【払いたくない!】NHK受信料を合法的に支払わなくても済む方法!
『どうして見ていないのに払わなければいけないんだ!』
『見ている人だけが払えば良いんじゃないのか?!』
NHKに対して、こうした意見を聞いたことがあったり、ご自身がそう思われたりする方も多いのではないでしょうか?
しかしながら、NHKとの契約義務が法律で決められており、放送法第64条には「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」と制定されており、受信設備がある場合は契約しなければならないようになっています。
NHKの受信料制度に関しては、不満に思う方も多い分野だと思うので、今回は「合法的」に受信料を支払わなくても良い方法を考えていきます。
Amazonプライムなんか、月額500円でビデオだけじゃなくて音楽を聞くことも出来るのにね。
契約しなくて良い方法を考えないと、ずっと支払う事になっちゃう・・・。
どうしたら契約しなくてもいいのか考えてみるね❢
結論!受信料を払いたくないなら、そもそも契約せずに過ごしましょう
NHKを受信できる設備を持っていないなら、そもそも契約する必要がない
これを言ってしまっては元も子もありませんが、放送法第64条には「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」とあります。
と、いう事は受信設備が無いのなら『契約しなくてもいい』のです。
ここで注意しておきたいのが、NHK受信設備というのが意外と多くて
・地上波放送を見る事の出来るテレビ。
・ブルーレイ・DVDレコーダー。
・地上波チューナー付きパソコン。
・ワンセグ、フルセグ付きの携帯電話(スマホ)。
・ワンセグ、フルセグ付きのカーナビ。
上記のような機器を所有していると「NHKとの契約義務」が発生してしまいます。
え!?ワンセグ付き携帯や、フルセグ付きのカーナビも受信料の負担を強いられるの?
と思った方も多いとは思いますが、実は2019年3月12日に最高裁判所のにおいて、テレビを視聴できるワンセグ機能付きの携帯電話を持つと、NHKと受信料契約の義務があるという判決がでています。
「被告の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、実際に放送を受信しているか否かにかかわらず、被告との間で放送受信契約を締結して受信料を支払わなければならないものというべき」
「本件カーナビは、原告が所有し、使用する自家用自動車に取り付けられたものであるから、放送を受信し、これを視聴しない目的であることが、客観的、外形的に認められるとはいえない。原告がワンセグ放送を受信するために本件カーナビを購入したものではなく、実際にワンセグ放送を受信したことがなく、今後受信する予定がないとしても、そのような主観があることをもって、『放送の受信を目的としない受信設備』に該当するということはできない」
なんか納得いかないというか、時代にそぐわない判決になっているように感じますね^^;
契約種別 | 支払い方法 | 2か月払い額 | 6か月前払い額 | 12か月前払い額 |
衛星放送 | 口座振替
クレジットカード |
4,340円 | 12,430円 | 24,185円 |
継続振込等 | 4,440円 | 12,715円 | 24,740円 | |
地上契約 | 口座振替
クレジットカード |
2,450円 | 7,015円 | 13,650円 |
継続振込等 | 2,550円 | 7,300円 | 14,205円 |
上記が現在のNHK受信料なのですが、地上波放送のみでも1ヶ月1,000円以上、衛星放送も含めたら年払いでも月額2,000円以上払わないといけなくなります。(高いですね^^;)
月額2,000円といえばdTV+Huluを見ても1,500円だし、ネットフリックスの4kプレミアムプランでも1,980円。
YouTubeやAbemaTVにいたっては、基本的には無料のサービス。
今の時代、別に地上波を見なくても、優良なコンテンツに無料で触れる事ができますね。
筆者自身は10年以上、まともに地上波のテレビ放送を見ない生活を送っており、今の所不便さを感じてはいないので、そういったNHK受信設備に該当しないアイテムを紹介していきます。
①チューナーレステレビ
地上波放送を受信するチューナーがついていないテレビ「チューナーレステレビ」が第一候補として挙がってきます。
実はこのチューナーレステレビって歴史は浅くて、話題になったのは2021年12月にドン・キホーテから発売された、androidTV機能搭載チューナーレススマートテレビが「地上波放送が映らないのならNHKの受信料を支払わずに済む!」という事で話題になりました。
地上波が見られない部分を、android機能でカバーしているという訳です。
