【積立王子】なかのアセットマネジメントの新投資信託を解説!
「積立王子」こと中野晴啓さんが立ち上げた「なかのアセットマネジメント」待望の新投資信託がついに登場!
「なかの日本成長ファンド」と「なかの世界成長ファンド」の2つのファンドは、長期的な資産形成を目指す投資家にとって注目の投資信託の登場です。(楽天証券にて販売)
本ブログ記事では、積立王子のこだわりが詰まった2つのファンドの特徴を解説します。
こんな方におすすめ
- 中野晴啓さんの投資哲学に興味がある
- 長期的な資産形成を目指している
- 日本株・世界株への投資を検討している
- 個別株よりもファンドで運用したい
本記事の内容
積立王子渾身の投信で、あなたの資産形成を加速させましょう!
積立王子?
そういえば最近○○王子っていう呼び方は減ってきたね。
そうだね。
ハンカチ王子「斎藤佑樹」さんが活躍していた頃は○○王子っていう呼び名は流行っていたけどね。
中野晴啓さんは、その流れで「長期・分散・積立」を売りとしていたので「積立王子」と呼ばれていたのよ。
へぇ~。そうなんだぁ。
インデックス投資の基本的な考え方だね。
期待出来るファンドになっていそう!
積立王子こと中野晴啓さんとは?
積立王子こと中野晴啓(なかの はるひろ)さんは、日本の実業家であり、なかのアセットマネジメント株式会社の社長です。セゾン投信株式会社の創業者であり、元代表取締役会長CEOでもあります。
中野さんは1963年に生まれ、東京都出身です。1987年に明治大学商学部を卒業後、クレディセオンに入社。債券ポートフォリオを中心に資金運用業務に携わりました。
2006年には、投資信託の販売会社であるセゾン投信株式会社を設立し、2007年4月代表取締役社長に就任しました。中野さんの経営方針のもと、セゾン投信は独自の「長期分散投資」の理念を掲げ、顧客目線の商品開発と丁寧な情報発信に注力しました。
2020年6月にはセゾン投信の代表取締役会長CEOに就任し、2023年6月に退任しました。2023年9月、なかのアセットマネジメント株式会社の社長として、資産運用事業の運営に携わっています。
中野さんは、積立投資・長期投資による資産形成の普及に積極的に取り組んでおり、「積立王子」の愛称で親しまれています。また、著書やメディア出演も多く、投資に関する啓蒙活動にも精力的に活動しています。
中野さんの主な実績は以下の通りです。
- セゾン投信株式会社の創業者
- 「長期分散投資」の理念に基づく投資信託商品の開発・販売
- 積立投資・長期投資による資産形成の普及活動
- 著書「最新版つみたてNISAはこの9本から選びなさい」など、投資に関する書籍の執筆
- メディアへの出演
中野さんは、日本の投資信託業界の発展に大きく貢献した人物であり、現在も多くの投資家から尊敬されています。
積立投資の重要性を一生懸命説明してた方だよね。
著書もわかりやすくて、僕も勉強になったよ!
なかの日本成長ファンドの特徴
なかの日本成長ファンドは、なかのアセットマネジメント株式会社が運用する国内株式投資信託です。2024年4月25日に新規設定されたばかりの新しいファンドですが、以下のような特徴があります。(楽天証券にて販売)
1. 厳選された日本株への投資
国内金融商品取引所に上場している株式の中から、競争上の優位性を有する企業に厳選投資を行います。具体的には、以下の基準を満たす企業を投資対象としています。
- 独自の商品・サービスを持っていること
- 高い収益性を誇っていること
- 優秀な経営陣がいること
- 将来の成長性が高いこと
2. 長期的な視点での運用
短期的な値動きに惑わされることなく、長期的な視点で資産形成を目指します。そのため、保有期間は5年以上を想定しています。
3. 徹底的な銘柄分析
経験豊富な運用チームが、徹底的な銘柄分析を行い、有望な企業に投資します。分析には、財務諸表分析、企業分析、業界分析などを用いています。
4. アクティブ運用
インデックスファンドとは異なり、アクティブ運用で運用を行います。運用チームは、市場の動向を分析しながら、最適なポートフォリオを構築・運用します。
5. 信託報酬1.1%(税込)
信託報酬は1.1%(税込)と、アクティブファンドの中では比較的低い水準です。
こんな人におすすめ
- 日本の株式市場に投資したい人
- 長期的な視点で資産形成を目指したい人
- 厳選された銘柄に投資したい人
- アクティブ運用に期待する人
- 信託報酬を抑えたい人
厳選された日本株への投資。
最近「ホリエモン」こと堀江貴文さんも、これからは日本株に妙味があるような事言ってるから注目だね!
