【新ファンド誕生】SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドへの期待(愛称サクッとインド株式)
インドの経済成長に注目している方に朗報です。
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド(愛称サクッとインド株式)が新たに誕生しました。
このファンドは、インドの株式市場を代表する30銘柄の時価総額加重平均指数である、MSCIS&P BSE SENSEXインデックスに連動する投資信託です。
インドの株式市場は、世界で最も活気のある市場の一つであり、高い成長率と多様な魅力的な企業を有しています。
しかし、インドの株式市場に投資するには、多くの課題があります。
例えば、外国為替リスクや取引コスト、税制の複雑さなどです。
そこで、このファンドは、これらの課題を解決するとともに、インドの株式市場に簡単かつ効率的にアクセスできるように設計されています。
このブログでは、このファンドの特徴やメリット、デメリットなどを詳しく解説します。
インドの株式市場に興味のある方は、ぜひお読みください。
インドって言えば、今年中に人口が中国を抜いて世界一になるって予想されていたよね。
20年前の中国のように、投資先としては魅力的なのかな❓
もちろん魅力的だよね。
そのインド株に簡単に投資出来る投資信託が2023年9月22日から運用開始になるよ。
今回はその新しいファンドである「サクッとインド株式」について紹介していくね❢
インド市場の成長と期待
インド経済の現状と将来展望
インド経済は、新型コロナウイルスの感染拡大による打撃から回復しつつあり、2022年度の実質GDP成長率は前年度比+7.0%、2023年度は同+6.0%と予想されています。
インドは2023年に中国を抜いて世界一の人口大国となる見込みであり、若い労働人口が豊富で、IT産業などのサービス部門が好調です。
インド政府は「メーク・イン・インディア」を掲げて製造業の振興策を進めており、米中対立のなかで中国以外に生産拠点を設けようとする企業の誘致にも力を入れています。
しかし、インド経済には課題も多くあります。
インフレ率は高止まりしており、中央銀行は金融引き締め策を継続しています。
これが内需の減速要因となっています。
また、国際商品市況の高騰により貿易赤字が拡大し、ルピーが史上最安値レベルで推移しています。
さらに、民主主義国家であるため政策の実行が遅れやすく、土地収用や労働法改正などの改革が進んでいません。
以上のように、インド経済は高い成長ポテンシャルを持ちながらもリスクも伴う状況です。
投資する際には、インド経済の動向や政策の変化に注意を払う必要があります。
今、インドに投資するチャンスなのか
インドへの投資のチャンスかどうかは、投資家の個人的な投資スタンスや目標によって異なります。
インド経済は、近年、高い成長率を維持しており、今後も成長が続くと見込まれています。また、インド株式市場は、近年、規模が拡大しており、より多くの投資対象が提供されるようになっています。
このような背景から、インドへの投資は、長期的な視点に立って、グローバルな成長機会を捉える手段として、魅力的な投資対象と言えるでしょう。
一方で、インド経済には、財政赤字やインフラ不足などの課題もあります。また、インド株式市場は、他の新興国市場と比べると、流動性が低い傾向にあります。
そのため、インドへの投資を検討する際には、これらの課題やリスクを十分に理解した上で、慎重に投資判断を行う必要があります。
具体的には、以下の点に注意して投資判断を行うことが重要です。
・インド経済の成長トレンドを把握する
・財政赤字やインフラ不足などの課題に留意する
・投資期間を長めに設定する
・リスク分散を図る
インド株式は、長期的な投資に向いていると言えますが、上記の点に注意して投資判断を行うことで、リスクを抑えつつ、投資のチャンスを最大限に活かすことができるでしょう。
現在の市場環境は、インド株式への投資にとって、チャンスとリスクの両方が存在すると言えます。投資家は、これらの点を十分に理解した上で、慎重に投資判断を行うことが重要です。
(サクッとインド株式)SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドの特色
ファンドの主要な構成要素
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドは、SBIアセットマネジメントが設定・運用するインデックスファンドです。
