【危険】カードローンの危険性とは?利息の負担や借金の減らなさがもたらすリスクを解説
カードローンの便利さは誰もが知るところ。
一瞬で資金が手に入り、急な出費も安心。
しかし、その裏には見過ごされがちな「危険性」が潜んでいます。
利息の重たい負担、思ったよりも返済が進まない現実。
この記事では、カードローンを利用する際のリスクと、それにどう対処すれば良いのかを徹底解説します。
正しい知識を持つことで、金融の罠にはまることなく、賢い選択をする手助けとなることを願っています。
カードローンって便利だよね❢
急にお金が必要な時に、ATMでサクッとお金を借りる事が出来るし^^
便利なのは間違いないね。
だけど、その分デメリットがある事も理解しておかないと大変な事になっちゃうのよ。
今回はカードローンの危険性について説明していくね❢
カードローンの基礎知識
カードローンの基本的な仕組み
カードローンの基本的な仕組みに関して、具体的な例を交えて説明します。
①定義
カードローンは、銀行や消費者金融などの金融機関が提供するサービスで、手軽に資金を借りることができるシステムです。
例→たとえば、Aさんが急な出費で3万円が必要な場合、持っているカードローンのカードをATMに挿入して、必要な金額を引き出すことができます。
②借入限度額
金融機関が設定する、借りられる最大金額のこと。
例→Bさんが金融機関から提示された借入限度額が50万円の場合、Bさんはその限度額内で何度でも借りることができます。
③利息
借りたお金には利息が発生します。
利息は金融機関や借入期間によって異なります。
例→Cさんが10万円を1ヶ月で返済する場合、利率が年15%であれば、約1,250円の利息が発生します。
④返済方法
借りた金額をどのように返していくかの方式。
例→Dさんが5万円を借り、毎月1万円ずつ5ヶ月間で返済する「分割払い」を選択できます。
⑤無利息期間
一部のカードローンには、契約開始後の一定期間、利息が発生しない期間が設定されています。
例→Eさんが特定のカードローンを利用した場合、初回30日間は無利息で借り入れができるキャンペーンを利用できることがあります。
⑥申し込みと審査
カードローンを利用するためには、事前に金融機関に申し込み、審査を受ける必要があります。
例→Fさんがカードローンの申し込みをした際、彼の月収や勤務先、過去の借入履歴などが審査され、それに基づいて借入が許可されるかが決定されます。
少し強引に例をあげていますが、カードローンには上記のようなルールがあります。
カードローンとキャッシングの違い
カードローンとキャッシングは、日常的に使われる言葉としては似たような意味合いで使われることが多いですが、厳密な意味ではいくつかの違いがあります。
以下に、その主な違いを挙げてみました。
①定義
カードローン→主に銀行や信販系の金融機関が提供する、カードを使用して借り入れや返済を行うサービスです。
銀行のカードローンは多額の融資が可能で、比較的低い金利での融資が特徴です。
キャッシング→消費者金融やクレジットカードのキャッシング機能を通じて、小額の資金を短期間で借り入れること。
クレジットカードに付帯するキャッシング枠を利用して現金を引き出すこともこのカテゴリに含まれます。
②提供する機関の違い
カードローン→主に銀行や大手信販系金融機関が提供しています。
キャッシング→消費者金融やクレジットカード会社が提供しています。
③利息・金利
カードローン→銀行が提供するカードローンの場合、金利は比較的低めです。
キャッシング→消費者金融などが提供するキャッシングの場合、金利がやや高めに設定されていることが多いです。
④融資の上限額
カードローン→一般的に融資の上限額が大きいです。
キャッシング→カードローンに比べると融資の上限額が小さいことが多いです。
⑤用途
カードローン→長期的な借入や大きな資金が必要な場合に利用されることが多いです。
キャッシング→急な出費や短期間の資金繰りに利用されることが多いです。
要するに、カードローンとキャッシングはどちらも「借り入れ」のサービスですが、提供する機関、金利、融資の上限額などに違いがあります。
カードローンの方がキャッシングに比べて便利な場合が多いですが、返済期間は長くなり、より長くより多く金利を支払う可能性は高いですね^^;
カードローンの3つのメリット
融資の実行が早い
カードローンは、融資の実行が非常に早いというメリットがあります。
