【初心者向け】投資信託の基本的な仕組みをわかりやすく解説!
投資信託は、多くの人々が利用する手軽で便利な投資手段の一つですが、初心者の方にとっては少し難しいと感じるかもしれません。
本記事では、投資信託の基本的な仕組みを初心者の方でも理解できるよう、わかりやすく解説します。
投資信託の歴史や背景、基本的な概念、そして選び方のポイントなど、投資信託についての知識を身につけて、あなたも賢く資産を増やしましょう。
安心して投資が始められるように、メリット・デメリットも詳しく紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
このブログでも投資信託を利用してのインデックス投資をおすすめしているけど、投資信託の仕組み自体を解説していなかったかな?
確かに「投資信託で運用する事がおすすめです!」と、紹介してきたけど、投資信託そのものを解説して来たことはなかったかもしれないね。
なので今回は「投資信託とは?」というテーマで記事にしていくね❢
誰でもわかるように解説するので、是非最後まで読んでね❢
投資信託とは?
投資信託って何?
「投資信託」、聞いたことはあるけど、具体的にどういうものかイメージが湧かないという方も多いでしょう。ここでは、投資信託の基本をシンプルに、わかりやすく解説します。
投資信託のイメージ
投資信託を簡単にイメージするなら、「お金を預けてくれる人々のグループ」を思い浮かべてください。そのグループのお金を、プロの運用者がまとめて投資するというものです。
わかりやすい例
想像してみてください。10人の友人が集まり、それぞれが1万円ずつ持ち寄って、合計10万円をプロの料理人に預けて美味しい料理を作ってもらうようなイメージです。ここでの「美味しい料理」が「投資の利益」、そして「料理人」が「専門家の運用者」となります。
投資信託は、多くの人々のお金をまとめて、プロが運用する投資の仕組みです。しっかりと特性を理解し、自分の目的やリスク容認度に合わせて活用することが大切です。
投資信託の歴史と背景
投資信託の概念は古く、約100年前に起源を持つと言われています。では、なぜ投資信託という仕組みが生まれ、どのように発展してきたのでしょうか?ここでは、投資信託の歴史と背景をわかりやすくご紹介します。
初の投資信託
投資信託の起源は、1920年代のアメリカに遡ります。当時、株式投資は一部の富裕層に限られていましたが、投資信託の登場により、一般の人々も少額から投資市場に参加できるようになりました。
日本の投資信託
日本での投資信託は、1950年代に紹介され、急速に普及しました。投資信託は、個人投資家が多様な金融商品にアクセスできる手段として、重要な役割を果たしてきました。
投資信託の多様化
投資信託は時代と共に進化し、様々な種類の商品が開発されました。国内外の株式や債券、不動産など、多岐にわたる投資先が登場し、投資家はリスクとリターンをバランス良く考慮しながら、自分に適した商品を選べるようになりました。
現代の投資信託
現代の投資信託市場は、テクノロジーの進展と共に、より透明性が増し、手数料も低減しました。ロボアドバイザーやオンライン取引の普及により、個人投資家はより手軽に、より多くの情報に基づいて投資を行うことができるようになりました。
投資信託は、100年近くの歴史を経て、常に進化し続けています。この仕組みにより、多くの人々が投資市場に参加し、自身の資産形成や生活の向上に貢献できるようになりました。
なぜ投資信託が選ばれるのか?