android機能がついているのなら、YouTube、Amazonプライムビデオ、AbemaTV、ネットフリックス、dTV、U-NEXT、Hulu等々、その他多数の動画配信サービスの中から自分が見たいアプリを見れば「NHK受信料は払わなくて良い」という事になります。
大手メーカーは現時点で、チューナーレステレビ市場には本格参戦していない関係なのか、非常に安い価格で販売されています。
↑androidが内蔵されており、YouTube、Amazonプライムビデオ、ネットフリックス、Hulu等は簡単に見る事が可能です。
Amazonで5万円前後。
音質が少し気になる方もいるようですが、おおむね高評価です。
音質については別売のスピーカーを付けると解決する問題ですね。
↑こちらは4kではないですが、フルHD画質でAmazonで購入すると価格は約3万円。(安いですね)
もちろんandroidTVなのでYouTube、Amazonプライムビデオ、ネットフリックス、Huluや他の動画配信サービスを受ける事は可能。
やはり音質にやや難があるようなレビューは多いので、気になる方は別売のスピーカー購入を検討されると良いかもですね。
筆者自身は音質とか、殆ど気にならない人間なので、この辺りは個人の好みの問題ですね。
こういった商品を持っていると、堂々とNHK受信料を断る事が出来るので、月額1,000円~2,000円の節約が出来る事を考て、チューナーレステレビを購入したい方が多いです。
②モニター+Amazonファイヤースティックorキューブ
もう一つの方法は、モニターにAmazonファイヤースティックやキューブを利用して、androidテレビに負けない環境を作り出す事です。
モニターといえば、パソコンを映し出す画面と思われる方が多いと思うし、実際にその通りなのですが、最近のモニターはスピーカーやリモコンがついてきて、HDMIケーブルに対応しているものが多いです。
↑の商品は国内メーカーアイリスオーヤマの製品、4kモニターで大画面。
壁掛けモニターとしても利用できるようで、音質もモニターに搭載されているスピーカーとしては及第点だとされています。
価格はやや高めの7万円前後ですが、なかなかのおすすめ商品です。
↑こちらはアイ・オー・データのモニターで、4k画質対応スピーカー付き。
リモコンも付いているので、使い勝手は良い。
価格は購入するサイトにもよりますが、Amazonで6.5万円位。
2022年10月に登場している比較的新しい機種になります。
↑モニターに挿すだけで、気軽にネットテレビに変化することが出来る商品。
定価はAmazonで4,980円だけど、2,980円でセールになる時もあります。
コスパ最強ですね。
不満点を挙げるとするならば、レスポンスが上位機種と比べると劣ってしまう事ですね。
価格を考えると十分な機能ではありますが。
amazonファイヤースティックの上位版である、Amazonファイヤキューブ。
スティック版に比べて、スペックが上がっている分レスポンスは早いですね。
筆者も愛用していますが、アプリの起動速度や、動画再生等のサクサク感は秀逸です。
このAmazonキューブの良い所は、チューナーレステレビのandroid部が故障しても、映りさえすればAmazonキューブでそのままサービスを受けられるところですね。
モニターだけ買ってきても良いので、使い勝手は抜群です。
不満点を挙げるとするならば、定価が19,980円とスティックタイプと比べると4倍の価格という事ですね。
モニターにAmazonスティックやAmazonキューブを差し込んで、Wi-Fiの設定をするだけで動画配信サービスを受けることが出来るので、チューナーレステレビに比べると少しやる事が増えるようにみえますが、簡単です。
NHKと契約をしてしまっている場合
NHK放送を受信できる機器を処分して解約する
NHKと現時点で契約してしまっていて、全く見ないので受信料を支払いたくない方は、受信機器を処分して解約する方法があります。
「NHKや他の地上波放送は見たいけど、NHKの受信料は支払いたくない」という方は、受信料はしっかりと納めるべきです。
ですが、全く見ないし興味も無いのに受信料が徴収されているという方には、地上波で年間14,205円、衛星放送で24,740円という受信料はあまりにも理不尽です。
そういう方はチューナーレステレビや、モニター+amazonファイヤースティック等の、アンテナが無しで生活するような環境に変えてしまいましょう。
今あるテレビはリサイクルショップで買い取ってもらったり、チューナーレステレビを購入する際に引き取ってもらう方法もあります。
ただしチューナーレステレビを購入の際に引き取ってもらう場合は、家電リサイクル料金をとられるので、地元のリサイクルショップの無料出張買取を利用すると良いですね。
仮に値段が付かずに無料買取になってしまったとしても、家電リサイクル料金を払わなくてよくなる可能性があります。
買取の際には合い見積もりをお忘れなく!