例えば、急な出費に対応したい佐藤さん(仮名)の場合
佐藤さんは、ある日突然、自宅の冷蔵庫が壊れてしまいました。
新しい冷蔵庫をすぐに購入する必要がありましたが、給料日までまだ2週間あり、手元に十分な現金がありませんでした。
そこで、佐藤さんはカードローンを利用することを決意。
早速、ネットで申し込みを行い、審査が通ったらすぐに銀行口座への振り込みを選択しました。
ありがたいことに、審査は数時間で終わり、その日の夕方までには指定した銀行口座にお金が振り込まれました。
このように、カードローンの「融資の実行が早い」というメリットを活用することで、佐藤さんは急な出費にも迅速に対応することができました。
上記のように融資の実行が非常に早い事が、カードローンを利用するメリットです。
お金の使い道が自由である事
カードローンのお金の使い道が自由であるというメリットは、多くの利用者にとって大きな魅力となっています。
以下に、このメリットに関する説明を行います。
カードローンの使い道の自由度について
①特定の目的制限がない
多くのカードローンは、特定の目的を持たずに融資されます。
これは、例えば「車の購入」や「住宅の購入」など、特定の目的のためのローンとは異なります。
カードローンでは、借入理由を詳細に報告する必要が基本的にありません。
②多様なニーズに対応可能
予期せぬ出費、趣味やレジャー、家電の購入、旅行、教育費など、さまざまなニーズに応じて資金を使用することができます。
これにより、利用者は状況やライフスタイルに合わせて融資を受けることができるのです。
③迅速な資金調達が可能
使い道が自由であるため、突然の出費や緊急時にも迅速に対応することが可能です。
具体的な目的を説明する手間が省けるため、手続きも簡素化されることが多いです。
このように、カードローンは使い道の自由度が高いという特徴を持っており、多くの人々にとってフレキシブルな資金調達手段として活用されています。
保証人や担保が不要であるという事
カードローンが保証人や担保を必要としないという点は、実際に多くの人々にとって大きなメリットとなっています。
以下、その理由やメリットを詳細に説明します。
カードローンの保証人や担保不要のメリット
①手続きの簡素化
保証人や担保が不要であるため、ローンの申込み手続きが格段に簡単になります。
これにより、申し込みから融資までの時間が短縮され、迅速に資金を調達することができるのです。
②プライバシーの確保
保証人を立てる必要がないため、第三者に借入の事実を知られるリスクが低くなります。
これは、プライバシーを重視する多くの人々にとって大きな安心感をもたらします。
③担保物件のリスク回避
担保として物件を提供する必要がないので、返済が困難になった場合でもその物件を失うリスクがありません。
これにより、資産を守りつつ資金調達ができるのです。
④低いハードルでのアクセス
保証人や担保が不要なため、カードローンは多くの人々にとってアクセスしやすい融資手段となっています。
特に、資産を持たない若者や、突然の出費で資金を必要とする人々にはありがたい制度です。
総じて、カードローンの保証人や担保不要の特徴は、手続きの迅速性やアクセスのしやすさ、プライバシーの確保など、多方面でのメリットをもたらしています。
ただし、この利点を享受する一方で、適切な返済計画を立てることの重要性も忘れてはなりません。
カードローンの3つのデメリット
高金利であり、元金がなかなか減らない
カードローンは便利な融資方法として多くの人々に利用されていますが、その背景には高金利の問題が潜んでおり、これが返済の負担として現れます。
以下、高金利に関連したカードローンのデメリットについて詳しく説明します。
①金利負担の増加
カードローンの金利は、銀行系の無担保ローンや住宅ローンなどに比べて高めに設定されていることが多いです。
このため、返済する際の金利負担が大きくなる可能性が高まります。
②元金がなかなか減らない
高金利の影響で、返済額の大部分が金利分として取られることがあります。
その結果、元金の減少が遅くなり、なかなか借入全体が減少しない状態になることがあります。
③返済計画の難しさ
金利が高いと、計画的な返済がより難しくなります。
例えば、予期せぬ出費などで一時的に返済が滞ると、その間に金利が複利で蓄積し、元々の返済計画が狂ってしまうことも。
④長期的な負担
元金がなかなか減らないと、借入期間が長くなる傾向があります。
