【業界最低水準の低コスト】マネックス証券が新ファンド「つみたてS&P500」を設定!
マネックス証券は、2023年11月17日に、S&P500指数に連動する低コストファンド「つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド(愛称:つみたてS&P500)」を設定しました。
このファンドの信託報酬(実質的な運用管理費用等)は、当初設定日(2023年11月17日)より2026年5月7日までの期間は、年0.0586%(税抜年0.056%)と、業界最低水準を実現しています。
S&P500指数は、米国を代表する500銘柄の株式で構成される指数です。長期的に見て、高いリターンが期待できる指数として知られています。
「つみたてS&P500」は、毎月100円から積立投資ができるため、少額からS&P500に投資することができます。
長期的な資産形成を目指す投資家にとって、注目のファンドが登場したと言えるでしょう。
業界最低水準の低コスト(年0.0586%)
S&P500指数に連動する
毎月100円から積立投資可能
【まとめ】
「つみたてS&P500」は、低コストでS&P500に投資できる、魅力的なファンドです。今回は設定間もない「つみたてS&P500」について解説していきます!
「つみたてS&P500」❓
最近S&P500に連動したインデックス型の投資信託って多いねぇ。
それだけ人気の指数って事なんだよ。
同じ指数に連動する投資信託であっても、運用会社や販売会社によって手数料が違ってくるから、その辺りは注意が必要だね。
今回紹介する「つみたてS&P500」はその手数料が最安クラスなので注目のファンドになっているよ!
なるほど・・・。φ(..)メモメモ
マネックス証券に新ファンド「つみたてS&P500」設定!
「つみたてS&P500」とは?
「つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド(愛称:つみたてS&P500)」は、2023年11月17日に設定された新しいインデックスファンドです。このファンドは、投資家にとって注目すべきいくつかの重要な特徴を持っています。
まず、このファンドの最大の特徴は、その極めて低いコストです。これは業界最低水準のコストで運用されることを目指しており、S&P500指数に連動する国内の米国株式インデックス・ファンドと比較しても低コストであるという点が強調されています。低コストの運用は、特に長期的な投資において、投資家のリターンを最大化する重要な要素となります。
ファンドの運用に関して、ベンチマークはS&P500指数(配当込み、円換算ベース)であり、これは米国の大手500社の株価を基に構成されていることから、米国経済全体の動向を反映するとされています。購入時の申込手数料は無料で、実質的な運用管理費用は2026年5月7日まで年0.0586%程度、その後は0.09072%以内に設定されています。運用会社はブラックロック・ジャパン株式会社で、世界最大級の資産運用会社としてその運用能力には高い信頼が置かれています。
!?0.0586%程度❓凄い手数料!
でしょう!現時点では業界最安値だよ!
さらに、このファンドはNISA制度を活用して投資することが可能です。現行の「一般NISA」と「つみたてNISA」に加え、2024年から始まる新NISA制度の「成長投資枠」「つみたて投資枠」でも投資対象となる予定であり、非課税メリットを活かした資産形成が期待できます。このようにNISA制度を利用することで、長期的な資産形成を税制面で支援することができるのです。
総合すると、「つみたてS&P500」は、米国株式市場に分散投資を行いながら、低コストで長期的な資産形成を目指す投資家にとって魅力的な選択肢と言えます。低コストでの運用、S&P500指数への連動、NISA制度を活用した非課税メリットなど、このファンドは多くの利点を持ち合わせています。しかし、投資には市場の変動リスクも伴うため、自身の投資目的やリスク許容度を十分に考慮し、適切な投資決定を行うことが重要です。
マネックス証券とは?
マネックス証券は、2000年4月1日に「日興ビーンズ証券」として設立されました。当時は、インターネットが普及し始めた頃で、金融商品取引のオンライン化が進められていました。
マネックス証券のおすすめポイントと、クレジットカード積立の特徴に関しては、以下の点が挙げられます。
マネックス証券のおすすめポイント
- 米国株投資に強い:5,000を超える米国株銘柄を取り扱い、豊富な米国株関連サービスを提供しています。特に、米国株の買付時の為替手数料が無料であること、時間外取引が可能であること、配当金の自動再投資が可能であることが強みです。
- 注文方法の豊富さ:指値、成行、逆指値、トレールストップなど多様な注文方法が可能で、投資スタイルに合わせた柔軟な取引が行えます。
- 高性能な独自ツール:口座開設後に無料で利用できる独自ツールが多数あり、初心者から上級者まで幅広く活用できます。特に、マネックストレーダーやマネックス銘柄スカウターが便利です。
クレジットカード積立の特徴
- 還元率:積立金額の1.1%がマネックスポイントで還元され、これは業界内で非常に高い還元率です。
- つみたてNISA対応:つみたてNISAや一般NISAでも利用可能です。
- マネックスポイントの利用の多様性:貯まったマネックスポイントはAmazonギフト券、仮想通貨・暗号資産、株式手数料など様々なものに交換可能です。
- 自動積立:投資信託の購入・積立が自動で行えます。
- 投資信託の品揃え:クレカ積立対応の投資信託が豊富で、特に低コストインデックスファンドが積立設定可能です。
クレジットカードのポイント還元が1.1%って凄いね!
でしょ!この還元率の高さは魅力的だね!
注意点・デメリット
- 還元率の変動:還元率が1.1%にならない場合もあります。
- 一括購入の非対応:クレカ積立は積立注文のみで、一括購入(スポット購入)には使えません。
- 積立金額の上限:月額5万円が上限です。
- 登録名義の一致:マネックス証券の口座名義とマネックスカードのカード名義が一致する必要があります。
マネックス証券は、特に米国株投資に関心がある投資家や、クレジットカードを利用してポイント還元を享受しながら積立投資を行いたい方に適していると言えます。
積立投資のメリットとは?