投資に関心を持つ方々の間で、投資信託は非常に人気のある選択肢となっています。では、なぜ多くの人々が投資信託を選ぶのでしょうか?ここでは、その魅力をわかりやすく解説します。
1.初心者でも手軽にスタート可能
多くの人々が投資を始める際、どの銘柄を選ぶべきかや、どれだけの資金をどう分散させるべきかなど、様々な判断が求められます。しかし、投資信託なら、専門家がその全てを代わりに行ってくれるため、初心者でも気軽にスタートすることができます。
2.分散投資が容易
投資信託は、一つの商品で多くの銘柄や資産クラスに投資することができるため、手軽に分散投資の効果を享受できます。これにより、特定の銘柄やセクターに関連するリスクを低減させることが期待できます。
3.専門家による運用
投資の世界は日々変動し、専門的な知識や技術が必要です。投資信託を選ぶことで、その資金は経験豊富な専門家によって運用されるため、個人での深い分析や研究の必要が軽減されます。
4.低額からの投資が可能
特定の株や債券を直接購入する場合、多額の初期投資が必要な場合が多いですが、投資信託なら数千円から投資を始めることができます。
5.定期的な積み立てが可能
多くの投資信託は、毎月一定の金額を自動的に積み立てることができるプランを提供しています。これにより、長期的な資産形成を効率的に進めることができます。
投資信託は、手軽さ、分散投資のメリット、専門家のサポートなど、多くの魅力が詰まった投資手段として多くの人々に支持されています。ただし、全ての投資にはリスクが伴うため、しっかりと自身のリスク許容度を確認し、適切な商品を選ぶことが大切です。
投資信託のメリット・デメリット
投資信託の魅力 主なメリット
投資信託を始めるメリットについて、いくつか挙げていきます。
①初心者でも手軽に投資開始
投資信託は、少額から始めることができ、専門家に運用を任せられる、分散投資がしやすいというメリットがあります。その中でも、特に初心者におすすめのメリットが「手軽に投資開始できる」ということです。
投資信託は、1万円程度から購入できるものが多く(インデックス型の場合は100円以上からが多い)、まとまった資金がなくても始めることができます。また、投資信託は、運用の専門家が運用を担当するため、投資の知識や経験がなくても安心して運用することができます。
さらに、投資信託は、複数の銘柄に分散投資されているため、リスクを分散することができます。そのため、投資初心者でも、無理のない範囲で資産運用を始めることができます。
投資信託は、資産運用の初心者でも手軽に始めることができる、便利な金融商品です。少額から始められるため、まずは投資信託から資産運用を始めてみる。という方が多いですね。
②専門家による資産運用
投資信託は、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券、不動産などに投資・運用する商品です。そのため、投資初心者でも、専門家に運用を任せることで、安心して資産運用を行うことができます。
投資の専門家は、経済や金融に関する知識や経験が豊富です。また、株式や債券の市場動向を常に分析し、運用方針を策定しています。そのため、投資信託は、投資初心者でも、専門家の運用によって、資産運用の成果を上げることができる可能性が高いと言えます。
投資信託は、資産運用の初心者でも、専門家に運用を任せることができる、便利な金融商品です。投資の知識や経験がなくても、資産運用を始めてみたいという方には、投資信託がおすすめです。
ちなみに筆者は全世界インデックス型の投資信託をお勧めしています。
③分散投資の効果を手軽に享受
投資信託は、複数の銘柄に分散投資されているため、リスクを分散することができます。これは、投資信託の大きなメリットのひとつです。
投資は、常にリスクが伴います。株式投資であれば、株価が下落するリスクがあります。債券投資であれば、金利上昇による元本割れのリスクがあります。
しかし、分散投資を行うことで、リスクを分散することができます。例えば、株式と債券の両方に投資することで、株式市場が下落したとしても、債券の値上がりによって損失を抑えることができます。
投資信託は、1つの投資信託の中に複数の銘柄が組み込まれているため、分散投資の効果を手軽に享受することができます。
④低予算でのスタートが可能
