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【新NISA直前】インデックス型投資信託。積立投資VS一括投資 どっちがよい?

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yamato1720
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新しいNISA(少額投資非課税制度)の導入を目前に控え、多くの個人投資家がどのように資産を運用するかについて悩んでいます。

特に注目されているのが、インデックス型投資信託の活用です。

このブログでは、インデックス型投資信託における二つの主要な投資戦略、積立投資と一括投資に焦点を当て、それぞれのメリットとデメリットを詳しく解説します。

長期的な資産形成を目指す投資家のために、どちらの戦略が最適かを考察し、新NISAの枠組み内で賢い投資決定を下すための洞察を提供します。

くま君
くま君

積立投資か一括投資かぁ。
僕なんかめんどくさがり屋だから、お金があるうちは「えいっ!」って一括投資でサクッと済ませてしまいたいなぁ。
どっちが得とかあるの?

アキ子さん
アキ子さん

どちらの投資手法にもメリットとデメリットがあるね!
今回はどちらのメリットデメリットを紹介するので、自分にあった方を実践してね!

積立投資と一括投資の違いとは

積立投資のメリットとデメリット

積立投資、特にインデックス型投資信託において、積立投資のメリットとデメリットは以下のように詳細に説明できます。

積立投資のメリット

積立投資のメリット
  1. ドルコスト平均法の利用: 積立投資では、定期的に同じ金額を投資することで、株価の変動による影響を平均化します。これにより、高値での購入リスクを減少させると同時に、安値での購入チャンスを最大化できます。
  2. 市場タイミングの必要性低減: 常に市場を分析し、最適な投資タイミングを見極める必要がありません。これにより、特に投資経験が浅い人々にとって、市場の予測によるストレスやリスクを軽減します。
  3. 長期的な資産形成: 積立投資は、長期的な視点で資産を成長させることに適しています。時間の経過と共に、投資した資本と収益が再投資されることにより、複利の効果が働きます。
  4. 手間の少なさ: 一度設定すれば、自動的に定期的な投資が行われます。これにより、日々の市場動向を追う必要がなく、時間を節約できます。
  5. 少額からの投資可能: 大きな資金を必要とせず、少額から始められるため、投資を始めたいが大きな金額を一度に投資することに不安を感じる人々にとっては理想的です。
ピーちゃん
ピーちゃん

のんびり屋さんの僕に向いているな。

積立投資のデメリット

  1. 市場の上昇時の機会損失: 市場が継続的に上昇している場合、早期に大量の資本を投資した場合に比べて、収益の機会が少なくなる可能性があります。
  2. 長期のコミットメント必要: 積立投資の効果を最大限に発揮するためには、長期間の投資が必要です。短期的な資金需要がある場合、この戦略は不適切かもしれません。
  3. 低下市場での継続的な投資: 市場が長期間下降している場合でも、定期的な投資を継続する必要があります。これは、市場の回復を待つ間、資金が束縛されることを意味します。
  4. 積極的な管理の欠如: 積立投資は比較的受け身の戦略であり、市場の急な変動に迅速に対応する能力に欠ける可能性があります。
  5. 収益の遅延: 積立投資は、資本が徐々に市場に投入されるため、大量の資金を一括して投資した場合に比べて、利益が出るまで時間がかかる場合があります。
くま君
くま君

大きく増える事も無いって事か。

積立投資は、特に市場のタイミングや短期的な変動に対するストレスを避けたい初心者や忙しい投資家に適しています。

総括

積立投資は、特に長期的な視点で安定した資産成長を目指す投資家に適しています。市場のタイミングを読む必要が少なく、少額から始めることができるため、投資の入門戦略として理想的です。

