らくらく投資 とは何? 実際どうなの? メリットデメリットから徹底考察!
2021年6月にスタートした楽天証券のらくらく投資。
はじめての方でも簡単に資産形成を出来る事を売りとして、投資に対するでハードルを下げてAIによるロボアドバイザーよりもっと簡単に投資を開始する事が出来るよう設計されている。
すでにスタートして半年以上の時が経っているので、どういうサービスなのか評価してみる事にした。
楽天証券って元々楽ラップっていうロボアドバイザーやってなかったっけ?
何が違うんだろう??
その辺りも含めて一回検証してみましょう!
紹介!そもそもらくらく投資とは一体どんなサービスなのか!?
らくらく投資とは楽天証券のスマートフォン専用のサービスで、9つの質問に答えるだけで自分にあった投資コースを診断、5つ用意されている投資コースを紹介されるサービスである。
①のんびり資産形成コース(想定リターン年/3%)【目標リスク約 5%程度】
②じっくり資産形成コース(想定リターン年/4%)【目標リスク約 7%程度】
③なかなか資産形成コース(想定リターン年/5%)【目標リスク約 9%程度】
④しっかり資産形成コース(想定リターン年/6%)【目標リスク約11%程度】
⑤がっちり資産形成コース(想定リターン年/7%)【目標リスク約13%程度】
※リスクとは価格の振れ幅の事です
上記の5つの投資コースを9つの質問の結果選定されて、5つのコースの中から自分にあったプランが紹介される仕組みだ。
ちなみにオイラもやってみたけど、オイラはがっちりコースがいいみたいです^^
また、楽天カードを利用してのクレジットカード積立にも対応しているみたいなので、クレジットカードの料金を支払う感覚で積立投資が可能になっている。
この辺りは投資が初めての方や、投資初心者の方にも投資のハードルが下がってやりやすい感じですね。
らくらく投資を行うメリットは??
①簡単な質問に答えるだけで分散、積立投資を手軽に行う事が出来る!!
らくらく投資を行う上での最大のメリットはやはり投資が初めての方や、投資初心者の方が簡単に分散、積立投資を行う事が可能になっているっていう事!
初めて投資を行う方が最初に投資で勉強すると長期、分散、積立っていう言葉を必ず聞くことになると思うんだけど、その投資方法を自分で考えて実行していくのって結構勉強が必要だったりして、その勉強をしているうちに『もう投資は難しいからやめとこー』っていう心理に陥りがちになる。
また、中途半端に始めてしまうと銀行辺りに相談にいって手数料がクッソ高い投資信託をおすすめされるケースが結構多い。
だけど、このらくらく投資の場合は5つ紹介されるコースはすべて手数料が0.4915%(税込)の一律で、そんなに手数料が安い事はないんだけれども高くもない手数料に抑えてくれている。
※楽天・資産づくりファンド目論見書より引用
すべてのコースが日本株、米国株、欧州株、新興国株、日本リート、米国リート、世界債券に分散されており、その各アセットの比率を変える事でリスクを抑えたりリスクをとったりして安定志向なのか変動が大きくても資産の最大化を狙うようにコースを設定している感じである。
この分散投資を自分で勉強して、手数料が安くて今後も続きそうなファンドを自分で選定して投資を始めるってなると結構な勉強が必要になるかもしれないので、その辺りの手間を省いてくれていると考えるとありがたいサービスである。
②つみたてNISA、一般NISAに対応しているという事!
投資によって増えた資産に対しては現在20.315%(2022年3月13日現在)の税金が課税される。
この税金が非常に痛い^^;
しかしNISAやつみたてNISAに対応しており、このNISAの口座内においては非課税での扱いになる!っていう大きなメリットがある。
これに対応している事が非常に大きい。
一般NISAに対しては、殆ど特定口座と同じような扱いなので対応している商品が元々めちゃくちゃ多いんだけれども、つみたてNISAに対応している商品に関しては金融庁の厳しい選定を突破した金融商品のみ適応となる。
らくらく投資は5つのコースが全てつみたてNISAに対応しているので、最大で20年間非課税で運用する事が可能。
これは大きい!
また現在の総理大臣である岸田首相は金融所得課税の増税を一時は打ち出しており、現在の20.315%から25%、30%の税金をかけようとしてきた経緯がある。(批判が多かったので今はひっこめた案だけど、そのうち同じ話が出てくると思う。個人的に^^;)
仮に岸田総理が退陣したとしても当時総裁候補だった高市早苗議員も金融所得課税の増税に言及していたので、近い将来は今の20.315%の税金が安かったと思える程上がっているかもしれない。
その点、NISA口座で運用している分に関しては非課税で運用できるので、これから投資を始めようとしている方とか、投資始めたばかりだけどNISA口座は作ってない。って方は急いでNISA口座を作る事をおすすめする。
ただ一般NISAに関してはルール変更があるので、そういったニュースには電波を高くしてキャッチしていかないといけない。
つみたてNISAもルールがかわるかもしれないけどね^^;
③楽天カードでクレジットカード積立が出来る!