その結果、長期間にわたる金利の負担が続くことになり、経済的なストレスが増加する可能性があります。
このように、カードローンの高金利は返済の負担を増大させる要因となりえます。
そのため、カードローンを利用する際には、金利や返済計画に十分注意を払い、自身の返済能力を超えない範囲での利用を心がけることが重要です。
「ブラックリスト」への掲載リスク
カードローンやクレジットカードの利用において、返済遅延やデフォルト(債務不履行)が発生すると、その情報がクレジット情報機関に報告されることがあります。
これによって、いわゆる「ブラックリスト」と呼ばれるリストに掲載されるリスクが生じます。
以下、この「ブラックリスト」への掲載リスクについて詳しく説明します。
①クレジット情報機関の役割
クレジット情報機関は、金融機関が提供する個人の信用情報を一元管理する組織です。
主な機関としては、CIC(信用情報センター)やJICC(日本信用情報機構)などがあります。
②「ブラックリスト」の実態
実際には「ブラックリスト」という名前のリストは存在しません。
しかし、クレジット情報機関には返済遅延やデフォルトの履歴が記録されるため、これを俗に「ブラックリスト」と呼ぶことが一般的です。
③掲載の影響
一度このリストに掲載されると、新たなローンの契約やクレジットカードの発行が難しくなります。
特に、大手の銀行やクレジットカード会社は、掲載情報をもとに審査を行うため、審査に通過することが難しくなることが一般的です。
④掲載期間
通常、返済遅延やデフォルトの情報は、最後の返済から5〜7年間、クレジット情報機関に保持されます。
この期間中は、新たな金融サービスの利用が難しくなる可能性があります。
⑤回復への取り組み
一度「ブラックリスト」に掲載されたとしても、正確に返済を続けることで信用を回復することが可能です。
また、クレジット情報機関の情報を定期的にチェックし、誤った情報がある場合は訂正を求めることも大切です。
「ブラックリスト」への掲載は、金融サービスを利用する上での大きなハンディとなり得るため、常に返済計画をしっかりと立て、確実に返済することが重要です。
過度な借り入れのリスク
カードローンの利用は便利で迅速な融資が受けられるため、多くの人々に支持されています。
しかし、その利便性から過度な借り入れに陥りやすいというリスクも持っています。
以下、過度な借り入れのリスクについて詳しく説明します。
①即時性の誘惑
カードローンはオンライン申し込みやATMから短時間で融資が受けられるため、突発的な出費や欲求に応じて簡単にお金を借りることができます。
この即時性が、計画的でない借入れを促進する要因となり得ます。
②返済計画の不備
一時の欲求や必要に応じて何度も小額を借り入れると、その合計が思ったよりも大きな額になることがあります。
適切な返済計画を立てずに多額の借り入れをしてしまうと、返済が困難になるリスクが増大します。
③総借入額の増加
複数のカードローンやキャッシングサービスを利用している場合、それぞれのサービスの借入れ限度額内での融資を受けることで、総借入額が増えてしまうことがあります。
④利子の負担増
過度な借入れは、利息の支払いも増大させます。
長期間にわたり多額の返済が続くと、元金の返済よりも利息の支払いが中心となり、借入れた金額がなかなか減少しなくなることがあります。
⑤精神的ストレス
過度な借入れは経済的負担だけでなく、精神的なプレッシャーやストレスももたらします。
返済が困難になったり、金利の負担が増えることで、日常生活にも影響が出ることがあります。
過度な借入れは、短期的な資金調達の便利さに目を向けるあまり、中長期的な経済的・精神的なリスクを増大させる可能性があります。
カードローンを利用する際には、自分の返済能力をしっかりと評価し、計画的に利用することが非常に重要です。
カードローンの危険性とその回避方法
カードローンの危険性やデメリットを回避する方法
カードローンを利用する事自体を筆者は推奨しませんが、どうしても必要で利用した際にはデメリットを出来る限り回避するよう心がけましょう。
カードローンの危険性やデメリットを回避するための方法は、以下のようにいくつか考えられます。
1.計画的な借入れ
予め月々の返済金額や返済期間、利息総額を計算して、自身の返済能力内での借入れを心がけましょう。
2.緊急時のみの利用
生活費や趣味、娯楽に使うためにカードローンを利用するのではなく、本当に必要な緊急時のみに利用することをおすすめします。
