日本の貧困ってどれくらいいるの?その定義とは何?
貧困・・・。
悲しい響きなんだけれども、日本でどれくらいの方が貧困とされているのか?
調べてみる事にした。
ところがそうとも言い切れないみたいなのよ。
その辺りも含めて、一回調べてみようと思う!。
日本の貧困率はOECD30ヵ国中で27位!(2000年代半ばのデータ)
↑厚生労働省「相対的貧困率の公表について」から参照
こういった数値を示す時は厚生労働省のような公的な機関の数値を引用した方が良いと思い、データは2000年代半ばまで戻ってしまうんだけれども参考にしようと思う。
このデータではOECD30ヵ国の中で日本は27位・・・。
OECDとは一般的にいう先進国を言われる国々で、主に経済が大きく発展しており技術の発展は進んでおり、生活水準が高いと言われている国。
その中で、日本の貧困率は下から5番目以内に入っている・・・。
という事は、他の先進国と比較して日本は貧困に苦しんでいる国民の割合が多いという事が言えるのである。
では貧困率ってどうやって算出してるの?
絶対的貧困率と相対的貧困率という値がある!
絶対的貧困とは、国や地域の生活レベルとは関係なく、生きていく上で必要最低限のものをそろえる事が出来ない状態。
今日食べるものがない、住むところがない。
こういった場合は絶対的貧困という事になる。
日本はここまでの貧困の統計はあまりないので、日本でいう貧困率は相対的貧困っていう事になる。
相対的貧困の定義は?
では相対的貧困とは収入がいくら位から該当するのか?
ザックリと言うと、国民全体の年収の平均から半分以下の年収の世帯を相対的貧困っていうそうである。
国税庁の令和元年のデータによると、サラリーマンの全国平均の年収は436万4,000円であるので単身世帯の方だったら年収が218万2,000円以下の年収だと相対的貧困って事に該当する。
じゃあそういった方々がどの位いらっしゃるのか?
約14.9%・・・。(2000年代半ば)
6人に1人位の割合で相対的貧困の方がいらっしゃるって事になる。
この数字を見てみると
どこが経済大国やねん!
って突っ込まれても当然の数字であろうと思う。
相対的貧困世帯はどういった方が多いのか?
↑首都大学東京「相対的貧困率の動向」(阿部 彩さん)から参照
男女共に独身世帯と、ひとり親世帯が突出して貧困世帯が多いのがわかる。
ただ2012年~2015年の間に貧困率が若干低下しているのは嬉しい現象。
ちょうど安倍政権が始まって、アベノミクス効果があったんではないだろうか。
ただやはり、男女間の収入格差は大きいみたいで、男女の貧困の差も単独世帯なんかは10%位女性の方が貧困者が多い結果となってしまっている。
日本が男社会っていう現状がよくわかる結果となっているね。
この男女間格差は、野党の政治家の方とかももう少し声を大にしてもいいんではないだろうか。
まとめ!
男女間の格差が大きいのは、政治的にもルールとして何とかしてもらいたい!そして貧困率を下げていくには絶対的に日本自体の経済成長が必要である!
いかがだったでしょうか。
今回は日本の貧困について調べてみました!
結論としては
男女間の異常な格差については政治的になんとかしてもらいたい!
ただ、貧困者を減らしていくには日本の経済成長が必須!
って思いましたね。
男女間格差については、本当に政治家の方が今すぐに政策を論じてもらいたいと思うんだけれども、それで企業に色々要求する事は可能になるかもしれないけども、企業自体も大きくなったり儲かっていないと余裕のある改革はできない。
世界全体のGDPの伸び率を見ていても、日本だけが時間が止まっているように伸びていないのが残念でならない。
エコノミストや政治家の方なんかは経済成長をしない前提で政策を語る方が多いけれども、日本以外の国が伸びているのに日本だけが経済成長しないって思い込んでしまっている事自体何とかしてもらいたいですね。
もちろん、日本は民主主義の国であるので国民も選挙によって意思表示をする事が出来る為、選挙の際はしっかりと候補者の方の意見や実績等を勘案して国民も勉強しないといけないのかもしれませんね。
その後で政府、日銀が強調して日本を豊かな方向へ導いていってもらえることを希望します。
興味がある方は読んでもらえると嬉しいですね!
今回も皆様のお役に立てたら幸いでございます!
また、お役に立てる情報を発信出来るよう頑張りますので、よろしくお願いいたしますm(__)m
以上!