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米国が利上げ! 円安の影響って? 日本経済が心配に!?

yamato1720
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2022年5月6日時点で円安が続いており1ドル辺り約130円・・・。

3月位には1ドル115円付近をウロウロしていたので円安に加速している感じが強い。

たぶん、普通に暮らしている方々には円安がどうのこうのというよりも

日々の生活や日本経済が大丈夫なんかいな!?

という所が気になっている事だろうと思う。

そこで今回は円安が影響しそうな事について考えていこうと思う。

くま君
くま君
円安とか円高とかってよくわかんないよー。
1ドル○○○円になりましたってニュース見て、上がってるのに下がったような言い方になるし・・・。
難しいなぁ。
アキ子
アキ子
そうねー。
『1ドル100円を切りました!』っていったら安くなってるように感じるもんね。
その辺りから学習していくと理解しやすくなるかもしれないね❢

結論!インデックス投資をされている方は円安円高気にせずに、ドルコスト平均法にて粛々と積立投資を続けてください!

全世界インデックス投資で長期投資を考えている方はマーケットは気にしなくてオッケー!

当ブログにて円安問題の前に、全世界投資を推奨しているオイラなので、一応最初は日本経済がどうのこうのと言う前に全世界投資について結論を先に述べておこうと思う。

結論としては

全世界投資は日々の値動きに一喜一憂しなくて良い!ドルコスト平均法にて積立投資を続けましょう!

という事になる。

ドルコスト平均法にて積立投資を行うという事はマーケットに対して買値を平準化していく事が出来る手法

長期でみれば世界経済は成長していくので『日経平均が暴落した!』とか『NYダウが暴落した!』というニュースがテレビや新聞、ネットニュースで溢れかえっていたとしても気にしなくても平均的な買値で買う事が出来ているので大丈夫である。

というかむしろ

全く気にしていない人程資産は大きくなっている!

傾向が強い。

全世界インデックス投資の最大の敵は、日々のマーケットの動きに耐えられなくなりせっかく温めてきた投資先を狼狽売りしてしまう事なのである。

なので積立投資を行い、しっかりと資産を増やしてきた方は急激な円安が!とかのニュースも全然気にする事無く積み立てて頂きたく思う。

ドルコスト平均法とは?わかりやすく解説してみる!

やまちゃん
やまちゃん
↑ドルコスト平均法について以前に書いた記事です。
よかったら読んで頂けると嬉しいです!

円安の影響は?日々の暮らしや日本経済は大丈夫なのか?

そもそも円安って?

まず最初に円安ってなんやねん!という所から入っていこうと思うんだけれども、円安というのは

円が安くなっている事なんです・・・。

そのまんまやんけ!というツッコミを食らいそうなんだけれども、本当にそういう事で外国の通貨(外貨)に対して円の価値が相対的に安くなっている状態の事を円安という。

ドル円で説明してみると

ドル円の円安例


1ドル100円だったとすると、円で生活している人が10ドルほしい場合→100円×10ドル=1,000円

10ドル手に入れるのに1,000円が必要になる。

1ドル200円だったとすると、円で生活している人が10ドルほしい場合→200円×10ドル=2,000円

10ドル手に入れるのに2,000円が必要になる。

↑こんな感じで円安が進むと、同じ10ドルを手に入れる為に必要な円の量が増える。

円が相対的に安くなっている状態の事が円安という状態なのである。

円安になると生活にどんな影響があるの?

日々、普通に生活している我々にとってどういう影響があるのか?

この辺りは一番気になるところだろうと思うんだけれども、しばらくこの円安が続くとなるとスーパーで購入している食品等の値上げが考えられる。

日本は食料品の輸入がかなり多く、スーパーで購入する輸入肉だけでは無くて国産牛肉についてもエサは外国から仕入れている割合が高い。

国産牛を飼育していくコストも上昇して値上げしてくる事は予想されるし豚肉、鶏肉についてもおない事がいえるだろう。

また、エネルギー(ガソリン等)はほぼ輸入の日本にとって円安が進むことで値上がりは必須になってくるし、福島の原発事故以降の火力発電の稼働状況を考えると電気代の値上げもかなり進んでくるものと思われる。

外食産業とかは大打撃を受けるようで、外食業界の大手チェーンは企業努力で外国から安全+安く食品を仕入れているけれども、その企業努力も限界があるので値上げは必須になるであろう。

と、こう書いていくと日々の生活に対して円安は

なんもエエ事ないやんけ!

と、言う声が聞えてきそうである。

どこを見るかで円安の影響は変わってくる!

