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え? ダメなの!? 毎月分配型の投資信託のデメリットを解説!

yamato1720
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投資信託の買い付け金額ランキングを調べると必ずと言って良いほど上位にランキングされている毎月分配型の投資信託。

全然おススメできる商品ではないんだけれども、なぜおススメすることが出来ないのか?

今回はその理由について解説していこうと思う!

くま君
くま君
毎月分配型の投資信託かぁ。
毎月お金がもらえるんだから良いんじゃないの❓
アキ子
アキ子
そう考える人が多いから売れるのよね。
確かにずーっと同じ金額をもらえるんだったら最高なんだけど、それが続くのかな?
その辺りを今回は解説してみるね❢

そもそも毎月分配型の投資信託ってどういう商品?

毎月分配金を支払う方針を示している投資信託!

毎月分配型投資信託ってなんぞや?っていう話から始まるんだけれども、毎月分配型投資信託とは

毎月、分配金が出るんです・・・

そのまんまやんけ!っていうツッコミをたくさん頂きそうなんだけれども毎月、分配金を投資家に支払う事を方針としている投資信託である。

これだけ聞くと、毎月分配金が出て年金+分配金とか考えられている方には『いい商品じゃないの?』って思われる気持もすごくよくわかる。

だからこそ、人気商品の多くに毎月分配型投資信託が入っている。

ただ、この分配金に問題がある場合も多い。

その辺りを理解した上で毎月分配型投資信託を購入するのであれば良いんだけれども、大体の方は銀行の窓口で預金が多いので勧められてよくわからないのに契約してしまう場合も多い。

なので毎月分配型投資信託の弱点について今回は説明していこうと思う。

毎月分配型投資信託のデメリットとは?

投資をした事がない、詳しくない人をカモにした商品である!

毎月分配型投資信託って正直、本当にずっと続くんだったら魅力的ですよね?

そう思って購入する方が多いんだと思うんだけれども、投資の勉強をしていたり、目論見書をしっかりと読みこんでいる人からしたら基本的に買わない商品である。

たぶん、この毎月分配型投資信託を購入されている方にどういった商品であるか?と説明してもらおうとすると、殆どの方は理解できておらず、まともな説明を出来ないのではないだろうか。

銀行の窓口や証券会社の窓口で「おお!美味しいな!」と思わせて、購入させようとする。

それを見抜けない投資をした事がない人や、詳しくない人がターゲット!

普通にインデックス投資をされている方や、アクティブ投資信託、個別株投資を行っている方なんかだったらどこに投資しているのか?基準とするベンチマークはあるのか?手数料がどのくらいなのか?は常識の範囲内なので、その辺りをスルーして話を聞いてくる人に対して一生懸命購入するように勧めてくる。

半分ボッタクリに近い形でごり押ししてくる場合が多い。

ただ、その説明してくれている窓口のお兄さん、お姉さんも会社の指示で一生懸命勧めさせられているので、あまり悪く思わないであげてほしいw

手数料が高い場合が多い!

毎月分配型投資信託の投資信託って手数料が2~3%の場合が多い。

しかも購入時に手数料が取られる事もあって、販売時の手数料が3%とかって普通に存在する。

という事は100万円を運用してもらおうと預けた時点で、元金97万円スタート。

投資信託の手数料は大体これ位かかります(^^♪

ってイケメンのお兄さんや綺麗なお姉さんに説明されたとしても、この時点で疑おう!

高配当の商品が欲しいのなら米国ETFであるVYMなんかと比較してもたら一目瞭然なんだけれども

VYM 毎月分配型投資信託
配当+値上がり益 5% 5%
購入時手数料 0% 3%
信託報酬 0.06% 3%
商品全体の利回り 約5% -1%

↑を見て頂いたら一目瞭然なんだけれども、仮に同じ利回りだったとしても手数料に違いで5%と-1%という利回りの差が出てくる!

VYMに関しては実際はもう少し高い利回りなんだけれどもね。

利回りが5%で手数料が3%の商品を手数料0.1%と3%で一度比較してみよう!

利回りが5%で手数料が3%なので実質利回りが2%になる場合。

利回りが5%で手数料が0.1%なので実質利回りが4.9%になる場合。

SBI証券積立シミュレーションより引用

↑を見て頂くとわかるように同じ投資先の商品であったとしても、手数料が高いか低いか。

これだけで数百万円もの差が出てくので投資信託の手数料には要注意!