3.低金利のカードローンを選ぶ
金利が高いと、返済総額が増えるリスクがありますので、条件が合えば低金利のカードローンを選択しましょう。
4.複数のローンを持たない
複数のローンを同時に持つと、管理が煩雑になり返済の負担も増える可能性があります。
必要最低限のローンのみを持つようにしましょう。
5.返済期限を守る
遅延による追加の利息や、ブラックリスト掲載のリスクを回避するために、返済期限を厳守することが重要です。
6.余裕を持った返済計画を立てる
予期せぬ出費や収入の減少を考慮して、余裕を持った返済計画を立てることで、返済が困難になるリスクを低減できます。
7.信頼性の高い金融機関を選ぶ
信頼性の低い業者からの借入れは、様々なリスクが伴います。
公的な機関や大手の金融機関を選ぶことで、安全性を高められます。
8.定期的な金融状況の確認
借入れ状況や返済計画を定期的に確認し、早めの対応を心がけることで問題の早期発見・解決が期待できます。
9.カードローンの利用に関する教育・情報収集
カードローンの仕組みやリスクを理解し、情報収集を続けることで、安全な利用が可能になります。
10.無理な借入れを避ける
返済能力を超えた無理な借入れは避けるようにしましょう。
カードローンは、利便性が高い反面、危険やデメリットも多く存在します。
しかし、上記のような方法で適切に利用することで、これらのリスクを大きく軽減することが可能です。
カードローンで賢く借りて危険性を下げる方法
カードローンを賢く利用し、危険性を下げるための方法は以下の通りです。
1.予め利用目的を明確にする
カードローンは緊急時の資金調達や一時的なキャッシュフローの支援を目的とするべきで、日常の生活費や趣味のための資金調達として使うのは避ける。
2.低金利のカードローンを選択する
金利は返済総額に大きく影響します。
金利の低いカードローンを選ぶことで、長期的な返済負担を軽減できます。
3.複数のカードローンを持たない
複数のカードローンを持つと、その管理が煩雑となり、返済忘れや過度な借入れのリスクが増大します。
4.返済計画をしっかりと立てる
借入れ時から返済計画をしっかりと立て、計画的に返済していくことが重要です。特に、返済期限を守ることで、遅延利息の発生を避けられます。
5.定期的に返済状況を確認する
カードローンの返済状況や残高を定期的に確認し、計画通りに進んでいるかをチェックしましょう。
6.カードローンの特典やキャンペーンを活用する
金融機関によっては、キャンペーンで特別低金利やキャッシュバックなどの特典が用意されていることがあります。これを利用することで、経済的な負担を減らすことができます。
7.無利息期間をうまく活用する
一部のカードローンでは、初回利用時などに限定した無利息期間を設けている場合があります。この期間内に返済を完了することで、利息の負担を軽減できます。
8.不要な場合は早期返済を検討する
返済能力がある場合、早期に返済することで、金利の支払いを抑えることができます。
これらの方法を適切に取り入れることで、カードローンの利便性を享受しつつ、リスクやデメリットを最小限に抑えることができます。
まとめ
カードローンを利用せずに済むマネープランを構築しよう!
いかがだったでしょうか。
今回は「カードローンの危険性とリスク」について紹介してきました。
カードローンは便利過ぎる為、利用してしまう方が多いです。
全国銀行協会の調査によると、銀行系のカードローンを利用した事のある人が全体の約13%で、約8人に1人以上が利用している事になります。
実は家族や他人には話せなくて、カードローンを利用してしまっている方は、想像以上に多いのかもしれませんね。
カードローンは金利が高く、返済が長期化する程、複利の力で返済する金利が大きくなる傾向があるので、出来るだけカードローンを利用せずに済む生活が重要です。
今はスマホを利用した、自動で家計簿が作成できるアプリが存在するので、積極的に利用して、無駄な出費は極力抑えていきましょう。
以下に家計簿アプリを紹介しています。
家計簿アプリはメリットが多いです!
一押しはマネーフォワードMEですが、無料アプリも紹介しています。
参考にして頂けると嬉しいですね❢
今回も皆様のお役に立てたら幸いです。
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますっ!
以上!