投資信託は、1万円程度から(筆者推奨の投資信託では100円以上から)購入できるものが多く、少額から始めることができます。これは、投資信託の大きなメリットのひとつです。
株式投資や債券投資の場合、まとまった資金が必要になることが多いです。しかし、投資信託であれば、少額から始めることができるため、投資初心者でも気軽に資産運用を始めることができます。
また、投資信託は、積立投資を行うこともできます。積立投資とは、毎月一定額を投資信託に積み立てていく方法です。積立投資であれば、少額から無理なく資産運用を始めることができます。
投資信託は、少額から始めることができるため、投資初心者でも気軽に資産運用を始めることができます。まとまった資金がないという方にも、投資信託がおすすめです。
⑤定期的な資産積み立てが容易
投資信託は、定期的な積立投資が容易です。これは、投資信託の大きなメリットのひとつです。
積立投資とは、毎月一定額を投資信託に積み立てていく方法です。積立投資を行うことで、投資初心者でも無理なく資産運用を始めることができます。
投資信託は、積立投資に対応しているものが多く、毎月の積立金額や積立頻度を自由に設定することができます。また、自動積立サービスが充実しており、手間をかけずに積立投資を行うことができます。
投資信託は、定期的な積立投資が容易であるため、投資初心者でも無理なく資産運用を始めることができます。長期的な資産形成を目指す方にも、投資信託がおすすめです。
投資信託の落とし穴 デメリットを知って賢く選ぶ
投資信託は初心者におすすめで、メリットが多いのは事実なのですが、日本で現在運用されている投資信託の90%以上は投資価値は無いと言われています。
以下にデメリットを挙げていきます。
①手数料や経費の問題
投資信託は、手数料や経費がかかる点がデメリットのひとつです。
投資信託には、購入時手数料や信託報酬などの手数料がかかります。購入時手数料は、投資信託を購入する際にかかる手数料です。信託報酬は、投資信託を保有している間にかかる手数料です。
手数料や経費は、投資信託の運用成果を下げる要因となります。そのため、手数料や経費が低い投資信託を選ぶことが重要です。
投資信託の手数料や経費を下げるためには、以下の点に注意しましょう。
購入時、売却時の手数料が無料の投資信託を選ぶ
購入時手数料が無料の投資信託は、購入時に手数料がかかりません。そのため、手数料を抑えたい場合は、購入時手数料が無料の投資信託を選ぶとよいでしょう。
売却時の手数料も同じように確認しておきましょう。
購入時、売却時に手数料がかかる投資信託を選択する価値はゼロと言って差し支えありません。
信託報酬の低い投資信託を選ぶ
信託報酬は、投資信託を保有している間にかかる手数料です。信託報酬が低い投資信託を選ぶことで、手数料を抑えることができます。
インデックスファンドを選ぶ
インデックスファンドは、特定の指数に連動する投資信託です。インデックスファンドは、アクティブファンドと比べて信託報酬が低い傾向があります。
投資信託は、手数料や経費がかかる点がデメリットですが、手数料や経費が低い投資信託を選ぶことで、そのデメリットを軽減することができます。
ちなみに筆者がおすすめする投資信託の手数料は
①楽天・全米株式インデックス・ファンド(SBI証券ならSBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド)を10%(手数料税込0.162%)
②eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を10%(手数料税込0.09372%)
③eMAXIS Slim 先進国株式インデックスを20%(手数料税込0.09889%)
④ニッセイ日経平均インデックスファンドを20%(手数料税込0.143%)
⑤eMAXIS Slim 新興国株式インデックスを20%(手数料税込0.1518%)
⑥eMAXIS Slim 国内債券インデックスを5%(手数料税込0.132%)
⑦eMAXIS Slim 先進国債券インデックスを15%(手数料税込0.154%)
推奨投資信託の全ての手数料が税込で0.2%(0.2%の手数料は100万円のうち2,000円です)を下回っていますし、SBI証券や楽天証券を利用すれば、購入時も売却時も手数料は無料です。
