SBI・全世界株式インデックス・ファンドはおすすめ!メリットデメリットとは?
全世界投資を1本のファンドで気軽に始めることが出来るSBI・全世界株式インデックス・ファンド!
今回はそのSBI・全世界株式インデックス・ファンドについて紹介してみたいと思う!
難しい事を考える必要ないし❢
ただ1本で全世界株式投資が出来るファンド自体はいくつかあるので、今回はSBI・全世界株式インデックス・ファンドについて紹介してみるわね❢
SBI・全世界株式インデックス・ファンドってどんなファンド?
SBIアセットマネジメントが運用する、全世界に分散投資出来るファンド!
SBI・全世界株式インデックス・ファンドは全世界の株式市場の動きを捉える事を目指してFTSE グローバル・オールキャップ・インデックスに連動する投資成果を目指す投資信託。
FTSE グローバル・オールキャップ・インデックスとは、先進国から新興国までの全世界の株式市場を表している株価指数。
大型株から小型株まで大小合わせて約8,000銘柄に投資されている。
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)等で使用される指数)に比べると、小型株の取扱いがあり投資されている銘柄数も多い。
またMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスは世界株式時価総額の約85%をカバーしているのに対して、FTSE グローバル・オールキャップ・インデックスは世界の株式市場の時価総額の98%をカバーしており、その分分散投資が効いている。
またFTSE グローバル・オールキャップ・インデックスは、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに比べて投資対象の国が4ヵ国多いのが特徴。
SBI・全世界株式インデックス・ファンドのメリットは?
低コストで運用することが出来る!
SBI・全世界株式インデックス・ファンドの良い所は1本のファンドで全世界に投資出来る事も良いんだけれども、そのコストの安さもメリット。
なんといっても信託報酬が0.1102%程度を目標にしており、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の0.1144%に比べても0.004%程度安い。
もちろん、その0.004%って誤差の範囲内なんだけれども、低コストを追及する姿勢が素晴らしいと思う。
この信託報酬の低さって長期で保有する際にボディブローのように効いてくるので、インデックス投資を行うには注目のポイントである。
この信託報酬は楽天・全世界株式インデックス・ファンド(0.212%)の信託報酬よりも低コストである。
1本で広く分散投資出来る!
全世界インデックス投資を行う際は日本〇%、米国〇%、先進国〇%、新興国〇%と割合を考えながら投資する必要がある。
また、時間がたてば分散投資の割合が変わってきてリバランスを行う必要もでてくるかもしれない。
でもこのファンドなら、ファンド内で勝手にリバランスしてくれるし、難しく考える必要はなくなってくる。
ただ、黙々とドルコスト平均法にて積み立てるのみである。
そういった意味では非常に楽な商品という事がいえるかもしれない。
積立NISAの対象商品である!
全世界インデックス投資を行う方は基本的には長期投資で運用する事を目的とされる方が多いと思うんだけれども、長期投資で運用した場合、まさしく雪だるまのように複利運用効果によって評価損益は大きくなってくるんだけれども、その利益に対して20.315%の税金がかかってくる。
これは長く投資して、利益を大きくのばした商品を換金する際にショックな出来事なんだけれども、法律で決まっているから仕方がない。
しかし、このSBI・全世界株式インデックス・ファンドは、積立NISAの対象商品になっており20年間の運用に関しては非課税で受け取る事が出来る。
これはせっかくいいインデックス商品だったとしても、積立NISAの対象商品でない場合は税金がかかってくるので残念な商品って事にはなるんだけれども、SBI・全世界株式インデックス・ファンドに関してはその心配はなくなる。
まぁ年間40万円までだけどねw
ではSBI・全世界株式インデックス・ファンドのデメリットは?
短期運用にて大きな利益が出るわけでは無い!
インデックス投資って基本的には全部そうなんだけれども、少しずつ積み立てる事により長い時間をかけて利益を大きくしていくものなので、短期の投資で大きな利益を生む商品ではない。
特に全世界投資なんかを行うと、全世界の成長の恩恵を受けながら大きく成長させることは可能なんだけれども、その分低成長な国も入ってくるし、マイナス成長な国もある。
でも大きく成長する国もあるので、平均的な成長の恩恵を受ける事になる。
だから、短期間で大きな運用益を得られる投資方法ではない事は理解しておいてほしい。
純資産額が意外と少ない!
SBI・全世界株式インデックス・ファンドは設定日が2017年12月6日なんだけれども、すでに運用がはじまって3年以上の時間が経っているんだけれども、純資産総額が約240億円。
同じような商品であるeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は設定日が2018年10月31日と、SBI・全世界株式インデックス・ファンドよりあとに出来た商品なんだけれども、純資産総額がすでに約1,900億円になっている。
200億円以上の純資産総額が集まっているので、大丈夫だとは思うんだけれども一応投資信託における繰り上げ償還のリスクについては頭の片隅に入れておいた方が良い。
繰り上げ償還とは、要するに運用会社が運用を終了してしまう事。
繰り上げ償還については、純資産が多いほどリスクは減るので投資信託を購入する際は目を通しておいて欲しいと思う。
安全ラインと言われているのは、純資産が50億円以上と言われているので大丈夫だとは思うけどね。
まとめ!
長期投資で運用を考えているのならいい商品ではある。ただ、同じように1本で全世界投資をしたいのならeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)がおすすめ!
いかがだったでしょうか。
今回はSBI・全世界株式インデックス・ファンドについて紹介してみました。
オイラの結論としては
良い商品であるのは間違いないけれども、同じように1本で全世界投資を行いたいなeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)をおすすめします!
やっぱり全世界投資に1本で投資出来るのって魅力ではあるんだけれども、このSBI・全世界株式インデックス・ファンドは全世界のほとんどの株式に投資する為、低成長の小型株にも投資されてしまう事がデメリットかな?って思います!
その点eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は基本的に大型、中型株に投資されるので安定した成長が期待できるかな?って思いますね。
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