テレビ等の受信機器が家から無くなったら次は、NHKの窓口に連絡して「放送受信契約解約届」を送ってもらいましょう。
NHKへの電話は 0120-151515 (NHKふれあいセンター)へ連絡すると良いでしょう。
解約届には理由を記載しなければいけませんが「放送を受信する機器を廃棄して、受信する設備が無くなったから」と書けば、殆どの場合は認められます。
受信機器の廃棄を理由とした場合、リサイクルショップにて買い取ってもらった場合はそのレシート、処分した場合は家電リサイクル券を証拠として残しておくと解約手続きがスムーズに進みます。
ただし、テレビが無くなったとしても、テレビ以外の放送受信設備があった場合は、解約が認められない可能性があります。
なので下記のアイテムが家に無い事を確認してから、解約の手続きに進みましょう。
・ブルーレイ・DVDレコーダー。
・地上波チューナー付きのパソコン。
・ワンセグやフルセグ付きの携帯電話(ガラケー、スマホ)。
・ワンセグ・フルセグ付きのカーナビ。
上記の機器が家に完全に無いのなら、解約は認められます。
これでNHKの受信料を払う必要はありませんね。
受信料の支払いそのものをしない
筆者的にはこういう事は精神的に耐えられないのでお勧めできませんが、受信料の支払い自体をしない。という方法もあります。
多くの方は、NHKの受信料をクレジットカード払いか、口座振替で支払う方法をとっていると思うのですが、これをコンビニ払いに変更してもらいます。
するとクレジットカードに請求は来なくなるし、口座振替されなくなります。
しばらくするとコンビニで支払う事が出来る支払い用紙が届くようになるのですが、それを無視し続けると、結果的にNHK受信料を支払わない状態になります。
もちろん督促の電話や、手紙等で連絡が来るかもしれませんが、それもスルーして生活を続けます。(法律上NHKとの契約の義務はありますが、罰則はありません)
NHKは金融機関ではないので、支払わなくても金融機関のブラックリストに掲載される事はありません。(クレジットカードに請求されて、クレジットカード料金を払わなかったらブラックリスト入りになります)
「そんな事していれば裁判所に訴えられるんじゃないの?」と思われる方もいるし、実際にそんなニュースを見た方もいるとは思うのですが、裁判で訴えられる可能性は99%以上無いです。
NHKも未納者全員に裁判を起こしていくなんて、お金も手間もかかるし大変過ぎます。
なのでどういう基準で裁判を起こしているのかはわかりませんが、99%の方は督促状等は届いても、訴えられたりする事はないでしょう。
残り1%に入らなければ・・・。
筆者自身この方法は推奨しませんので、あくまで自己責任でおねがいします^^;
まとめ
NHK放送受信料は、時代に合った法改正は必要ですね
いかがだったでしょうか。
今回はNHK放送受信料を「合法的に支払わなくて良い方法」を紹介してきました。
後半は合法と言って良いのか、よくわかりませんが・・・^^;
ただ、NHKや地上波放送を見ていない人がこれほど世の中に増えてきているにも関わらず、払い続けている方がいる事を、筆者自身が納得できないのも事実です。
1950年(昭和25年)に出来た放送法という、現代とは時代が全く違う頃の法律を未だに適応し続けている事に無理があるので、国会議員の方々には、NHK放送受信料の有り方について、問題意識を持ってほしいと思いましたね。
ただ、現時点では放送受信機器さえなければ、契約の必要がない事は事実なので、そういう方は無駄に支払う事のないようになったらいいな!と思います。
日頃からNHKをご覧になっている方は、受信料は納めてくださいね。
今回も皆様のお役に立てたら幸いです!
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますm(__)m
以上!