【米国高配当ETF】SPYDはお金を生むマシーン!高配当ETFであるSPYD解説!
前回記事にさせてもらった米国高配当株ETFであるHDV。
今回はHDVとあわせて人気の高配当ETFであるSPYDについて紹介していこうと思います。
最近高配当ETF押しに乗り換えたの?
実はHDVとSPYDは相性がいいのよ。
高配当ETFも好きだけど、基本的には全世界インデックス投資派だよ❢
SPYDとは?
S&P500の構成銘柄の中から高配当銘柄上位80社で構成されたETF!
SPYDはステートストリート社が運用しており、設定日が2015年10月21日と、割と新しいETFです。
2022年12月時点で約1兆円を運用しています。
S&P500の構成銘柄の中から、配当利回りの高い80銘柄で構成されています。
80銘柄は均等割合(1.25%ずつ)であり1月と7月にリバランスが行われているので、銘柄の入れ替えは自動で行ってくれています。
経費率は0.07%と安く、配当は3月、6月、9月、12月に口座に振り込んでくれています。
SPYDのメリット!
配当利回りが高い!
普通、高配当ETFの配当は2.5%~3.5%位だけれどもSPYDは3.5%~5%の配当実績がある。
個別株の銘柄でも4~5%の配当を狙っていくとなると、かなり高い水準の配当なのでETFでこの配当は、80銘柄への投資の中ではかなり魅力的です。
株価も上がっており、キャピタルゲインの期待もある!
※Googleファイナンスより引用
設定当初は30ドルから始まったSPYD。
だけれども現在は40ドル近くにまで値をあげている魅力があるあります。
確かにコロナショックの際には一時期20ドル台前半まで暴落していたけど、今は待ちなおしており安定しています。
これからの値動きにも期待していきたいですね。
ETFなので分散投資になる!
※ステートストリート社より引用
SPYDに投資するだけで上記のセクターに投資できており、尚且つ80銘柄に分散投資出来ています。
なので自分で個別銘柄に分散投資するよりも、簡単に幅広く投資できるメリットがあります。
HDVと一緒に購入すればセクター分散になる!
※ブラックロック社より引用
↑の画像はHDVのセクター割合を示したものです。
SPYD、HDVのセクターを見比べてみればお互い高配当ETFなんだけれども、違った投資セクターっていうのがみてとれます。
HDVは不動産には全く投資出来ておらず、逆にSPYDではHDVで上位セクターのヘルスケアが3%程度の投資になっています。
つまり、SPYDとHDVはお互いの投資出来ていない分野を補完しあっている関係という事がいえます。
なので分散させたい!って思う方はこの2つのETFはセットで購入する感じでいいと思います。
ではSPYDのデメリットは?
不況に弱い!
2020年に起こったコロナショックの際にVYM、HDV、SPYDと3つの高配当ETFの中でSPYDが他のETFに比べて下落幅が大きく、株価の回復スピードも遅かったですね。
80銘柄均等に投資の為、巨大企業が他の企業の下落を支える構図になりにくい事も原因と言われています。
また不動産セクターの割合が高いので、株価と配当利回りの変動が激しい!
歴史が浅い!
VYM(2006年)やHDV(2011年)といった高配当ETFは設定されてから結構な歳月がたっているんだけれども、SPYDは設定されたのが2015年とまだ他の高配当ETFに比べて歴史が浅いのです。
10年以上成長を続けているETFなんかと比較すると将来的には未知な部分がたくさんありますね。
なので慎重に見守っていきたいです。
まとめ!
いかがだったでしょうか。
今回は高配当ETFのSPYDについて解説してみました。
不況に弱く、暴落リスクがあるのですが、これは逆にメリットに考えて暴落時に『安く買い増しできる』って感じる事も出来るかもしれませんね。
実際にコロナショックの時には25ドル前後まで下がって安く買い増しできるって喜んでいた友人も筆者の周りにはいましたからね(笑)。
高配当ETFはキャッシュ製造マシーン。
スケールが大きくなってくると(〇億円とか)夢の配当金生活が見えてくるかもしれませんね。
そうなったら最高なのですが。
↓他の高配当ETFの情報はこちらもどうぞ!
読んで頂けると嬉しいですね❢
今回も皆様のお役に立てたら幸いです!
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますので、よろしくお願いいたします!
以上!