【SBI全世界高配当株式ファンド】年1回決算型が登場!年4回決算型との違いとは?
【SBI全世界高配当株式ファンド】 ついに年1回決算型が登場! 投資家の新選択肢、高配当ファンドの再投資型が登場します!(2024年10月16日設定・運用開始。信託報酬率0.055%(税込))
分配金を受け取りたいあなたは「年4回決算型」、じっくり資産を増やしたいあなたは「年1回決算型」… どちらも魅力的で、一体どちらを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、それぞれのメリット・デメリットを徹底的に比較分析! 手数料や運用コストはもちろん、分配金再投資による複利効果まで、知っておきたい情報を分かりやすく解説します。
さらに、あなたの投資スタイルや目標に合わせた最適なファンド選びのポイントも伝授! 長期投資?短期投資?分配金重視?資産形成重視? それぞれの目的に合った選択をすることで、賢く効率的な資産運用を実現できます。
投資初心者の方も、投資経験豊富な方も、この記事を読めばSBI全世界高配当株式ファンドの年1回決算型と年4回決算型の違いが明確に理解できるはず。
さあ、ぴったりのファンドを見つけて、豊かな未来への第一歩を踏み出しましょう!
高配当株のファンドで、年1回決算型って、分配金を再投資するって事でしょ?
あまり意味がないように感じちゃうんだけど^^;
確かにそうね。
高配当株に投資したい人は「配当金(分配金)」を受け取りたいから投資しているのよね。
だけど、高配当株の配当再投資のよる成長にも特徴があるんだよ。
普通のオルカンとは少し違うのでその辺りも説明していくね!
高配当株オルカンとノーマルオルカンに違いかぁ。
勉強してみるか!
どっちがお得?分配金の有無で選ぶべきファンド
3ヶ月に1度分配金が欲しいなら年4回決算型
SBI全世界高配当株式ファンドの年4回決算型は、その名の通り年に4回、つまり3ヶ月ごとに決算を行い、分配金を受け取ることができます。この分配金は、保有している株式から得られた配当金などを原資としており、投資家にとっては定期的な収入源となります。
年金生活を送る方や、家計の足しにしたい方など、安定した収入を重視する投資家にとって、年4回決算型は魅力的な選択肢と言えるでしょう。分配金を受け取ることで、投資の成果を実感しやすく、モチベーション維持にもつながります。
また、分配金を受け取るたびに再投資することで、複利効果も期待できます。複利効果とは、得られた利益を元本に組み込んで再投資することで、雪だるま式に資産が増えていく効果のことです。年4回決算型では、分配金を受け取る頻度が高いため、複利効果をより効率的に活用できます。
ただし、分配金は常に一定額が保証されているわけではありません。株式市場の状況やファンドの運用成績によって変動する可能性があるため、注意が必要です。
- 年4回決算型は、3ヶ月ごとに分配金を受け取れる
- 定期的な収入源として活用できる
- 分配金を再投資することで複利効果も期待できる
- 分配金は変動する可能性があるため注意が必要
- 定期的な収入を重視する投資家
- 年金生活を送る方
- 家計の足しにしたい方
- 投資の成果を実感したい方
3ヶ月ごとに分配金を振り込んでくれる方がわかりやすくて僕は好きかな。
再投資重視なら年1回決算型が有利である
SBI全世界高配当株式ファンドの年1回決算型は、NISA枠で分配金再投資を行うなら、年4回決算型と同じように見えます。しかし、年4回決算型の場合、分配金を再投資すると、NISA枠を消費してしまいます。
この2つのファンドを比較して、資金効率よく投資するのなら年1回決算型に軍配があがります。
- 年4回決算型: NISA枠でぼ分配金は課税されませんが、特定口座の場合、分配金が出るたびに課税されます。また、分配金をNISA枠に再投資する際、NISA枠を消費してしまいます。
- 年1回決算型: 分配金が出ない為、ファンド内で再投資してくれます。ファンド内での再投資はNISA枠を消費しません。
年1回決算型は取得価額で、ファンド内再投資を行えますが、年4回決算型の場合、分配金を再投資するとNISA枠を消費してしまう為、純粋な資産の拡大には向いていないとも言えます。
あくまでも「年4回分配金が欲しい!」と考える方におすすめの商品となっています。
資産形成のスピードを考えると、年1回決算型の方が早い。
どちらを選ぶかは投資家の、投資目的によるかな^^
