資しています。
- 1つのファンドに投資するだけで、幅広い銘柄に分散投資できるため、リスクを低減できます。
- 特定のセクターに偏らず、様々な業種に分散されています。
③低コストで運用できる
- 投資信託の信託報酬は年率0.198%程度と、比較的低コストで運用する事が可能です。
- 低コストであることは、長期投資においてリターンを向上させる上で非常に重要です。
④楽天証券で手軽に投資できる
- 楽天証券で、100円以上1円単位で積立投資が可能です。
- 楽天ポイントを使って投資することも可能です。(ポイント投資)
- NISA(成長投資枠)の対象商品です。
分配率は約3%周辺をウロウロしているけど、分配金の金額は増えてきているよね!
ここがこのファンドの素晴らしい所なんだ!
「楽天・⾼配当株式・⽶国VYMファンド(四半期決算型)」に投資するデメリット
次は「楽天・⾼配当株式・⽶国VYMファンド(四半期決算型)」のデメリットについてもみていきましょう。
①元本保証ではない(価格変動リスク)
- 投資信託は、株式や債券などの価格変動のある有価証券に投資するため、元本が保証されていません。
- 市場の状況によっては、基準価額が下落し、元本割れする可能性があります。
- 特に、VYMが投資対象とする米国株式市場全体が下落した場合、大きな影響を受けます。
②分配金が保証されているわけではない
- 分配金は、現時点で堅調に推移していますが、運用状況によって支払われない場合や、減額される場合があります。
- 過去の分配金実績は、将来の分配金を保証するものではありません。
- 高配当を謳っていても、必ず分配金が出るとは限らないことを理解しておきましょう。
③為替リスクがある
- このファンドは、実質的に米ドル建ての資産に投資します。
- 円高ドル安が進むと、円換算での評価額が下がり、損失が発生する可能性があります。
- ただし、このファンドは「為替ヘッジなし」であるため、為替変動の影響を直接受けますが、その分、円安ドル高になった場合は、為替差益を得られる可能性もあります。
④NISA口座でも外国での税金がかかる
「楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型)」は、NISA(成長投資枠)の対象商品ですが、NISA口座で運用しても、分配金に対して外国税10%(米国での源泉徴収税)がかかるという点に注意が必要です。
⑤SBI年4回決算型のVYMと比較すると手数料が高い
SBI証券が「SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)」を2024年1月30日に設定されています。投資先が全く同じ商品となるので比較していきます。
項目 | SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型) | 楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型) | 備考 |
---|---|---|---|
運用会社 | SBIアセットマネジメント | 楽天投信投資顧問 | |
設定日 | 2024年1月30日 | 2025年3月5日 | SBI・Vの方が設定日が早い。 |
主要投資対象 | バンガード・米国高配当株式ETF(VYM) | バンガード・米国高配当株式ETF(VYM) | 同じ |
連動対象指数 | FTSEハイディビデンド・イールド指数 | FTSEハイディビデンド・イールド指数 | 同じ |
分配月 | 年4回(2、5、8、11月の各20日。休日の場合は翌営業日) | 年4回(1、4、7、10月の各15日。休日の場合は翌営業日) | 決算日が異なる |
信託報酬(税込、年率) | 約0.1238% | 約0.198% | SBI・Vの方が信託報酬が低い |
購入時手数料 | 無料(ノーロード) | 無料(ノーロード) | どちらも無料 |
信託財産留保額 | なし | なし | どちらもなし |
購入可能な販売会社 | SBI証券 | 楽天証券 |
2つのファンドを比較
- 信託報酬: SBI・Vの方が、楽天・VYMよりも大幅に低い信託報酬を設定しています。これは、長期投資において重要な要素です。
- ポイント投資: SBI証券ではVポイント等、楽天証券では楽天ポイントを使って投資することが可能です。
【どちらを選ぶべきか?】
- コスト重視なら: SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド
- 楽天経済圏をよく利用するなら: 楽天・高配当株式・米国VYMファンド
最終的には、ご自身の投資スタイルや、利用している証券会社、ポイントプログラムなどを考慮して、どちらのファンドがご自身に合っているか判断するといいですね。両ファンドとも、長期的な資産形成に適した商品であると考えられますが、細かな違いを理解した上で、投資判断を行いましょう。
楽天経済圏をフル活用している僕なんかはこのファンドの登場は嬉しい限りだよ!
まとめ
楽天証券メインで楽天経済圏をフル活用している方ならアリ。それ以外の人はSBIの方がメリットは大きい。
いかがだったでしょうか。
今回は2025年3月5日に設定・運用が開始される「楽天・⾼配当株式・⽶国VYMファンド(四半期決算型)」について紹介してきました。
結論を言うと「SBI証券で口座を持っている方はSBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)の方が良い」と思います。後からでたファンドで信託報酬が大きいのはいただけませんね^^;
ただ、楽天経済圏をフル活用されている方や、楽天証券でNISA口座を持っていて、NISA口座の移管をする気が全くない方だったらおススメできる商品だと思います。長期目線で持っておくと、増配も期待できる優秀なETFですからね。
どちらにせよ我々のような個人投資家にとって、新しい優良ファンドがどんどん登場してくれる事は嬉しい以外の何物でもありませんね^^
↑楽天証券の四半期決算型投資信託の紹介記事です。
参考にして頂けると嬉しいですね!
今回も皆様のお役に立てたら幸いです。
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますっ!
以上!