楽天・全米株式インデックス・ファンドとは?おすすめのファンド!
楽天・全米株式インデックス・ファンド。
かつては投信ブロガーが選ぶ、ファンドオブザイヤーのベスト10に名を連ねていたファンド。
最近はeMAXIS Slimシリーズの人気で少し影が薄くなった感があるが、改めて楽天・全米株式インデックス・ファンド(通称楽天Vti)を調べてみた。
楽天・全米株式インデックス・ファンドとは?
米国株式市場のほぼ100%!約3500銘柄に分散投資できる投資信託!
楽天・全米株式インデックス・ファンドとは、バンガード社のVtiというETF(上場投資信託)に投資を行い、米国市場の大型株から中型、小型株までほぼ100%カバーできてしまう、米国をまるごと購入出来るような投資信託。
基本的に為替ヘッジは行っていないが、100円以上1円単位で購入できる商品。
全米まるごと投資出来るってすごい魅力だね!
楽天・全米株式インデックス・ファンドのメリット!
1本のファンドで米国まるごと投資できる!
米国市場の株式をほぼ100%購入できる。
ということは、米国の成長そのものと互換性があり、米国が成長すればリターンが大きくなる。
米国は先進国では珍しい人口増加国で、新興企業が成長しやすい土俵があり、また株式に敏感な国民性や政治姿勢も米国の成長を、後押ししている。
S&P500に入るほどの大企業じゃない、これからの成長企業にも投資出来るのが、魅力的である。
手数料が安く、長期投資向きである!
投資信託で大事になってくる手数料。
楽天・全米株式インデックス・ファンドは管理費用(信託報酬含む)が0.162%と安い。
本家のVTI(ETF)は経費率は0.03%と、一見非常に安く感じるんだけれども、投資信託で購入する場合、配当再投資もファンド内でしてくれる。
もしETFでVTIを購入していると、配当金に税金がかかってくるのである。
また配当再投資も自分で買い付けなければならず、めんどくさい。
その分、楽天・全米株式インデックス・ファンドであれば、ファンド内で再投資してくれるので、配当に対して税金がかからない。
なので、実際の手数料で考えると、0.162%と0.03%程の差はないのである。(日本から投資した場合ね)
積立NISA対象商品であり、長期投資の恩恵をMAXでえられる!
楽天・全米株式インデックス・ファンドは積立NISA対象商品。
なので、20年間非課税で運用する事ができる。
これがものすごく大きい。
20年後の資産が楽しみになってくるのではないか。
楽天・全米株式インデックス・ファンドのデメリット!
実質コストは0.162%より高い場合がある!
どの投資信託でもそうなんだけれども、目論見書で目指す手数料と実際かかった手数料に、乖離がみられる。
楽天・全米株式インデックス・ファンドは初年度の運用で、実質コストが0.5%位になっていたという。
まぁ、オイラ的にはそれでもこれだけ分散投資してくれるんだったら、ありがたいんだけどもね。
短期で強力なリターンが得られる訳ではない!
インデックス投資に関しては、すべてそうなんだけれども、1年で倍、3倍になることはない。(たぶんね)
小さく始めて大きく育てる投資なので、手数料はなるべく少ない所を選んで、長期投資によって資産形成をするっていう投資法になってくるので、短期投資で大きく資産を増やしたい方なんかには向いていない、といえる。
米国1国に集中してしまう事!
オイラは全世界投資推奨派なので、米国へまるごと投資できたとしても、米国自体が成長しなかったらって考えると、リスクに感じる。
もちろん、米国はこの先も強い成長を見せてくれるとは思うけれども、万が一そうならなかったら?成長はしてるけど、他国の成長に比べたら?みたいな事があったら、米国に集中投資するのは危険かもしれないと思うのである。(個人の意見だけどね)
まとめ!
インデックス投資全体の数十%購入すると良いと思う!
いかがだったでしょうか。
今回は楽天・全米株式インデックス・ファンドについて調べてみました。
オイラはやっぱり1国への集中投資には不安を感じるので、楽天・全米株式インデックス・ファンドを全体の20~30%位まで、って位で考えています。
「そんなことしたら、リターンを下げるだけじゃないか!」っていう意見もよく聞くので、あくまでオイラの意見としては、って事で(^^♪
↓オイラの全世界投資の割合は大体こんな感じになっています。
よかったら目を通してくださいませ!
今回も皆様のお役に立てたら幸いでございます!
また勉強して、役立つ情報を発信できるようにがんばりまする!
以上!