SBI全世界高配当株式ファンド(年1回決算型)のライバルファンドとの比較
SBI全世界高配当株式ファンド(年1回決算型)とeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の比較
投資信託を選ぶ際には、自身のリスク許容度や投資目標に合った商品を選ぶことが大切です。ここでは、SBI全世界高配当株式ファンド(年1回決算型)とeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を比較し、それぞれの特性を理解することで、どちらが自身に合っているのか判断する材料を提供します。
項目 | SBI全世界高配当株式ファンド(年1回決算型) | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
---|---|---|
投資対象 | 世界の高配当株式 | 世界の株式(MSCI ACWIインデックス連動) |
投資方針 | 高配当株式への投資を通じて、安定的な収益の確保と中長期的な信託財産の成長を目指す | MSCI ACWIインデックスに連動する投資成果を目指す |
決算回数 | 年1回 | 年1回 |
分配金 | なし | なし |
信託報酬 | 0.55%(税込) | 0.05775%(税込) |
過去10年の実質利回り(年率) | 約7.3%(MSCI ACWI High Dividend Yieldの実績です) | 約9.3% |
特徴 | 全世界の優良高配当株に投資 | 低コストで世界中の株式に分散投資できる |
メリット | ボラティリティが低い(値動きが小さめ) | 高配当株よりもリターンが大きい |
デメリット | ノーマルオルカンと比較してリターンは小さめ | 高配当オルカンと比較してリターンは大きめ |
こんな人におすすめ | ノーマルオルカンよりも値動きは小さめで安定定期に運用したい方 | 値動きは多少大きくても、長期投資で資産を大きくしたい方 |
高配当株は基本的に安定企業が多いのでボラティリティ(値動き)が小さい傾向があります。その分、リターンも小さい傾向があります。
信託報酬(手数料)に関しては、どちらも業界最安水準で全く問題ありません。この2つのファンドで筆者が選択するのなら、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を8割にeMAXIS Slim 先進国債券インデックスを2割位の割合で投資します。
高配当オルカンの方が安定感は高い。
この辺りも投資家の性格が出る所かもね!
まとめ
基本的には分配金目的なのか、資産形成目的なのかで投資先を選ぶべし!
いかがだったでしょうか。
今回は以前紹介した「SBIオルカン高配当(年4回決算型)」の年1回決算型が登場するという事で紹介してきました。手数料が年率0.055%(税込)と非常に低コストで運用する予定となっているので注目の投資信託です。
ですが、実際運用を始めてみないとちょっと読めないですね。分配金目当てではないけど、高配当株を購入される方って一定数いらっしゃいますから、そういった方にとってはありがたい商品なのかもしれません。
筆者はやはり高配当株に投資するのなら分配金は欲しいと考えるので、年4回決算型の方を選択しますね。
純粋に資産形成をしたいと思うのならノーマルオルカンやS&P500、NASDAQ100等に投資します。
まぁこれは投資家本人の年齢なんかも大きくかかわってきますね。50代60代だったなら高配当株に投資するのは良い事だと思う反面、20代だったら高配当株に投資するよりノーマルオルカンに投資して、複利の力を最大限いかして資産を大きく膨らませる事を考える方は多いでしょう。
要は、投資家自身の投資方針で決めれば良いと思います。資産形成最優先ならオルカン、配当金最優先なら高配当オルカンって感じですね。
ただこの年4回決算型、年1回決算型の高配当オルカンも運用開始して1年以上経過するまで様子を見る事も大事だと思われます。実質コストや運用成績を観察してからの購入でも全く遅くは無いので筆者は基本的に静観して様子を伺いますね。
高配当オルカン、日本株高配当ファンド、ノーマルオルカンについて紹介しています。
参考にして頂けると嬉しいですね!
今回も皆様のお役に立てたら幸いです。
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますっ!
以上!