AGGとは?AGGってなに?わかりやすく解説してみた!
最近、記事で株式の投資信託の紹介ばかりになっていたので、債券系で調べてみたいと思い、今回はAGGというETF(上場投資信託)について調べてみる事にした。
AGGとは一体何?
AGGとは米国債券の市場全体と連動したETF!
正式名称は iシェアーズ・コア米国総合債券ETF。
つまり、米国の債券市場全体の動きを示すインデックスとの連動を目指すETF。
米国債券の市場全体に幅広く投資する事ができるETF。
運用会社はブラックロック社。(HDVと同じ運用会社)
2003年9月に設定されたETFである。
AGGのメリットとは?
値動きがめちゃくちゃ安定している!
※Googleファイナンスより引用
上記を見て頂ければ、一目瞭然なんだけれども、リーマンショックの時に一時90ドルを下回ってはいるものの、2010年以降は全ての期間で100ドルを下回った事がない、非常に価格が安定しているETFである。
値動きが無いんだったら、投資する意味ないんじゃないの?って声が聞えてきそうなんだけれども、このETFは分配金の安定感もすごいのである。
過去10年間の平均分配金の利回りで約2.5%。
しかも、毎月分配型という日本人が好きなタイプのETF。
毎月のお小遣いや給料のように、分配金を出してくれているのである。
まさにキャッシュ製造マシーンだね。
低コストで、長く持てる!
AGGは経費率が0.04%と非常に低コスト。
なので長く保有するのに適したETFである。
価格自体も安定しているし、低コストだしで素晴らしい商品である。
ではAGGのデメリットは?
景気上昇局面には向いていない!
値動きが少ない!っていうメリットの逆になるんだけれども、株高等で右肩上がりに景気が拡大する局面にあっても、AGGの値動きは非常に小さい。
なので、資産を大きくするっていうフェーズに突入する際には、株式などに比べるとリターンが相対的に小さくなり、効率的ではなくなる。
さらに、景気が良くなり金利上昇っていう事になれば、価格の下落も考えられる。(もちろん、株式もだけどね)
購入にはドルを使うため、為替リスクがある!
※Googleファイナンスより引用(ドル円チャート)
上記をご覧あれ。
当然といえば当然なんだけれども、AGGを購入する際にはいったんドルに変えてから、購入するっていう段取りになるので、その時のドル円相場の影響をモロにうける。
なので、長期で保有しておくだけならまだしも、売買するってなると場合によっては、かなり損を出すこともあるかもしれない。
もちろん、その逆も可能性があるので一概にはいえないんだけどもね^^;。
まとめ!
ポートフォリオの20%位までならアリだと思う!
全額AGGに!とかはおススメ出来ないけれども、全体の10%~20%位だったら、資産全体の値動きをマイルドにする効果も期待できるし、配当も安定しているので、入れてもいいのかなって思う。
でも、基本的にオイラは投資信託派なので、配当を再投資するにしても、配当に税金がかかってくるETFってやっぱり苦手に感じる。
やっぱファンド内で、配当再投資っていうのが、鉄板なのかな?
これは好みの問題もあると思うんだけどね。
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今回も皆様のお役に立てたら幸いでございます!
良い記事をかけるよう、勉強しますのでよろしくお願いいたしますm(__)m
以上!