【老後資金の分配金に最適か】楽天から投資信託が登場する「SCHD」ETFの魅力とは?
老後資金2,000万円問題を解決!?安定的な高配当が魅力の米国ETF「SCHD」で資産形成を始めよう!
年金だけでは不安な老後、資産運用で備えたいけどリスクは取りたくない…そんなあなたへ。米国株ETF「SCHD」は、25年以上連続増配を続ける優良企業に投資することで、安定的な高配当と着実な資産成長を両立できる魅力的な選択肢です。
SCHDが投資対象とするのは、長期にわたり安定した経営と株主還元を続けている企業群。景気変動の影響を受けにくい傾向があり、株式市場の乱高下時にも心強い存在となります。さらに、ETFという金融商品ならではの分散投資効果により、個別株投資に比べてリスクを抑えることも可能です。
本記事では、SCHDの仕組みやメリット、老後資金作りへの活用方法まで徹底解説します。将来への安心を手に入れたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
老後資金かぁ。
先の話であまり興味がわかないんだよね^^;
もちろん、老後資金の為に投資する人もいるけど、基本的には生活を豊かにするために投資する訳だから、老後資金の為だけではないよ。
分配金で家族旅行の資金にしてもいいし、趣味の為の資金としてもいいし。
分配金が出るETFには色んな可能性があるよ!
家族旅行を分配金でかぁ。
嬉しいよね!
分配金が増配していく?楽天が注目する「SCHD」ETFの魅力を徹底解説!
分配金&分配金の増配に期待!楽天投資信託登場予定の「SCHD」ETFとは?
以下は、SCHDの特徴、分配金、増配についてまとめた表です。
特徴 | 説明 |
---|---|
フルネーム | Schwab U.S. Dividend Equity ETF |
運用会社 | Charles Schwab |
設立日 | 2011年10月20日 |
目的 | 米国株式市場の高配当株式への投資を通じて、長期的な資本成長と安定的なインカムゲインの獲得を目指す |
指標 | Dow Jones U.S. Dividend 100 Index |
経費率 | 0.06% |
純資産総額 | 約8.6兆円(2023年8月時点) |
組入銘柄数 | 約100銘柄 |
分配頻度 | 年4回(3月、6月、9月、12月) |
権利落ち日 | 分配月の月末営業日の3営業日前 |
増配実績 | 2012年から連続増配 |
10年以上増配を続けられるって半端じゃないよね。
ずーっと持ち続けたい^^
設定来の株価チャートも順調そのもの
分配金について
- SCHDは、構成銘柄からの配当金を投資家に分配するETFです。
- 分配金は、年4回(3月、6月、9月、12月)に支払われます。
- 分配金の額は、構成銘柄の配当状況によって変動します。
増配について
- SCHDは、2012年から連続増配を続けています。
- 増配は、構成銘柄の増配や新規組入れ銘柄の影響を受けます。
注目ポイントは連続増配を続けている点
SCHDの特に注目するポイントとしては、連続増配を続けている点にあります。下の表は2012年~2023年までの分配金の推移です。着実に増配している事がわかります。11年間で約0.8ドルだった分配金が約2.6ドルまで、約3倍に成長しています。一般のサラリーマンの給料の上がり方より遥かに大きな増配率となっています。
年度 | 分配金(USD) |
---|---|
2012 | 0.81 |
2013 | 0.90 |
2014 | 1.04 |
2015 | 1.14 |
2016 | 1.25 |
2017 | 1.34 |
2018 | 1.44 |
2019 | 1.72 |
2020 | 2.02 |
2021 | 2.25 |
2022 | 2.56 |
2023 | 2.65 |
この安定した増加傾向は、投資家にとって魅力的な要素であり、今後も増配が期待できることを示唆しています。
ただし、将来の分配金は市場の状況やSCHDの運用成績に左右されるため、増配が保証されているわけではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
僕の給料が増えるスピードよりずーっと早い!