②リスクとの向き合い方
投資信託は、元本割れのリスクがあります。これは、投資信託の大きなデメリットのひとつです。
投資信託は、株式や債券などの資産に投資しています。株式や債券は、価格変動リスクがあるため、投資元本が減少する可能性があります。
投資信託は、元本割れのリスクがありますが、長期的な視点で投資を行うことで、リスクを抑えることができます。
投資信託のリスクを軽減する方法
投資信託のリスクを軽減する方法は、以下のようなものがあります。
投資目的とリスク許容度を明確にする
投資信託は、さまざまな種類があり、それぞれにリスクとリターンが異なります。そのため、まずは自分の投資目的とリスク許容度を明確にしましょう。自分の投資目的に合った投資信託を選ぶことで、リスクを抑えることができます。
分散投資を行う
分散投資を行うことで、リスクを分散することができます。株式と債券の両方に投資することで、株式市場が下落したとしても、債券の値上がりによって損失を抑えることができます。
長期的な視点で投資する
短期的な視点で投資を行うと、リスクを大きく感じる可能性があります。長期的な視点で投資を行うことで、リスクを抑えることができます。
投資信託は、元本割れのリスクがありますが、これらの方法を組み合わせることで、リスクを軽減することができます。
③選択肢が多すぎて迷う
投資信託は、さまざまな種類があり、選択肢が多すぎる点がデメリットのひとつです。
投資信託は、株式や債券、不動産などのさまざまな資産に投資する商品があります。また、運用方針や投資対象によっても、さまざまな種類があります。
そのため、投資信託を選ぶ際には、さまざまな情報を比較検討する必要があります。しかし、選択肢が多すぎると、比較検討に時間がかかってしまい、結局投資を先延ばしにしてしまう可能性があります。
↑おすすめの投資先を具体的に紹介しています。
参考にして頂けると嬉しいですね❢
④情報収集の必要性
投資信託は、資産運用の初心者でも始めやすい商品ですが、情報収集の必要性が高い点がデメリットのひとつです。
投資信託は、株式や債券などのさまざまな資産に投資しています。そのため、投資信託を理解するためには、金融商品や経済に関する知識が必要です。
また、投資信託には、さまざまな種類があり、それぞれにリスクとリターンが異なります。そのため、自分の投資目的に合った投資信託を選ぶためには、情報収集が必要です。
当ブログを参考にして頂けると幸いですね^^
まとめ
長期的な視点を持って賢く資産を増やしましょう!
投資信託は、少額から始められる、定期的な積立投資が容易、といったメリットがあり、資産運用の初心者でも始めやすい商品です。しかし、投資信託には、手数料や経費、元本割れのリスク、選択肢が多すぎて迷う、情報収集の必要性といったデメリットもあります。
これらのデメリットを軽減するためには、以下の点に注意しましょう。
①手数料や経費が低い投資信託を選ぶ
②投資目的とリスク許容度を明確にする
③分散投資を行う
④長期的な視点で投資する(10年以上)
⑤投資信託の選択肢を絞る
⑥情報収集を効率化する
投資信託は、長期的な視点で投資することで、リスクを抑えながら資産を効率的に増やすことができます。
具体的には、以下の点に注意するとよいでしょう。
①10年以上の長期的な視点で投資する
②毎月一定額を積み立てる
③リスク許容度に合った投資信託を選ぶ
④手数料や経費が低い投資信託を選ぶ
全世界株式の過去30年間の平均利回りは年率約7.3%です。
10年で倍になる利回りですね。
仮に毎月5万円を20年間、年率7.3%で運用したとすると
5万円×20年×年率7.3%=27,016,083円
老後2,000万円問題が軽く解決する金額ですね。
投資信託は、資産運用の手段のひとつです。自分に合った投資信託を選び、長期的な視点で投資することで、資産形成を成功させましょう。
どこに投資していいかわからない方は、以下のブログを参考にしてください。
↑具体的な投資先を紹介しています。
参考にして頂けると嬉しいですね❢
ですが、投資はあくまでも自己責任でお願いします。
今回も皆様のお役に立てたら幸いです。
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますっ!
以上!