日本の通貨の番人である日本銀行の黒田総裁は現在の円安の状況を『現状ではプラス面の方が大きい』と語っている。

なぜ黒田総裁はプラス面が大きいと言うのか?

これは黒田総裁は日本経済全体をみて判断しているからである。

日本の輸出企業というのは大企業が多く、世界の市場で活躍している企業が多い。

こういった企業が円安になると、業績は上がりやすくなっている。

なぜなら

外国から見れば、日本の製品を今までより安く買う事が出来るのである!

また、同じ価格であっても利益は高くなる傾向があるので円安局面になると日本の輸出企業は国際競争力が強くなり日本経済全体をけん引してくれる事になる事がわかっているから黒田総裁はこういう発言になるのである。

こういう話をすると得てして『私たち庶民には関係ないじゃん』って思われそうなんだけれども、巨大企業が業績を伸ばしてたくさん税金を払ってくれることは大きな目で見れば日本にとってプラスだし、巨大企業がたくさん人を雇用してくれて中小企業に仕事をたくさん発注してくれる事も日本経済にとってはめちゃくちゃプラスの話である。

また、それで雇用が増えて納税する人が増えたら日本政府としても税収が上がってくるから、消費税等の増税も必要なくなってくる。

こういった視点に立てば円安は必ずしも悪い事ではないという事である。

どうして円安が続くの?

米国が金利を上げ始めたので円安が進んでいる!

2022年に入り、米国の中央銀行にあたるFRBが金利の引き上げを行っている。

なぜ金利を上げるかというと、米国ではインフレが進み過ぎているからである。

日本では他の先進国の人からみたらビックリする位物価が上がっていないんだけれども、米国はコロナ対策で大胆な財政出動と金融緩和を行ったので景気は持ち直し物価高へと進んでいった。

なので、金利を上げないとインフレ(物価高)が進み過ぎて大変になってきたので、金利を上げて物価高を抑制しようとしているのである。

過熱し過ぎたインフレには、金利を上げる事で企業等が借り入れに消極的になって通貨の供給量は低下してインフレの抑制につなげる。(これを金融引き締めと言ったりする)

企業や個人が借りていたお金の返済額が上がってくるから、使えるお金の量も少なくなりインフレ傾向に落ち着く効果があるのである。

で、それが円安と何が関係するのかというと

ザックリというと、円で資産を持っているよりドルで持っていた方がお得だから!

という事。

めっちゃ簡単に説明すると銀行預金で預ける金利が高い方が良いよね!っていう話みたいなもの。

日本は黒田総裁がゼロ金利政策を続けると宣言しているので預金で円を持っていても雀の涙ほどの金利しかつかないけれども、ドルは金利を上げると発表しているのでドルで持っておいた方が特になる!

ってことは円が売られて、ドルに切り替える人が増えてくるから必然的に円の価値が下がってドルの価値が上がる!極端にいえばこういった理屈で理解して頂いたら良いと思う。

今年中にまだ金利を何段階か上げていくような話もあるので、円安傾向はしばらく続くであろうとオイラは勝手に予想している。

まとめ!

円安は日本経済にとって悪い事ばかりではない!ただ、食品価格が上がるのは庶民にとっては痛いけどね!

いかがだったでしょうか。

今回は円安について解説してみました!

某、有名なニュースの解説者でテレビ番組でも冠番組を持つような方が『円安で日本は終わる』ような内容の事を語ってらっしゃったので、そのアンチテーゼの意味も込めて書いてみましたw

確かに庶民にとっては食品や電気料金が上がってくるのは痛い事なんだけれども、だからといって円安対策として日本が現段階で金利を上げる事が望ましいとは全然思わないですね。

住宅ローンを抱えている方はたくさんいらっしゃるので、今の状況で金利を上げてしまうとそっちの返済の上がった返済額の方が食品とかの価格上昇よりきついかもしれませんしね^^;

全世界インデックス投資をされている方は『円高だ!円安だ!』『暴落だ!』等々気にする事無く積立投資を続けてください!

長期でみれば世界経済は成長していきますので(^^♪

今回も皆様のお役に立てたら幸いです!

また、お役に立てる情報を発信出来るように、頑張りますのでよろしくお願い申し上げますm(__)m

以上!

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投資家、倹約家、介護職員
介護職員として日々の生活を送りながら投資、倹約についての情報を発信しています! 読んで頂けるだけで得する情報をモットーに当ブログ『やまとの挑戦!』を運営中! 投資は全世界インデックス運用を推奨! 皆様の資産が大きくなると幸いです!
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