出来るだけ節約して、お金になる木をたくさん買えるように頑張るべ!
ライバル米国高配当ETFとの比較
「VYM」「VIG」と比較していく
米国高配当ETFで、増配している代表格といえば「VYM」「VIG」でしょう。「SCHD」と比較していきましょう。
まずは株価のリターンを比較していきます。
これらのETFのパフォーマンスを比較するために、過去数年間の株価リターン率を見てみましょう。以下に、SCHD、VYM、VIGの年次リターン率をまとめました。
年度 | SCHD リターン率 | VYM リターン率 | VIG リターン率 |
---|---|---|---|
2019 | 24.1% | 23.2% | 29.2% |
2020 | 15.1% | 1.1% | 15.3% |
2021 | 29.7% | 26.1% | 23.3% |
2022 | -3.2% | -0.5% | -9.8% |
2023 | 12.5% | 10.8% | 11.2% |
この表は、各年の株価リターン率を示しています。全体的に見ると、各ETFは異なる市場環境で異なるパフォーマンスを示しています。例えば、2020年のパンデミックの影響でVYMは低いリターン率を示しましたが、SCHDとVIGは比較的良好なパフォーマンスを維持しました。
3ETF共に、株価のリターンでは2022年を除いてプラスです。続いて分配金を見ていきましょう。
以下に、SCHD、VYM、およびVIGの増配の観点からの比較表を作成しました。
年度 | SCHD 分配金(USD) | VYM 分配金(USD) | VIG 分配金(USD) |
---|---|---|---|
2012 | 0.81 | 1.59 | 1.41 |
2013 | 0.96 | 1.75 | 1.38 |
2014 | 1.12 | 1.91 | 1.58 |
2015 | 1.24 | 2.15 | 1.81 |
2016 | 1.36 | 2.21 | 1.82 |
2017 | 1.50 | 2.40 | 1.91 |
2018 | 1.68 | 2.65 | 2.03 |
2019 | 1.80 | 2.84 | 2.13 |
2020 | 2.02 | 2.91 | 2.29 |
2021 | 2.27 | 3.10 | 2.66 |
2022 | 2.48 | 3.25 | 2.97 |
2023 | 2.65 | 3.4 | 3.20 |
この表は、各年の分配金の合計を示しています。各ETFの分配金が年々増加していることがわかりますね。特にSCHDは安定した増配傾向が見られます。
2024年9月12日時点でSCHDは82.5ドル(約11,715円)、VYMは124.2ドル(約17,636円)、VIGは193.3ドル(約27,448円)である為、現時点で最も配当比率が高いETFはSCHDとなります。
キャピタルゲインを一切考えず、分配金を目的としている投資家にとっては最上級のETFの1つであるといって問題ないですね。
どのETFも増配していて魅力的だなぁ^^
SCHDが増配率高いけど、分散投資の為に合わせて持つのもアリだよね!
まとめ
将来的なインカムゲインを期待するなら良い選択肢!弱点は為替の影響を受けるという事!
いかがだったでしょうか。
今回は先日楽天投資顧問さんが新規設定する投資信託「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」のマザーファンドである「SCHD」について紹介してきました。
今50歳前後から以下の世代で、分配金を優先したい投資家だったら、最良の選択肢の1つとなるETFであると思います。ただ、現時点でこの「SCHD」に直接投資出来る証券会社がありませんでした。
ですが、2024年9月18日に楽天証券が投資信託という形で設定・運用を開始します。楽しみですね!高配当投資信託はSBIグローバルアセットマネジメントさんが年4回決算型の商品を続々と投入していて「楽天証券では配当系の投資信託は出ないのか?」と思われていた時に登場する事になりました。
まだ「SCHD」をETFとして直接購入する事は出来ませんが、少しずつ取扱い商品が増加し、投資家の選択肢が増えていく事を期待しています!
高配当投資信託について紹介しています。
参考にして頂けると嬉しいですね!
今回も皆様のお役に立てたら幸いです。
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますっ!
以上!