しかし、一括投資と比較して、市場の急成長期における収益機会を逃す可能性がありますし、市場の下落期には心理的なストレスが伴うこともあります。

最終的には、個々の投資目標、リスク許容度、投資期間などを考慮して、積立投資と一括投資のバランスを見つけることが重要です。

一括投資のメリットとデメリット

一括投資、特にインデックス型投資信託における一括投資のメリットとデメリットを以下のように整理できます。

一括投資のメリット

一括投資のメリット
  1. 市場への即時エクスポージャー: 一括投資では、資金をすぐに市場に投じることができ、市場の上昇期にはより多くの収益を得る機会があります。
  2. 複利効果の早期活用: 投資された資本全体がすぐに収益を生み出し始めるため、長期にわたる複利の効果をより早く享受できます。
  3. 市場タイミングのメリット: 市場が低迷している時に一括投資を行うと、市場回復時の大きなリターンを期待できます。
  4. 手間の削減: 一度の決断で投資が完了するため、定期的な投資の管理や追加購入の手間が省けます。
  5. 心理的な安定: 一括で投資を行うことで、市場の短期的な変動に一喜一憂することが少なくなり、投資戦略に対する自信が持てる場合があります。
さる君
さる君

大きく増やせる可能性が上がるのか!

一括投資のデメリット

  1. 市場タイミングのリスク: 一括投資の最大のリスクは、市場のピーク時に投資してしまう可能性があることです。これは市場の下落期に大きな資産価値の減少をもたらす可能性があります。
  2. 資金の流動性の低下: 一度に大きな金額を投資すると、その資金が市場に縛られ、短期的な資金需要に対応しにくくなります。
  3. 心理的な圧力: 一括投資では、市場が下落した際に大きな未実現損失を目の当たりにすることがあり、これは投資家にとって心理的なストレスを生じさせる可能性があります。
  4. 市場の予測の難しさ: 市場の最適なエントリーポイントを予測することは非常に困難であり、誤ったタイミングでの投資はリスクを増大させます。
  5. 機会損失のリスク: 一括投資を行った後、市場がさらに下落した場合、低価格での追加購入の機会を逃すことになります。
アキ子さん
アキ子さん

高値掴みで、リターンが減少する可能性も高まるのね💦

一括投資は、市場の長期的な成長に自信を持っている投資家や、市場タイミングを読む自信のある経験豊富な投資家に適している可能性があります。

しかし、市場の不確実性と心理的なプレッシャーは、特に初心者投資家にとって大きな課題となる可能性があります。

投資戦略は個々のリスク許容度、資金の流動性の要件、市場に対する見解に基づいて慎重に選択することが重要です。

新NISAでの投資計画の立て方

積立投資の計画的アプローチ。まずはつみたて投資枠で積み立てる

成長投資枠つみたて投資枠
年間投資枠240万円120万円
非課税限度額1,800万円中1,200万円まで1,800万円中600万円以上
対象商品上場株式・投資信託等投資信託
購入方法一括(スポット)・積立積立
非課税期間無期限
※2024年開始。新NISAの制度確認

2024年から始まる新NISAでは生涯の非課税額は一人当たり1,800万円となっているものの、成長投資枠は1,200万円となっており、1,800万円をフルに活用したとしても600万円以上はつみたて投資枠を利用する必要があります。

成長投資枠とつみたて投資枠の違いは、成長投資枠は個別株やETF、投資信託等の買い付けが可能であるのに対して、つみたて投資枠では金融庁が厳選した投資信託やごく一部のETFであり、利用先用途が限定されてしまいます。

成長投資枠が万能な非課税口座なのに対して、つみたて投資枠が限定的なシステムである以上、つみたて投資枠で購入出来る商品に対しては、つみたて投資枠を利用する事を推奨します。

長い投資期間の中で、後から高配当株投資に切り替えようとしても、成長投資枠を使ってしまっていた場合、使える用途は限られてしまい、非課税枠の恩恵をフルに利用する事が出来ないかもしれません。

しかし、つみたて投資枠から利用する事で、成長投資枠を残し、後々の選択肢に幅を持たせる事が出来ます。

将来の自分自身がどう思うかわからないので、選択肢の幅を広げておくような計画を立てていきましょう。

ゴマ君
ゴマ君

つみたて投資枠から使う事で選択肢を残しておく・・・。
合理的な考え方だね^^

ドルコスト平均法による積立投資が基本。暴落時は投資資金を追加する

ドルコスト平均法による積立投資のやり方は、以下のとおりです。

1.投資対象を決める

まず、投資対象を決めます。投資対象としては、株式や投資信託、債券などが挙げられます。長期的な資産形成を目指す場合は、株式や投資信託が一般的です。

おすすめの投資先
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)or 全米株式
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
  • eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