このファンドは、インドのボンベイ証券取引所に上場する30銘柄で構成されるS&P BSE SENSEXインデックスに連動する投資成果を目指します。このインデックスは、インドの経済や業種を代表する銘柄を選定しており、インド株式市場の動向を捉えることができます。
また、このファンドは、同種同等ファンドの中で最も低い信託報酬(年率0.4638%程度)を実現しており、低コストでインド株式に投資できるメリットがあります。
インドは、今後高い経済成長が期待される国の一つです。SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドは、インドの成長に参加したい投資家におすすめのファンドです。
S&P BSE SENSEXインデックスとは、インドの株式市場の動向を表す代表的な株価指数の一つです。
S&P BSE SENSEXは、Standard & Poor’s (S&P)とボンベイ証券取引所 (BSE)が共同で算出しています。
S&P BSE SENSEXは、インドの経済や企業の業績に影響を与える30社の大型株を選んで構成されています。
S&P BSE SENSEXの値は、これら30社の株価の変動に基づいて計算されます。
S&P BSE SENSEXは、インドの株式市場のバロメーターとして広く利用されており、投資家やアナリストにとって重要な情報源となっています。
S&P BSE SENSEXインデックスの実績と期待
S&P BSE SENSEXインデックスとは、インドのボンベイ証券取引所に上場する30の銘柄で構成された時価総額加重平均指数です。
この指数は1986年から公表されています。
S&P BSE SENSEXインデックスはインドの経済や株式市場の動向を反映する代表的な指標として広く利用されています。
S&P BSE SENSEXインデックスの実績と期待を具体的な数値で見てみましょう。
2023年8月25日時点で、S&P BSE SENSEXインデックスの終値は64,886.51ポイントでした。これは2023年7月20日につけた最高値67,619.17ポイントから約4%下落した水準です。
しかし、2022年末の終値60,840.74ポイントからは約6.6%上昇しており、年初来リターンは6.65%となっています。
S&P BSE SENSEXインデックスの期待については、様々な要因が影響するため一概に言えませんが、一つの目安としてアナリストの予想を見てみましょう。
ブルームバーグによると、2023年12月末のS&P BSE SENSEXインデックスの平均目標値は73,000ポイントであり、現在の水準から約12.5%の上昇が見込まれています。
もちろん、この予想はあくまで参考値であり、実際の値動きと異なる可能性があります。
以上がS&P BSE SENSEXインデックスの実績と期待に関する具体的な数値です。
インド投資のリスクとリターン
インド市場特有のリスク要因
インド市場に参入するには、様々なリスク要因に注意する必要があります。
インド市場特有のリスク要因は、以下のような事が考えられます。
政治的・社会的不安定性
インドは多民族・多宗教の国であり、政治的な対立や暴動、テロなどの社会的な不安定性が高いです。
これらの事象は市場の需給や物流、人材などに影響を与える可能性があります。
法制度・規制の不透明性
インドは連邦制であり、中央政府と各州政府がそれぞれ異なる法律や規制を持っています。
また、司法制度や行政手続きも複雑で不透明であり、汚職や遅延などの問題があります。
これらの要因はビジネスの設立や運営に多くのコストや時間を要する可能性があります。
税制・通貨の変動性
インドは複雑な税制を持っており、中央政府と各州政府がそれぞれ異なる税率や税項目を設定しています。
また、インドルピーは外国為替市場で大きく変動することがあります。
これらの要因はビジネスの収益やキャッシュフローに影響を与える可能性があります。
文化的・言語的多様性
インドは多様な文化や言語を持つ国であり、地域や宗教によって消費者の嗜好や行動が異なります。
また、英語は公用語の一つですが、全ての人が話せるわけではありません。
これらの要因はビジネスのマーケティングやコミュニケーションに工夫や配慮を要する可能性があります。
以上のように、インド市場には特有のリスク要因が多く存在します。
しかし、それらのリスク要因を適切に分析し、対策を講じることで、インド市場は巨大なビジネスチャンスを提供する可能性もあります。
リスク管理のための戦略
インドは世界で最も人口の多い国の一つであり、経済成長率も高い国です。
しかし、インド株に投資する際には、政治的不安定さ、インフレ率の上昇、通貨の変動など、様々なリスクに直面する可能性があります。
