まんがでかわる 仕事は楽しいかね? 前向きになれる社会人にておススメの1冊!
kindleにて電子書籍を読んでいるとあなたへのおすすめ的な本を紹介される。
かなり前にこのまんが版の以前に発売されていた仕事は楽しいかねという本はオイラには何度か紹介されていたんだけれども、スルーしていた。
今回はまんが版を紹介されていて、kindleアンリミテッド加入者なら無料で読めるという事で暇つぶし程度の気持ちで読んでみたら、良著だったので紹介していこうと思う。
って結構心にグサッと響くサラリーマンが多いんじゃないかなぁ。
みんな家族の為とか住宅ローンの為とかで、色んな事を犠牲にしながら働いている人が多いイメージがあるしね。
なかなか、今の仕事が一番幸せです❢って言い切れる人の方が少ないしね。
でも、この本はそんな人にとって色んなアドバイスを与えてくれるよ❢
結論!何にでも気づいて、試す(行動できる)人になる事で仕事を楽しいと思えるようになるはず!
仕事はたのしいかね?
この本は調べてみると実は2001年12月に初版が発行された、すでに20年以上前の本の漫画バージョン。
もちろん漫画化する事で活字の本を読むのが苦手という方に読みやすくなってはいるんだけれども、2016年に発行されているので2016年当時の時代感もきちんと反映されている。
元々の著者はデイル・ドーデン(Dale Dauten)氏。
1950年生まれでマーケティング・リサーチ専門会社を起業してマクドナルド、3M、P&G等の米国優良企業を顧客に持つ会社にまで成長させている。
現在は米国を代表するコラムニストとして100社以上の新聞社に配信されて、毎週1000万人以上の読者に愛読されている。
彼自身がいわゆる成功者という人なんだけれども、彼は言う。
失敗も成功も捉え方次第!「試す事」自体に喜びを見い出そう!
と。
恐れずに「試して」ほしい。
その先にきっと仕事を「楽しい」と思える毎日がまっている、と。
仕事を楽しいと感じるコツとは?
日本国民の仕事への満足度は16.6%!(平成20年の調査)
本書では少し古い調査結果にはなるんだけれども、厚生労働省の調査にて「仕事のやりがい」で「十分に満たされている」「かなり満たされている」と答えた人がわずか16.6%にすぎなかったと書かれている。
これは10年以上前の古いデータであったので、オイラも自分で調べてみようとリサーチすると、国際機関である「世界経済フォーラム」の記事(2019年)にも国際比較された調査結果がでていたので紹介する。
・日本42%
・米国78%
・中国74%
・イギリス74%
・ドイツ71%
また仕事への不満足の評価もされており
・日本21%
・米国6%
・インド3%
↑の調査結果を見る限り、日本以外の国は誤差の範囲のようではあるが、日本は他の先進国に比べて半分近く満足度は低い。
本書の主人公である奈津は「特別な不満はない」けど「希望も見えない」といった仕事に対する感覚を持っている。
これは多くの人が共感できる部分ではないだろうか。
現代に生きる人間にとって、50年前の日本と比べてみると物質的にはめちゃくちゃ豊かになっている。
また、就職に関しても不景気で雇用落ち込んだ事があるとはいえ、雇用保険はあるし最悪の場合でも生活保護の制度もある。
ではなぜこんなに仕事満足度が低いのだろうか?
自分と他人とのギャップ、思い描いていた自分の未来とのギャップで悩まない!
誰しも、子供の頃や若い時代というのがありその当時思い描いていた未来というのが存在していたと思う。
オイラだって今はただのおっさんになってしまっているけれども、子供の頃は「プロ野球選手になりたいなぁ」と思っていたし、就職して会社に入った頃は「部長以上。いけたら取締役までいけたらなぁ」と思っていた事を思い出す。
でも時は流れて現在は自分自身がそうはなっていない現実に直面する。
本書で書かれている、必要な事というのはその理想と現実のギャップに苦しむ事や考える事ではなく
「今」と向き合い続ける事である!
と書かれている。
オイラも全くその通りだなぁって思う。
歩んできた過去というのは誰がどうやったって変える事は出来ないし、変えられない事に悲観しても意味がない。
かといって今から先もすべてうまくいかないとは限らないし。
そう考えると目の前が明るくなるし、人生に悔いが・・・。とか言う人とはまた違う次元で人生を歩んでいく感覚になっていくと思う。
どういう仕事が好きで、この先ずっと朝から晩までしたい仕事は多くの人はわからない!