20代、30代の方だったらeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)1本でも良い。40代以降はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が6割、eMAXIS Slim 先進国債券インデックスを4割位で買い付けると安定しやすいです。

2.積立額を決める

次に、積立額を決めます。積立額は、自身の収入やライフスタイルに合わせて、無理のない範囲で決めることが重要です。

積立額の決め方

目安としては手取り給料の何%と割合で考える事。筆者が実践しているのは手取り給料の10%が貯金、つみたて投資15%を目安にしています。

3.積立頻度を決める

積立頻度は、毎月、毎週、毎日など、自分の都合に合わせて決めることができます。積立頻度を高くすることで、より均一に購入単価を下げることができます。

毎月1日に積立設定するといいです。

4.積立を開始する

投資対象、積立額、積立頻度が決まったら、積立を開始します。積立は、自動積立サービスを利用して、毎月決まった金額を自動的に購入するのが便利です。

楽天証券やSBI証券を利用されている方は、クレジットカードを利用した積立投資でポイントもお得に頂きましょう!

しろくま君
しろくま君

設定自体は簡単そうで、僕にも出来そうだね^^

5.暴落は見逃さない(目安は年初来20%以上の下落)

ドルコスト平均法を利用して粛々と積み立てていく事が一番大事なのは間違いないですが、それ以上のリターンを期待するのなら、暴落時にこそ追加で投資する事をおすすめします。

ピーちゃん
ピーちゃん

暴落時なんて言われても、僕にわかる訳ないじゃないかぁ・・・。

暴落とは後から見たらわかりやすい状況ですが、まさに暴落している時には「今が買い時なのか?それともまだまだ下がっていくのか?」という事は、ハッキリ言ってプロの投資家でもわかりません。

なので一定の基準を設ける事で、判断していきます。それは自分が投資している指数が、年初来で20%以上下がっている時を暴落と考えます。(筆者の勝手な定義です)

暴落時は株価が安くなっており、投資信託に追加投資する事で、同じ金額でも多くの口数を購入する事が可能になります。それは将来的なリターンが大きくなる事を意味しますので、余裕資金のある方は挑戦してみてください。

ただ、暴落時というのは証券会社の評価額も下がっており、テレビやネットのニュースでも暗いニュースが連発しています。そのタイミングで追加投資するというのは、想像しているよりも精神的に難しいです。

暴落時は是非チャレンジしてみてください!

まとめ

まとめ 画像

積立投資を推奨!暴落時に追加出来ればなお良し!

いかがだったでしょうか。

今回はインデックス型投資信託に投資するなら積立投資か一括投資か?という記事でしたが、筆者の結論としては積立投資が精神的に安定して運用出来るので推奨します。

インデックス投資で失敗するパターンに「暴落時に狼狽売りしてしまった」という理由が圧倒的に多い。これは「暴落はいつか来るもの」と頭でわかって運用しているものの、実際の暴落を経験すると頭で理解している事と、心で感じる事にギャップが出来ます。

なので、暴落時に追加投資する事は本当に精神的に難しいのですが、それが出来たら中級者以上といって問題ないですね。

それ位、暴落時に売る事なく、さらに追加で投資する事は難しいです。本当に長期目線で「これを乗り越えたら大きなリターンがある」と信じる事が大切ですね。(宗教のようになってしまいましたがw)

アキ子さん
アキ子さん

粛々と積立投資を続けていきましょう!

今回も皆様のお役に立てたら幸いです。

次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますっ!

以上!

ABOUT ME
やまと
やまと
投資家、倹約家、介護職員
介護職員として日々の生活を送りながら投資、倹約についての情報を発信しています! 読んで頂けるだけで得する情報をモットーに当ブログ『やまとの挑戦!』を運営中! 投資は全世界インデックス運用を推奨! 皆様の資産が大きくなると幸いです!
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