そこで、インド株への投資リスクを管理するためには、以下のような戦略を取ることが有効です。
・分散投資を行う
インド株に投資する場合、一つの銘柄や一つの業種に偏らないように、複数の銘柄や業種に分散して投資することが重要です。
これにより、個別の銘柄や業種の下落による損失を抑えることができます。
また、インド以外の国や地域にも投資することで、地域リスクを低減することができます。
・長期的な視点で投資する
インド株は短期的には大きく上下することがありますが、長期的には高い成長率を示す可能性があります。
そのため、インド株に投資する場合は、短期的な値動きに惑わされずに、長期的な視点で投資することが大切です。
また、長期的な視点で投資する場合は、定期的にリバランスを行うことも重要です。
リバランスとは、ポートフォリオの銘柄や比率を見直して調整することです。
これにより、ポートフォリオのリスクやリターンを最適化することができます。
以上のように、インド株への投資リスクを管理するためには、分散投資を行う、長期的な視点で投資するという二つの戦略を取ることが有効です。
インド株は高い成長ポテンシャルを持つ一方で、高いリスクも伴います。
そのため、自分の目標やリスク許容度に合わせて、慎重に投資判断を行う必要があります。
他のインド関連ファンドとの比較と取扱う証券会社
インド株に投資出来るインデックスファンドとの比較
実は現時点(2023年8月)時点でインド株に投資出来るインデックスファンドは、多くありません。
その中でも有力なファンドがiFreeNEXT インド株インデックスです。
では、iFreeNEXT インド株インデックスと比較していきましょう!
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド(愛称サクッとインド株式) | iFreeNEXT インド株インデックス | |
設定日 | 2023.09.22 | 2023.03.13 |
管理費用(含む信託報酬) | 0.4638%(税込) | 0.781%(税込) |
純資産総額 | 運用開始前なので0円 | 約290億円 |
運用会社 | SBIアセットマネジメント | 大和アセットマネジメント |
ベンチマーク指数 | S&P BSE SENSEXインデックス | Nifty50指数(配当込み、円ベース) |
購入、換金時手数料 | 無料 | 無料 |
※2023年8月29日時点
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド(愛称サクッとインド株式)は、まだ運用が始まっていないので、期待値で語る事しか出来ませんが、iFreeNEXT インド株インデックスも設定からたった半年で純資産が300億円近いファンドになっています。
さらに楽天証券の投資信託、積立設定金額ランキングでは5位に入っており、SBI証券の7月の投資信託積立金額ランキングでも5位に入るほど、投資家のインド株への期待の大きさが伺えます。
今回設定されるSBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド(愛称サクッとインド株式)は、iFreeNEXT インド株インデックスよりも0.3%程度手数料は低めに設定されているので、投資家の期待もいっそう大きくなる事でしょう。
まとめ
ポートフォリオの10%以内なら良いと思う
今回はSBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド(愛称サクッとインド株式)についてご紹介しました。
このファンドは、インドの経済成長に連動するインド株式市場に投資することで、長期的な資産形成を目指すものです。
インドは、世界で最も人口の多い国の一つであり、若い労働力や消費者層を持ち、ITや製薬などの先進産業も発展しています。
しかし、インド株式市場はまだ日本の投資家にとっては馴染みが薄く、参入障壁も高いと感じるかもしれません。
そこで、このファンドは、インド株式市場に分散投資することができる投資信託で、手軽にインド株式にアクセスできるようになりました。
インド株式市場は、今後も高い成長率を維持する可能性があります。
その機会を捉えるために、ぜひこのファンドをご検討ください。
サクッとインド株式で、サクッと資産形成を始めましょう!
参考にして頂けると嬉しいですね❢
今回も皆様のお役に立てたら幸いです。
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますっ!
以上!