ドルコスト平均法とは?わかりやすく解説してみる!
積立投資で必ずといっていいほど出てくる「ドルコスト平均法」。
具体的にはどんなものなのか、調べてみる事にした。
ドルコスト平均法とは?
一定の金額を、時間を分散させて買い続ける手法!
※SBI証券ドル・コスト平均法より引用
ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を一定の金額で、時間を分散させるて買い続ける投資手法。
長期投資を価格が変動する金融商品を買い続ける際に、定額で定期的に購入することで、価格変動する金融商品の価格を平準化させる。
インデックス投資の投資信託における、王道の投資方法である。
ドルコスト平均法のメリット!
最大のメリットは購入価格を平準化できる事!
ドルコスト平均法による購入は、一定額を「毎月〇日に購入」等と決まったタイミングで機械的に購入していくので、相場を気にする事無く、投資先の平均的な水準で購入出来てしまう。
なので投資先の大体の平均利回りと、ドルコスト平均法にて購入した場合の利回りの乖離が少なくてすむ。
一括投資を行った場合における「相場が一番高い時に全額投資して高値掴みしてしまった!」という事を避ける事が可能になる。
長期投資を行う上で強烈なメリットといえる。
相場を見て、一喜一憂しなくて済む!
このことに関しては感覚に個人差が出てきそうなんだけれども、個別株投資や一括投資とかは、相場の変動によって「仕事が手につかない」等の暴落を経験した事がある方も多いと思う。
だけれども、ドルコスト平均法での投資だったら相場の上下動に関係なく平均化してくれるので、精神的に楽である。
だからといって、暴落が辛くなくなるわけではないけどもねw
専門的な知識が不要で誰でも再現することが出来る!
ただ、一定額を定期的に買い付ける(積み立てる)だけなので、専門的な知識も必要なく誰でも設定する事ができる。
ただ投資先を「どこにすればいいのか?」「どういう商品がいいのか?」等は自分で考えないといけない。
↓以前の記事で参考になるならこちらもどうぞ!
ドルコスト平均法のデメリット!
リスクが平均化されるので、リターンも平均化される!
これはデメリットなのかメリットなのか、人によって感じ方は違うと思うんだけれども、ドルコスト平均法による投資は、購入価格を平準化させる。
すなわち、安く購入できる事も平均的だし、高値で買ってしまう事も平均的になる。
なので、長期で安定したリターンを得る投資には向いているんだけれども、大きなリターンを狙っている投資家からすると、デメリットと感じる部分なのかもしれない。
手数料がかさんでしまう可能性がある!
オイラは全世界インデックス投資を推奨していて、おススメしている投資信託は基本購入、換金手数料は無料の商品なんだけれども、投資する商品によってはちょくちょく手数料が取られて、長期で投資すればするほど、手数料がかさんでくる場合がある。
なので、ドルコスト平均法による投資であっても、投資先の購入や換金の手数料、また管理費用なんかはしっかりとチャックしておいた方がいいだろう。
換金のタイミングによって、価格が大きく変わる可能性がある!
ドルコスト平均法による長期投資で、雪だるまのように頑張って積み立ててきた投資先であっても、換金する時期によっては、暴落している事だってありえる。
こういう場合は、一気に現金化するのでは無く、一定の割合で時間をかけて取り崩すことで、そのリスクを軽減する事ができる。
↓以前に4%ルールについて記事にしているので、よかったら一度目を通してもらいたいと思う。
まとめ!
インデックス投資を長期で行う場合は最強の投資手法!
インデックス投資による資産形成をおススメするオイラにとっては、手間がかからず、専門的な知識も特に必要なく、時間を分散する事によるリスク分散の効果を得られる、ドルコスト平均法は最強の投資方法だと思う。
だけれども、長期で低迷し続けるインデックスもない事はないので、全く放置するってわけでは無く半年に1回とかで相場の確認を行いながら投資をし続ける事をお勧めします!
では、今回も皆様のお役に立てたら幸いでございます!
また勉強して、何か役に立てる記事を書いていきたいと思うのでよろしくお願いいたしますm(__)m。
以上!