【JPX150指数 初ETF】iFreeETF JPXプライム150(2017)が1月、東証に上場!
2024年1月、東証に「iFreeETF JPXプライム150」(証券コード:2017)が上場します。これは、2023年7月に算出を開始した「JPXプライム150指数」を連動対象とする、日本で初めてのETFです。
JPXプライム150指数は、東証プライム市場に上場する時価総額上位500銘柄の中から、収益性と将来性の観点から選定された150銘柄で構成される株価指数です。
本ETFの設定と運用開始は2024年1月22日、東証への上場は1月24日の予定です。
【JPXプライム150指数の特徴】
JPXプライム150指数の特徴は、以下のとおりです。
【iFreeETF JPXプライム150の特徴】
iFreeETF JPXプライム150の特徴は、以下のとおりです。
【投資の選択肢として】
iFreeETF JPXプライム150は、日本を代表する優良企業に投資したい方、長期的な成長を期待したい方に期待のETFの登場です。
JPXプライム150指数って前に期待してた株価指数だよね❓
とうとうETFで登場なんだね!
そうそう。
以前紹介した2023年7月に算出を開始した期待の指数だよ!
日経平均株価よりも、私個人は期待しているので注目のETFだね。
その前にJPXプライム150指数について気になる人は↓の記事もよかったら読んでね!
iFreeETF JPXプライム150(2017)とは?
JPXプライム150指数の概要
JPXプライム150指数は、日本取引所グループが算出・公表する株価指数です。2023年7月3日に算出・公表を開始しました。
特徴
- 東証プライム市場上場の時価総額上位500銘柄を母集団とし、そのうちの150銘柄で構成される。
- 構成銘柄は、以下の基準を満たす銘柄とする。
- 連続3営業日以上の売買高がある。
- 流動性比率(10営業日平均の出来高に対する時価総額の比率)が10%以上である。
- 株主資本コスト(ROE)が8%以上である
ねらい
- 価値創造が推定される我が国を代表する企業を見える化する。
- 国内外の機関投資家や個人投資家の中長期投資の対象となることを通じて、価値創造経営の浸透、日本株市場の魅力向上に寄与する。
なるほど~。
要するに日本株を国内外の投資家に、魅力的な詰め合わせパックを提供する為に出来た指数って事だね!
JPXプライム150指数のバックテスト結果
JPXプライム150指数のバックテスト結果は、以下のとおりです。
期間 | 年率リターン | ボラティリティ |
---|---|---|
1990年1月~2023年12月 | 5.6% | 17.3% |
1990年1月~2000年12月 | 10.7% | 22.9% |
2001年1月~2023年12月 | 3.6% | 12.7% |
この結果から、JPXプライム150指数は、中長期で安定したリターンが期待できる指数といえます。
ただし、あくまでもバックテストの結果であり、今後のパフォーマンスを保証するものではありません。
JPXプライム150指数に投資する際には、リスクを十分に理解した上で、投資判断を行う必要があります。
なお、JPXプライム150指数は、2023年7月3日に算出・公表を開始したばかりの新しい指数です。そのため、バックテストの結果は、あくまでも参考程度にとどめておく必要があります。
バックテストでは、以下の条件でシミュレーションが行われました。
- 分配金は再投資しない。
- 信託報酬は0.30%。
また、バックテスト期間は、1990年1月から2023年12月までの33年間です。
この期間は、バブル崩壊やリーマンショックなどの大きな経済危機を経験しています。そのため、バックテストの結果は、これらの危機の影響を反映したものといえます。
ぶー。
あくまでもバックテストの結果だから何も言えないけど、安定成長は期待できそうだね!
iFreeETF JPXプライム150(2017)について
iFreeETF JPXプライム150(2017)は、大和アセットマネジメントが運用するETF(上場投資信託)です。2024年1月24日に東京証券取引所に上場します。
JPXプライム150指数(配当込み)に連動する投資成果を目指すETFです。JPXプライム150指数は、日本取引所グループが算出・公表する、東証プライム市場に上場する時価総額上位500銘柄の中から、収益性と将来性の観点から選定された150銘柄で構成される株価指数です。
iFreeETF JPXプライム150(2017)の特徴
- 中長期で安定したリターンが期待できる
JPXプライム150指数の期待値は、年率リターン5%~7%、ボラティリティ15%~20%です。このことから、中長期で安定したリターンが期待できるといえます。
- コストが低い
iFreeETF JPXプライム150(2017)の信託報酬は、0.176%(税込)となっており、他のETFと比較しても低い水準です。
iFreeETF JPXプライム150(2017)に向いている投資家
iFreeETF JPXプライム150(2017)に向いている投資家は、以下のとおりです。
- 中長期で安定したリターンを重視する投資家
- コストを抑えて投資したい投資家
一方、以下の投資家にはあまり向いていないといえます。
- 配当性向の高い銘柄に投資したい投資家
- 短期間で大きなリターンを狙う投資家
iFreeETF JPXプライム150(2017)は、中長期で安定したリターンを期待できるETFです。コストも低く、流動性も高いため、投資初心者にもおすすめできる銘柄といえます。
日本株で安定成長を期待できる投資先って嬉しいね!
まとめ
JPXプライム150指数の構成銘柄のPBR、ROE、成⻑性、時価総額の分布はS&P500やSTOXX600と比較しても負けない水準。期待は出来ます!
いかがだったでしょうか。
今回は以前紹介したJPXプライム150指数に連動する初のETFである『iFreeETF JPXプライム150(2017)』について紹介してきました。
JPXの説明では実際に米国株の指標であるS&P500や、欧州株指標となるSTOXX600と比較して遜色ない指数であると説明しています。
小さくて見えにくいですが、TOPIXと比較すると、S&P500やSTOXX600に近い内容になっています。(PBR、ROE、成長性等)
中長期的な視点で投資を考えているのなら、期待できる数字が並んでいますので、日本株に投資するなら選択肢に入れていいETFだと言えますね。
最近は米国株か?オルカンか?という話題ばかりで、日本株の話題が少なかった事もあって個人的には嬉しいニュースだなって思っています。
日本株についてはこれから先もJPXプライム150指数、日経平均、TOPIXを基本に比較検討しながら、最善の選択肢をとっていきましょう!
今回も皆様のお役に立てたら幸いです。
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますっ!
以上!