FRB とは?FRBの役割って?FRBって重要なの?
投資を始めて経済ニュースを気にしていると必ず出てくるFRB。
FRBとは一体どういう役割をしているのか、気になる方も多いと思うので調べてみようと思う。
結構重要な組織なの?
米国、世界中の企業や投資家達がFRB議長の発言を一語一句聞き逃さないように聞いているほどだからね。
説明できるかどうかわからないけど、ざっくりでもわかるように解説してみるわね!
FRBとは一体なに?
FRBとは米国の中央銀行!米国における雇用、物価の安定が大きな役割!
FRBとは米連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board)の略称であり、米国における中央銀行にあたる。
日本でいう所の日本銀行みたいな感じ。
なので、米国株投資家は当然その動向に注目しているんだけれども、米国株投資家だけではなく世界各国の金融政策に大きな影響を与える事になる。
最大の責務は米国における「物価の安定」と「雇用の最大化」で、この2つを達成する為に金融政策の決定する。
米国は現在世界最大の経済大国になっており、米ドルが世界の基軸通貨となっている事から、FRB議長の方針1つで米国だけでなく、世界経済に大きな影響を持つ。
FRB議長は2018年2月からジェローム・パウエル氏。(パウエル議長)任期は4年。
議長・副議長・理事については米国大統領が上院の助言と同意に基づいて任命する。
FRBが利上げするとどうなる?
定石では株価が下がり、円安ドル高になる!
ざっくりというと金利は上がると、株価は下落する。
何故かというと多くの企業は銀行から資金を調達して事業を行ったり拡大したりするんだけれども、金利が上がるという事はその調達した資金の返済額が大きくなってしまう。
という事は、当然ながら企業の業績は悪化傾向になり、業績が悪化するっていう事は株価が下がるっていう事になる。
米国企業が業績悪化するって事は、その取引先の外国に企業にも影響を及ぼすので、世界的に株安の傾向があらわれる。
日本においては、米国の影響は極めて大きいので株安傾向になる。
また、通貨に関しても米ドルの金利が上がり、日本円の金利が据え置きって事になったりすると、米ドルで保有しておいた方が資産は増える傾向になってくるので、米ドルが買われる。
米ドルが買われるってことは、円が安くなってくるので円安ドル高傾向になってくる。
日本企業はマクロでみると、円安ドル高の方が輸出企業の業績には追い風となるので景気回復基調にはなる。
ただ、円の価値が下がっているのでガソリンであったり輸入に頼っている商品に関しては値上がりする事になる。
んじゃFRBが利下げした場合は?
株価が上昇しやすくなり、円高ドル安傾向になる!
一般的には利下げを行うと、借入金の返済額が下がり事業拡大の為の資金調達もしやすくなる。
返済金額が下がる事によって業績が改善傾向になるので、株高傾向になっていく。
米国民に対しても、お金を借りやすくなるので購買力があがり家や自動車、その他の消費アイテムが買いやすくなり消費が増える。
消費が増えるって事は、企業の業績が上がりまた、株価が上昇基調になってくる。
こう書くと良い事ばかりのように見えるんだけど、そうでもそういうわけでもない。
銀行預金に金利が低下するので、預金してもお金は増えなくなるし、消費が加速する事によって物が不足し、インフレ傾向になってくる。
そのまま放置しておくと、インフレが進み過ぎて物の価値が上がりすぎて通貨の価値が下がりすぎてしまう事になる。
そうならないように、FRBが金融政策決定会合で金利の上げ下げの調整が重要になってくるわけだ。
また、FRBが利下げを行うとドル買いの傾向が弱くなる為、円が高くなってくる。
日本企業はドル円120円位がマクロでみると、日本企業の業績が良いらしいので、100円を切ってくるような円高になってくると輸出企業のダメージが大きくなり日本全体の企業業績の悪化が懸念されるようになってくる。
すると、投資家は日本企業には魅力を感じなくなり投資が減り株安傾向になってくる。
もちろんこれはFRBと日本銀行との相対的な関係にて決まってくるので、FRBの方針だけでなく日銀の方針にも注目をしないといけない。
基本的には日米で経済がリンクしている場合が多く、FRBの利下げが日本の株価を押し上げてくれる場合が多いんだけどね。
まとめ!
FRBの金融政策は世界中の経済に大きな影響を与えている!FRB、日銀の動向に注目する事はめちゃくちゃ大事!
いかがだったでしょうか。
今回は米国の中央銀行であるFRBについてすごく簡単に紹介してみました!
ザックリとまとめると
現在においては世界経済の中心である米国の中央銀行の動向は
日本銀行と並んで必ず気にかけてほしいニュースである!
っていう事ですね。
FRBの動向いかんでは、株価の暴落を食い止めたり、景気が上向く下向く両方の可能性があるので是非注目して頂きたいと思いますね。
同じような事も、日本銀行についても言えるので日本銀行にも注目していただきたく思います。
よかったら読んでもらえると嬉しいですね!
今回も皆様のお役に立てたら幸いでございます!
また、お役に立てる情報を発信出来るよう頑張りますので、よろしくお願いいたしますm(__)m
以上!