すでに持っている方が多いと思われる楽天カード。
楽天市場での購入の際にはポイントがアップしたり、楽天系のサービスを利用する時は利用する事で多くのメリットがえられる。
この楽天カードのクレジット決済にらくらく投資は対応しており、最大で月額5万円までは購入する事が可能。
なので、月額のクレジットの支払いをする感覚で積立投資が出来る手軽さがいい!
ただ、楽天証券の別のサービスの投資信託の積立もしたい方はその買い付けも含めて最大で月額5万円である事に注意が必要になってくる。
④楽天ポイントで購入する事が可能!
楽天カードを利用したり楽天Edy、楽天payを利用する事で貯まる楽天ポイント。
実はこの楽天ポイントを使ってらくらく投資の商品を買い付ける事が可能になっている。
基本的にらくらく投資の積立額に一部ポイントを使ってポイントを使用してもいいし、積立額にプラスしてポイントを使用してもいい。
ただし、楽天ポイントで購入できるポイントは楽天通常ポイントのみなので、楽天市場などの買い物によりSPUを利用して大きなポイントを期間限定ポイントとして受け取っているものについてはらくらく投資の買い付けには利用できないので注意が必要である。
ではらくらく投資を行うにあたってのデメリットってどんな事がある??
①信託報酬が微妙^^;
らくらく投資にある5つのコースは全て同じ信託報酬が設定されている。
それが年率0.4915%(税込)。
この手数料が微妙。
基本的にオイラは手数料が0.5%以上の投資信託はいらないって思ってる派なんだけれども、それに近い手数料がかかってくることになる。
今はインデックス型の投資信託は手数料の値下げ競争が激化していて、大体0.1%台の信託報酬が多い。
0.2%を超えてくる手数料ってなると高いって感覚を持つくらいに手数料の安いインデックスファンドが増えてきたのである。
その分、9つの質問に答えるだけでその人にあったアセットバランスのファンドを紹介してくれたり、自分で手数料を比較してファンドを見極める手間が省けるっていうメリットが存在するので投資が初めての方や、投資初心者の方にとっては良いと思う。
今でも銀行なんかに行くと買付手数料1%、信託報酬1.5%の手数料をとられるファンドなんかいっぱいあるので、それに比べると優良ファンドなのは間違いなさそうである。
②スマートフォン専用のサービスであるという事。
らくらく投資はスマートフォン専用のサービスであり、パソコンで楽天証券の口座を持っているからといって利用する事が不可能になっている。
まぁそんなにデメリットって感じでもないんだけれども、パソコン経由で利用したいな!って思っている人には注意が必要だ。
(そんな人もスマホは持っていると思うけど^^)
スマートフォン専用のサービスであるからこそ、手軽に投資を始める事が出来るって言う事もいえるかもしれない。
という事は、メリットの方になるかな^^;
スマホを持っていて投資に興味があるなら一度9つの質問に答えてみると良いと思う。
・年齢
・毎月の支出に対しての収入はどれくらい?
・もしもの時の資金は準備できているか?
・投資から期待する収益の額としてどれが一番近い?
・投資をするときのあなたの気持ちに近いのは?
・旅行に行くならどれがいい?
・外出の際、傘はどうする?
・好きなことわざは?
・なるべく税金がかからない投資がしたい?
想定利回りでザックリどれくらいの金額になるのかも見れるのでおススメです。
らくらく投資←こちらのリンクかららくらく投資のページへいけるのでよかったらどぞ!
まとめ!
楽ラップより手数料が安くてつみたてNISAに対応している。投資が初めての方や投資初心者にはおすすめできると思う!
いかがでしょうか。
以前、楽天証券のロボアドバイザーである楽ラップについて紹介させてもらいましたが、らくらく投資は新しい商品だけあってつみたてNISAに対応、手数料も0.5%を切っているという事で楽ラップと迷って今から始めるなららくらく投資の方がメリットは大きいと思いましたね!
また、記事を書いていてデメリットも書くんだけどそんな多くのデメリットは感じませんでしたね^^
投資が初めての方や、投資初心者の方には自信を持っておススメできますね!
また、以前に楽ラップについても書いているのでよかったら読んでもらえると嬉しいです。
今回の記事もお役に立てたら幸いです。
次回もお役に立てる記事を書いていきたいのでよろしくお願いいたしますm(__)m
以上!