楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(通称楽天VYM)はおすすめか?
米国高配当株ETFとして安定した成績をおさめ続けているVYM。
高配当ETFとしては非常にいいファンドではあるけれども、楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(通称楽天VYM)はどうなのか?
調べてみようと思う。
楽天VTIなんかと比べるとどうなんだろう?
その辺りは気になるところね。
ちゃんと調べてみない事にはなんとも言えないわね。
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドとはどんなファンド?
米国株式市場の高配当銘柄に連動する成果を目指す投資信託!
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(通称楽天VYM)は、バンガード社が運用するVYMを主要投資対象としており、、FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス指数に連動した成果を目指すETFである。
FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスとは、米国市場でREITを除く高配当利回りの銘柄を対象とした時価総額加重平均型の株価指数。
構成銘柄は約400銘柄。
設定日は2018年1月10日。
なので現段階(2021年6月5日)で3年以上の運用実績がある。
これ1本で、米国の高配当銘柄約400銘柄に分散投資が出来るって便利だよね!
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドに投資するメリットは?
本家VYMと違い100円から投資することが出来る!
※Googleファイナンスより引用
↑の株価はVYMの2021年6月5日時点での株価である。
すでに100ドルを突破している。
もし本家VYMのETFに投資しようとすると1ドル110円で計算すると1株につき約12,000円必要になってくる。
これは積立投資を行う上で1つの銘柄で12,000円っていうと普通のサラリーマンだったら結構キッツい!
またこれからも株価自体が上昇していくかもしれないので、まだ1株あたりの単価が上がって気軽に買い付ける感じではなくなるかもしれない。
しかしこの楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドは投資信託なので、100円以上1円単位で買い付ける事が可能!
これは積立投資をする上ではありがたい限りだね!
低コストであり、自動積立ができる!
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドの信託報酬は0.192%。
本家VYMの経費は0.06%なので、一見高そうに感じるんだけれども米国の高配当株インデックスって考えると十分安い信託報酬。
また普通の投資信託なので、本家VYMと違って証券会社の設定で自動で積立の設定が可能。
まぁ本家VYMもSBI証券だけは自動積立の設定に対応しているんだけどもね!
では楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドのデメリットは?
配当金が振り込まれるわけでは無い!
え!?高配当株式の投資信託なのに!?
って感じにはなると思うんだけれども、楽天VYMに関しては本家VYMのように配当金はファンドに出るんだけれども、その配当を自動で再投資するようになっている。
自動でほったらかしにしといたら勝手に再投資をしてくれる!ていうメリットと感じるか、高配当株なんだからいったん配当金が欲しいって感じるかは人そろぞれなんだけれども、やはり高配当投資なんだから配当金は欲しいんじゃないだろうか。
実際は配当金が振り込まれると、その時点で課税されるのでファンド内で配当再投資してくれる方が資金効率もいいし楽なんだけどもね。
本家VYMは3カ月に一度配当金を振り込んでくれる。
でもその配当金は米国で課税されて、日本でも課税されるので2重に課税の問題が出てきて取り戻そうとすると確定申告が必要になってくるんだけどもね。
配当金狙いでないなら、普通にS&P500に投資した方が成績がいいかもしれない!
配当金をだしてくれる企業さんって基本的に、ベテラン企業さんでよく言えば安定している企業。
悪く言えば成長が鈍化してきている企業である。
もし急成長中の企業であるのなら、配当をださずに自社の事業に再投資した方が企業にとっても株価を上げてくれるし、事業の拡大を狙えるのでそちらの方が資金効率がいい。
なので高配当の投資信託に投資をするのなら同じ米国のS&P500に連動した投資信託であったり、全世界インデックス投資を行った方がリターンが良いと言えるかもしれない。
まとめ!
積立投資を行うなら楽天VYMへ投資するよりも、楽天VTIに投資した方がリターンが高いと思う!
いかがだったでしょうか。
今回は楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドについて紹介してみました!
結論としては
積立投資を行うなら楽天VTIの方がいい!
配当金を得たいなら本家VYMに投資するべし!
って思いましたね!
やっぱり高配当株に投資するんだったら、その配当を得て投資を継続させるモチベーションにしたいと思うし、普通に積立投資がしたいのなら楽天・全米株式インデックス・ファンドに投資した方が資産を拡大させるって思いましたね。
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