先ほど書いたように、子供の時や若い時に抱いていた目標と現実というのはほとんどの人は変わってくる。
当たり前だけど、時代がかわって必要とされなくなった職業もあるだろうし、全員がプロ野球選手になれる訳でもない。
大事な事は昔の夢や目標に固執しなかったからこそ、偉大な功績を残してきた人の方が多いという事!
・黒澤明監督(元々は画家志望)
・SF作家星新一(製薬会社)
・ハリーポッターの作者J・K・ローリング(教師)
夢や目標を立てる事自体は必ずしも悪い事ではない。
ただ目標に縛られる事は愚かである。と筆者はいう。
今日の目標は明日のマンネリである。
自分自身も時代も、周りの環境も変わっていく中で目標は常に変わっていき「試す」事で自分自身は成長していく。
この辺りは自分で会社を作って、成功された方がよく言われる事ですね。
〇〇をやってみようかな?って思うんだけれども・・・。
〇〇は良いと思うんだけど、どう思う?
こういった質問なのか、ただ聞いて欲しいだけなのかよくわからない相談てオイラ自身も山ほど聞いたけど、そういう時に言う事って
迷う位だったらやったらええやん!!
である。
事業にしろ、趣味にしろそんなに初期投資がかからないものだったらオイラだったら迷わずやってみる事をおススメする。
仮に失敗したとしても、次にやろうとする事に生きてくるかもしれないし。
この著書が述べている事もまさにそうで、とりあえず失敗してもいいからやってみてよ!という事である。
それで段々その仕事が楽しくなって好きになっていくと、その仕事に関しては何十時間やってもあまり苦にならないし、逆に没頭して時間を忘れるくらいになる。
なので今やっている仕事でも新しい視点を持って試してみて、自分で好きな仕事なのか行動する事が大切である!
世の中、自分の目標が達成するまで待ってくれない!
人は得てして「やらない要因」「できない要因」を探してしまう傾向がある。
これは体験している方も多いんじゃないだろうか。
よくある会話で〇〇の話教えて?と聞かれて「あ、それね!これこれこういう事だよ」と教えてあげたのに「そういう事かぁ。いいねぇ。でも俺は忙しいから今は無理だな」といった具合の会話である。
「今、忙しい」とか「時間があればね」的な話をしてる人って起業したり、副業したりしても絶対に成功しないとオイラは思っている。
本書にも書かれているように、自分が行動し始めるまで世の中は待ってくれないのだから。
逆にやりたい事を思いつき、人並外れた行動力で動き始めアイデアの7割位しか具現化出来ていなくても、その人は成功する確率は高いと思う。
本書にもコインの裏表を当てるゲームに話で例えられているけれども、コインの裏か表を当てられる名人というのは存在せず、1/2の確率でしかあたらない。
ただ大事な事は
何度もゲームに参加(挑戦)する事である!
これ、オイラ的には結構心に響きますねぇ。
オイラ自身は成功者でもなんでもなくて、ただ介護士をしながらブログをしているだけだけど、良いと思った事はなんにでも挑戦して全力を尽くそう!と常に思っているので、共感する部分が多かったですね。
まとめ!
仕事がつまらないと感じている方や、マンネリを感じて憂鬱な感情を抱いている方は是非一読して欲しいと思う良著である!
いかがだったでしょうか。
今回は少し古い本ではあるけれども「まんがでかわる 仕事は楽しいかね?」という本を紹介してみました!
いつもしている投資の話や、政治経済、税金の話ではないんだけれども良著と思ったので紹介させて頂きました。
多いと思うんですよねぇ。
サラリーマンやってて仕事につまらなさや憂鬱な感情を抱いている人ってw
この本は読むことで少し気が晴れるというか、そういった悩みを緩和してくれる事になると思うので、悩んでいる方には是非読んで頂きたく思いますね!
いつものように投資本であると
今回も皆様のお役に立てたら幸いです!
また、役に立てる情報を発信出来るように、頑張りますのでよろしくお願い申し上げますm(__)m
以上!