ちなみにこの米国高配当ETFであるVYMに興味のある方はこちらもどうぞ!

VYMって何?高配当ETFって魅力なの?

分配金がどこからでているかに注意が必要!

たぶんこの毎月分配型投資信託を購入された方は、購入したファンドで出ている利益を分配金としてだしてくれているという認識の方が多いと思うんだけれども、実際は分配金には2種類ある。

分配金の種類


・普通分配金

・特別分配金


普通分配金に関していえば、上記の方で説明したように投資先の株価の上昇であったり、企業の利益からでている分配金。

この分配金であったら全然問題はなくて、逆にそういった分配金を積極的に出すような企業に投資出来ているとなるといいファンドだなぁっていう事になると思う。

他方で、特別分配金には注意が必要。

特別分配金は別名『タコ足配当』と言われる事があり、タコが自分の足を食べる様からそう呼ばれている。

なぜそういう風に言われているのか?

実はこの特別分配金・・・。

投資家の方が投資した元本から分配金を払っているからなんです・・・( ノД`)シクシク…


日本証券業協会より引用

例えば、100万円を毎月分配型投資信託に投資して1万円の利益が出たとするとそのお金を分配金として1万円投資家の方々に分配してとしてもプラスマイナスゼロになるので、もとの投資した基準価額が下がる事はない。

だけれども、利益が出ない場合でも毎月分配型投資信託ってなんとか分配金を出そうとして、投資元本から分配金を払われる。

という事は投資元金は減らして、基準価額も下がってしまう事になってしまう・・・。

なんて事よ!

これだったら銀行口座に自分で預金しておいたお金を定期的に引き出しているのと同じような感じになっちゃうし、運用を続ける事になるから銀行預金よりもリスクは高くなってしまう。

だからこそ、毎月分配型投資信託はおススメ出来ないのである!

で数年の後、こういったところに投資している方がこのボッタクリ感に気づいて『はやく解約せねば!』となった場合、ファンド自体の純資産が減少していき、運用自体を続ける事が出来なくなってファンド自体を繰り上げ償還、要するに解散!する場合も多く出てくるので投資信託を購入される方はしっかりと目論見書を読んで、手数料や仕組みについて理解してから投資を行おう!

まとめ!

毎月分配型投資信託を買うくらいだったら、高配当ETFであるVYMを買う方が良いと思う!

いかがだったでしょうか。

今回は毎月分配型投資信託について解説してみました!

毎月分配金がチャリンチャリンと口座にいれてくれる事を期待する気持ちはオイラ自身もよ~っくわかるので毎月分配型投資信託に手を出す人の気持ちもわからんではないですね。

ただ中身をちゃんと見るとボッタクリに近い、或いはこんなの運用を続けられる訳ないじゃん!っていう商品が数多い。

もし分配金や配当金が欲しいっていう方だったら米国ETFであるVYMやHDV、SPYDをお勧めしますね!

この3つのETFは3月、6月、9月、12月と年4回配当金を振り込んでくれるし、ファンド自体も分散投資されていて自分で高配当株を探すよりも簡単に配当金を受け取る事が出来ます。

ただ米国ETFなので、配当金には現地の税金10%と日本の税金20.315%の合計約28%位税金で取られちゃいますけどね^^;

でも完全な不労所得として、オイラもインデックス投資+で積立を行っています。

今は楽天証券、SBI証券で米国ETFの自動積立の設定が簡単に出来ますしね(^^♪

VYMって何?高配当ETFって魅力なの?

【配当金が嬉しい!】米国高配当株ETFであるHDVはどんなETFなのか?

【米国高配当ETF】SPYDはお金を生むマシーン!高配当ETFであるSPYD解説!

↑の記事に高配当ETFであるVYM、HDV、SPYDの3つについて解説しています。

興味のある方は是非ご覧ください!

今回も皆様のお役に立てたら幸いです!

次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願い申し上げますm(__)m

以上!

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やまと
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投資家、倹約家、介護職員
介護職員として日々の生活を送りながら投資、倹約についての情報を発信しています! 読んで頂けるだけで得する情報をモットーに当ブログ『やまとの挑戦!』を運営中! 投資は全世界インデックス運用を推奨! 皆様の資産が大きくなると幸いです!
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