S&P 500への積立投資には多くのメリットがあり、特に長期的な資産形成を目指す投資家にとって魅力的です。以下に、より詳細なメリットを挙げます。
- 分散投資:S&P 500は、技術、ヘルスケア、金融など多岐にわたる産業をカバーする米国の大手500社の株価で構成されています。これにより、単一銘柄や特定産業のリスクを避けることができ、市場全体の動きに連動する分散投資が実現できます。
- 低コスト:S&P 500に連動するインデックスファンドやETFは、アクティブに運用されるファンドに比べて低い運用コストが特徴です。低コストは長期的なリターンに大きな影響を与え、投資効率を高める要因となります。
- 長期的な成長の可能性:S&P 500は過去において長期的な成長を示しており、積立投資を行うことでこの成長に連動するリターンを期待できます。市場の短期的な変動に左右されず、長期間にわたって資産を増やす戦略として有効です。
- 簡便さとアクセスの容易さ:S&P 500に連動する商品は、多くの証券会社を通じて容易にアクセスでき、オンラインでの積立設定も可能です。また、世界中の投資家にとって認知度が高く、情報の入手も容易です。
- 透明性と予測可能性:S&P 500はその構成銘柄やウェイトが公開されており、どの企業に投資しているかが透明です。また、長期的な市場のトレンドに基づいた投資が可能で、短期的な市場の変動に惑わされることなく、計画的な投資が行えます。
メリットが多いね!ここに投資しておいたら間違いなさそう^^
そう思う人が多いからS&P500インデックス・ファンドは人気があるし、各社競争しているのよ!
これらのメリットにより、S&P 500への積立投資は、多くの投資家にとって安定した資産形成手段として選ばれています。しかし、市場の変動リスクや、経済状況の変化による影響も考慮する必要があるため、投資決定に際しては自身のリスク許容度や投資目標を慎重に考慮することが重要です。
つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド(愛称:つみたてS&P500)の特徴とは?
リスクとパフォーマンスの評価
「つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド(愛称:つみたてS&P500)」のリスクとパフォーマンスは、以下の通りです。
リスク
「つみたてS&P500」は、米国の大型株500銘柄に投資するインデックスファンドです。そのため、米国株式市場の値動きに連動したリスクを有しています。
過去10年間の値動きを見ると、最高値から最低値までの下落幅は約40%に達しています。また、平均年間リターンは約10%ですが、マイナス年も数年に1度ある程度のリスクがあることは認識しておく必要があります。
パフォーマンス
長期投資を前提とした場合、S&P500指数は年平均約10%の成長を続けており、高いパフォーマンスが期待できます。
総合評価
「つみたてS&P500」は、長期の資産形成を目指す方にとって、非常に魅力的な投資信託と言えるでしょう。運用手数料が安く、米国株式市場の成長を享受できるため、長期投資で大きなリターンを期待することができます。
ただし、米国株式市場の値動きに連動したリスクがあることは認識しておく必要があります。また、長期投資を前提とした投資信託であるため、短期的な値動きに一喜一憂しないことが重要です。
積立している事を忘れる位がちょうど良いよ!
手数料の比較
「つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド(愛称:つみたてS&P500)」と、王道中の王道であるeMAXIS Slim米国株式(S&P500)、そして先日手数料の引き下げが発表された楽天S&P500の手数料を比較していきましょう。
つみたてS&P500 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 楽天・S&P500 | |
手数料(信託報酬) | 0.0586%(税込) | 0.09372%(税込) | 0.077%(税込) |
設定日 | 2023年11月17日 | 2018年7月3日 | 2023年10月27日 |
純資産 | これから運用開始 | 約2兆9,000億円 | 約38億円 |
現時点では王者eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が一番手数料が高くなっているように見えていますが、つみたてS&P500と楽天S&P500の登場により、今後手数料に引き下げを行う可能性が高いと筆者は思っています。
だけど、このつみたてS&P500の2026年5月8日までという期間限定にはなっていますが、0.0586%の手数料は魅力的。2026年5月8日以降は0.09072%の手数料に変更されるそうです。
それでも低い手数料に抑えられており、つみたてS&P500が魅力的なファンドである事は間違いありません。
こんなに手数料が安いんだね^^
まとめ
メイン証券会社がマネックス証券であれば買う価値アリ!
いかがだったでしょうか。
今回はマネックス証券専用のS&P500インデックス・ファンドであるつみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド(愛称:つみたてS&P500)について紹介してきました。
筆者の結論としては「良いファンドだとは思うけども、わざわざマネックス証券に口座を開設してまで購入する必要は無いのでは?」という感じですね。
楽天S&P500も同じなんですが、すでにその証券口座をお持ちの方だったら積立投資先の候補として考えて良いと思いますが、口座を開設してまで購入する必要性は感じませんでしたね^^;
そういった意味ではeMAXIS Slim米国株式(S&P500)のようにSBI証券、楽天証券、マネックス証券といった、どこの証券会社からでも購入、売却できる商品が優れています。
また、eMAXIS Slimシリーズは「コストをとことん追求する」と宣言していますので楽天、マネックスの動きをみて手数料の引き下げに踏み切る可能性は高いと筆者は思っています。
ですが、こういったファンドの動きは注目しておくべきで、筆者自身も出来るだけお得に運用できる方法を紹介していけるよう努力していきます!
↑おすすめの投資先を紹介しています!
参考にして頂けると嬉しいですね!
今回も皆様のお役に立てたら幸いです。
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますっ!
以上!