MSCI-KOKUSAIインデックスって何?
先進国インデックスの投資信託の説明を見るとMSCIコクサイをベンチマークにってよくみかけるけど、ちゃんと調べておこうと思ったのでちょっとばかり調べてみた。
日本は入っていなかった!
MSCIっていうのは会社の名称のようだ。
モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル社を略してMSCIというそうだ。
MSCIコクサイとはMSCI社が提供する指数の事でMSCI社が世界の株式を対象とした指数から日本と新興国を除いた指数であるそうだ。
以前の記事にも書いたけど先進国、新興国って明確な定義はないそうなのでMSCI社が独自に定義している先進国23カ国から日本を除いた指数である。
けっこうMSCIコクサイをベンチマークにしてる先進国のインデックス投資をやっている方は日本も入っているものと思っている人も多いかもしれない。
日本も入ってると思い込んでる方は日経平均かTOPIXに別で投資しないといけないね。
国別の構成!
※楽天証券より引用
2016年のグラフなので少し古いデータかもしれないがざっくりとした国別の構成比のグラフである。
やはり市場規模の大きい米国が圧倒的に大きく約65%を占めている。
続いて英国、フランス、カナダ、ドイツとなる。
先進国として政治経済、通貨が安定した国が多いので安心感がある投資先だね。
欧州と中東で16ヵ国、アジア太平洋地域はオーストラリア、香港、ニュージーランド、シンガポール等が入るそうだ。
構成銘柄はどんな感じ?
※ブラックロック社から引用
やっぱりGAFAMが上位を占めていますね。
MSCIコクサイのベンチマークは時価総額で構成比が決まるようで当然の事ながら時価総額が大きい企業が構成銘柄の上位になります。
ほとんどが米国企業ですね。
誰もが知っているような会社ばかりが並んでいます。
約1300社の銘柄に分散投資されています。
セクターはどんな感じ?
※ニッセイアセットマネジメントから引用
少しデータが古いかもしれません。
金融、情報技術が上位にきています。
全体的に各セクターに綺麗に分散投資されている感じかな。
安定感がありますね。
まとめ!
調べてみて一番の発見は『日本が入ってない!』でした(笑)。
そんな事も知らなかったのか!
って突っ込まれそうだけど、知らなかったです^^;
今のところ過去10年間の年率平均利回りが10%程出ているので順調すぎる感じはするけれども、安心の投資先には間違いなさそうである。
オイラ自身は全世界投資推奨派なので新興国にも少しは投資しておきたいと思う。
まだまだオイラは勉強が必要である。
以上!