【新NISA直前】『SBI日本高配当株式ファンド』ファンドは日本版VYMになる?
【新NISA直前特集】「高配当株への投資」が注目される中、『SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)』が話題を集めています。本ファンドは、日本の投資家にとっての「日本版VYM」―米国の人気高配当株式ETF―となるのでしょうか?
この記事では、ファンドの特性や戦略、そして将来性について詳しく解説し、その可能性を探ります。
日本の高配当株式市場における新たな機会を見据えながら、賢い投資戦略を考える参考にしてください。
日本版VYM?
そんな投資信託かETFが欲しいと思っていたよ!
銘柄分散の数はVYMに遠く及ばないけど、日本でVYMのような安定した投資信託かETFが欲しいよね!
今回紹介する『SBI高配当株式ファンド』はその可能性を秘めたファンドになっているよ。
高配当株投資を新NISAで実践したい人には注目のファンドだね!
その可能性を秘めているの!?
きちんと勉強しておこう・・・φ(..)メモメモ
SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)とは?
SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)の特徴とは?
SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)は、SBIアセットマネジメント株式会社が2023年12月4日より募集を開始し12月12日に設定、運用を開始する投資信託です。特徴としては以下にまとめます。
- 低信託報酬:このファンドの最大の魅力の一つは、信託報酬の低さです。たったの0.099%という低い信託報酬は、投資コストを抑えたい投資家にとって非常に魅力的です。低コストで運用されることは、長期的な投資効率を高める重要な要素となります。
- 四半期ごとの分配金支払い:このファンドは1月、4月、7月、10月の年4回、分配金を支払います。これらの月は通常、分配金が少ないため、定期的な収入を必要とする投資家にとって特に有利です。このような分配スケジュールは、年間を通じて安定したキャッシュフローを提供するという点で重要です。
- 高配当株に焦点を当てたアクティブ運用:東証に上場する約4,200銘柄を中心に、時価総額1,000億円程度以上の銘柄の中から、流動性や収益性、ROE(株主資本利益率)等の定量指標でスクリーニングを行い、さらに、コーポレートガバナンスや企業としての将来性などの定性分析を加味し、ポートフォリオの配当利回りが市場平均を上回ることを目指します。
- 選定された投資銘柄:ファンドは東京証券取引所に上場している大型株・中型株の中から、予想配当利回りが高い銘柄を選定します。また、各銘柄の組入れ比率は流動性を考慮して決定され、信用リスクや無配の懸念がある銘柄は定性判断で除外されます。このアクティブな運用スタイルにより、リスクを管理しながらも効率的な収益の獲得が可能です。
さらに簡単にまとめると
上記のような特徴があります。
ふ~ん。
業界最安コストが魅力なのかぁ。
SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)のポテンシャルは?
では一体「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」はどの位のポテンシャルが高いのか?おそらく、気になるにのはそこだと思いますが、SBIアセットマネジメント社は設定時のポートフォリオを公開しています。
※SBIアセットマネジメント社より
SBIアセットマネジメント社の説明では、ファンド設定当初は30銘柄を選別、現時点での予想配当利回りが4.57%。予想PER(株価収益率)は10.1倍、過去10年間の運用シミュレーションでは年率14.4%(配当込みで計算)で、TOPIXの5.4%(配当込みで計算)を大きく上回っています。
※SBIアセットマネジメント社より
TOPIXをアウトパフォームしていますね。特に直近3年は顕著に伸びていますが、筆者が気になるのは20年3月、コロナショックでの暴落時にTOPIXを下回っている事ですね。基本的に高配当株は値動きが緩やかで、下落幅が大きくないのが特徴なのですが、TOPIXよりも大きな下落幅です。
このファンドについては、一般の高配当株に現れる特徴は見受けられません。ただし、これは現時点での評価であって、これから銘柄入れ替えや、銘柄数を増やして安定させていく可能性もあるので期待しておきましょう。
個人的には年率の分配金は3.5~4%位で、値上がり益は年率2~3%位で落ち着きそうだと思っています。
このファンドに投資するだけで3%以上の配当金をもらえるなんて嬉しいな。
銘柄を選ぶのが苦手な僕なんかに最適だね^^
新NISAにおけるSBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)
成長投資枠で購入可能。購入出来る証券会社は?
「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」は、2024年開始の新NISA「成長投資枠」で購入可能な投資信託になります。取り扱う証券会社はSBI証券のみです。少しずつ取り扱う証券会社が広がっていく可能性はありますが、現時点ではSBI証券だけとなっています。
ただ、今回紹介している「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」についてはまだ運用が始まっていないし、基準となるインデックス指数がある訳でもないので、あくまで期待を込めた評価です。なのでこのファンドに1点投資とかはリスクが大きいですね。
日本株に投資するのなら以前紹介したNF野村株主還元70連動型(コード番号2529)のようなETFを同時に投資する事で分散を計ったり、米国高配当ETFであるVYMにも投資して分散する事が得策です。
SBI証券でしか取扱いがないのかぁ。
僕もSBI証券の口座を開設しておこうかな^^
四半期ごとの分配金 – 定期的な収益確保
「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」の分配金は1月、4月、7月、10月の年4回分配金として口座に振り込んでくれます。対して米国ETFのVYMは3月、6月、9月、12月に分配金が支払われるので、合わせて保有しておくと1月、3月、4月、6月、7月、9月、10月、12月と年間8回受け取る事が出来るので、受け取るタイミングの相性が良いです。
これに加えて、iシェアーズ 米国リート ETF(1659)を保有していると、毎月分配金を受け取れるポートフォリオが完成します。iシェアーズ 米国リート ETF(1659)は東証上場のETFで、ブラックロック社が運用している米国リート(不動産)に幅広く投資するETFで年間の分配金が約3%、2月、5月、8月、11月に分配されます。信託報酬は年率0.22%(税込)で安定した収益を期待できます。
昨今はインデックス投資が推奨されていて、筆者自身もインデックス投資がメインの投資として紹介していますが、高配当株投資も好きな投資手法ですね。高配当株投資の良い所は、現実にお金が振り込まれる事による喜びが、生活の向上を現実的に感じる事が出来る事です。自分なりのポートフォリオを作って、高配当株投資に全振りふるのもアリですね。
毎月振り込んでくれる分配金が出来るのは魅力的だな!
僕はインデックス投資より高配当株投資で行こうかな!
まとめ
実際の運用が始まってみないとわからないけど、手数料の低さにはSBIアセットマネジメントの本気を感じます
いかがだったでしょうか。
今回は「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」について紹介してきました。
手数料が税込で0.099%と非常に低い設定で、高配当株をまとめてくれるファンドが出来る事が嬉しいですね!
日本版VYMになるか?と思いながらわくわくしていましたが、30銘柄スタートと分散の幅は意外と狭く、VYM程の安定感は期待できないかもしれません。
ただ、現時点では運用スタート前ではあるので、これから大きく羽ばたいて、日本版VYMになるかもしれないので、期待をしながら見守っていきましょう!
↑おすすめの投資先を紹介しています!
参考にして頂けると嬉しいですね^^
今回も皆様のお役に立てたら幸いです。
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますっ!
以上!