【勝ち組って…】あなたの世代の貯蓄額、どれくらいが勝ち組と言えるのか?目安は?
「勝ち組」って一体いくら貯金(貯蓄)があればなれるの?同世代と比べて自分の貯蓄額は多い?少ない?将来への不安を感じているあなたへ。
この記事では、2023年最新版の年代別貯蓄額データをもとに、平均値だけでは分からない「勝ち組ライン」を徹底解説!
今日から「貯蓄勝ち組」を目指せるよう、具体的な方法や考え方を詳しく解説します。老後破産、お金の不安とは無縁の豊かな未来を手に入れましょう!
自分の貯蓄額が、どの位あればいいのか?
気になるよね。
いくらあれば良いかという基準も気になるし。
確か気になるよね。
自分がどの位(他社と比較して)なのか?
どの位貯蓄があれば大丈夫なのか?
今回はその辺りを解説していくね!
わかりやすく解説してよね^^
貯蓄のリアルな現状を年代別に紹介!
年代別貯蓄額の平均値(単身者世帯・二人以上世帯)
2023年(令和5年)金融広報中央委員会「知るぽると」のデータを参考にまとめました。
世帯主の年代 | 二人以上世帯 | 単身者世帯 |
---|---|---|
20~29歳 | 258万円 | 165万円 |
30~39歳 | 776万円 | 357万円 |
40~49歳 | 1,542万円 | 643万円 |
50~59歳 | 2,295万円 | 1,023万円 |
60~69歳 | 2,870万円 | 1,466万円 |
70歳以上 | 3,236万円 | 1,733万円 |
上記のデータは金融広報中央委員会が2,000世帯以上でインターネットモニター調査を実施したデータです。このデータでいう貯蓄額とは『預貯金、株式、投資信託、債券、保険』等全てを含む金融資産の保有状況を示しています。
どうでしょうか。我々一般国民にこのデータの数字は「ちょっと多くない?」「みんなこんなに金融資産持っているの?」と思われる方が多いと思います。実は金融資産の平均値とは「一部のお金持ちに平均値が引き上げられる」傾向があるのです。なので一般国民が感じている感覚よりもズレている数値が出てきます。
なので今度は平均値ではなく、中央値をみていきましょう。
平均値は思った以上に高い。
僕はそんなに持ってないよ~!
年代別貯蓄額の中央値(単身者世帯・二人以上世帯)
2023年(令和5年)における貯蓄(金融資産保有額)の中央値は以下のようになります。
世帯主の年代 | 二人以上世帯 | 単身者世帯 |
---|---|---|
20~29歳 | 30万円 | 18万円 |
30~39歳 | 200万円 | 80万円 |
40~49歳 | 600万円 | 150万円 |
50~59歳 | 1,200万円 | 300万円 |
60~69歳 | 1,800万円 | 500万円 |
70歳以上 | 2,000万円 | 700万円 |
金融資産保有額における「中央値と平均値の違い」を簡単に説明します。
- 平均値: 全ての世帯の金融資産保有額を合計し、世帯数で割った値です。全体の平均的な保有額を表しますが、一部の極端に高い保有額に影響を受けやすい特徴があります。
- 中央値: 全ての世帯を金融資産保有額の低い順に並べた時、ちょうど真ん中に位置する世帯の保有額です。極端な値に影響されにくく、より多くの世帯の実態に近い値を示します。
例えば、一部の大富豪がいると、彼らの莫大な資産が平均値を大きく押し上げてしまいます。しかし、中央値はそうした極端な値の影響を受けにくいため、より一般的な世帯の保有額に近い値を示すことができます。
今回のデータでも、平均値よりも中央値の方が低い値を示しており、一部の高額保有世帯が平均値を引き上げていることがわかります。
つまり、平均値は全体の平均的な状況を把握するのに役立ちますが、中央値はより多くの世帯の実態に近い保有額を把握するのに役立つと言えます。
中央値の方が実態に近い感じがするよね。
僕も頑張らなきゃ!
貯蓄額(金融資産保有額)の年代別勝ち組ライン
勝ち組ラインって?
筆者が考える貯蓄額(金融資産保有額)の勝ち組とは、年代別金融資産保有額の平均値と同等の金融資産を保有している方だと思っています。
一部の富裕層に引き上げられた平均貯蓄額を超えている方は、一般的に金融資産保有額の勝ち組に分類されると思っています。
世帯主の年代 | 二人以上世帯 | 単身者世帯 |
---|---|---|
20~29歳 | 258万円 | 165万円 |
30~39歳 | 776万円 | 357万円 |
40~49歳 | 1,542万円 | 643万円 |
50~59歳 | 2,295万円 | 1,023万円 |
60~69歳 | 2,870万円 | 1,466万円 |
70歳以上 | 3,236万円 | 1,733万円 |
上記の数値を上回っている方は、貯蓄額(金融資産保有額)の勝ち組と言ってしまって大丈夫だろうと思います。
この数値以上に貯蓄額がある人は
- 十分な収入がある。
- 収入は少なめだが、支出を減らす事が得意。(倹約家である)
- 余計な借入金が無い。
- 資産運用に長けている。(マネーリテラシーが高い)
- 相続を受けた(親などから多額の資産を相続した)
のいずれかであるでしょう。
今、平均値を超えている人はマネーリテラシーを磨いて、普通に生活を送っていけばお金の事で苦労する事なく人生を送っていけるはずです。
ただ、十分な収入があったとしても支出をコントロール出来ない人は、定年等による収入が激減した段階でお金の管理が難しくなる場合があります。
①支出をコントロール出来るようにする。(家計簿アプリ等を利用して無駄な支出をカット)
↓
②貯金できる体質になったら貯金と運用をスタートさせる。(インデックス投資や高配当株投資)
↓
③支出、運用の両方をコントロール出来るようになったら、収入を増やしていく。(副業、副職、会社内での出世)
以上の様な順で、キッチリとご自身の金融資産を守り、増やしていく事で余裕のある生活を送っていく事が出来るはずです。
お金持ちの人ほど固定費の削減や、無駄な支出に敏感だよ!
僕たちも意識していかないといけないね。
まとめ
貯蓄額(金融資産保有額)の平均値は実は勝ち組の数値、平均額を保有している方は自信を持って!
いかがだったでしょうか。
今回は年代別貯蓄額の勝ち組のラインについて紹介してきました。あくまでも筆者の意見なので、参考程度に見て頂けたら幸いです。
自分の貯蓄額がどの位なのかって結構気になりますよね。筆者は40代の単身者なので、643万円以上の貯蓄(金融資産保有額)があれば、勝ち組の部類に入るのかなぁって思います。もっと欲しいですけどね^^;
スマホの通信費や固定回線の通信費を節約、保険の見直し、家賃や交通費を見直していくとかなり大きな削減が可能になります。
家計簿アプリ等を利用して、Amazonや楽天グループのサービスを使う事で、大きな節約になります。利用して頂けると幸いですね。
家計簿アプリ、固定費削減、おすすめのインデックス投資について紹介しています。
参考にして頂けると嬉しいですね!
今回も皆様のお役に立てたら幸いです。
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますっ!
以上!