なかの世界成長ファンドの特徴
なかの世界成長ファンドは、なかのアセットマネジメント株式会社が運用する国際株式投資信託です。2024年4月25日に新規設定されたばかりの新しいファンドですが、以下のような特徴があります。(楽天証券にて販売)
1. 世界の成長企業への投資
世界各国の株式市場から、持続的な成長が期待できる企業に投資を行います。具体的には、以下の基準を満たす企業を投資対象としています。
- 独自の商品・サービスを持っていること
- 高い収益性を誇っていること
- 優秀な経営陣がいること
- 将来の成長性が高いこと
2. 長期的な視点での運用
短期的な値動きに惑わされることなく、長期的な視点で資産形成を目指します。そのため、保有期間は5年以上を想定しています。
3. 徹底的な銘柄分析
経験豊富な運用チームが、徹底的な銘柄分析を行い、有望な企業に投資します。分析には、財務諸表分析、企業分析、業界分析などを用いています。
4. アクティブ運用(手数料年率1.3%±0.2%税込)
インデックスファンドとは異なり、アクティブ運用(手数料年率1.3%±0.2%税込)で運用を行います。運用チームは、市場の動向を分析しながら、最適なポートフォリオを構築・運用します。
5. 為替ヘッジなし
為替ヘッジを行わないため、為替差益・差損を受ける可能性があります。
なかの世界成長ファンドの主な投資対象
- 北米
- 欧州
- アジア
- 新興国
- 世界の株式市場に投資したい人
- 長期的な視点で資産形成を目指したい人
- 厳選された銘柄に投資したい人
- アクティブ運用に期待する人
- 為替差益・差損の可能性も許容できる人
厳選銘柄への投資かぁ。
個別株を分析できるって凄いな!
まとめ
長期でインデックス投資より1%以上アウトパフォームし続けられるか。
いかがだったでしょうか。
今回は積立王子こと中野晴啓さんが新規設定した投資信託「なかの日本成長ファンド」と「なかの世界成長ファンド」について紹介してきました。(楽天証券にて販売)
まだ、運用して間もないので解説といっても実績がないファンドなので、紹介に近い感じになっています。
中野晴啓さんが積立王子と言われ、セゾン投信を立ち上げられた2007年~2010年代初頭に比べて、現在は手数料が安いインデックス・ファンドが数多く存在しています。
確かにセゾン投信発足頃を思えば、セゾン投信の考え方は非常に正しいと思われますが、山崎元さん水瀬ケンイチさん共著の「ほったらかし投資」のように全世界株式インデックスファンド(オルカン)のような商品がある現在において、なかのアセットマネジメントさんが運用するようなファンドの使命は終わっているのかもしれません。
今回紹介した商品が「なかの日本成長ファンド(手数料0.11%税込)」なら「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)(手数料0.143%税込)」、「なかの世界成長ファンド(手数料1.3%±0.2%税込」なら「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(手数料0.05775%税込)」の1%以上、運用成績が上回っていなければ、同じような資産形成は出来ません。
手数料が年率で1%以上上回っている分、1%以上高い利回りを達成できないと同じような資産形成が出来ない事に筆者はこのファンドに投資するのはしんどいかな?という印象をもってしまいます。
アクティブファンドなので、インデックスファンドの手数料と比較しても仕方ないのでは?という意見はよく聞くのですが、このファンドは長期分散投資を推奨している訳で、考え方としては一番分散が効いた低コストインデックスファンドである「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に長期積立投資を行う方が理にかなっています。
長期・積立・分散投資というのは現在、インデックス投資の攻略法としての正攻法であり、今回紹介したファンドの考え方自体がインデックス投資への投資と同じ考え方でもあるので、オルカンより1%以上高い手数料のファンドに、長期で積み立てる意味は2024年時点では薄れています。
中野晴啓さんのチャレンジ自体は有意義なものと思っているので、筆者としては観察していこうというスタンスですね。
今回も皆様のお役に立てたら幸いです。
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますっ!
以上!