リートって?リートとは?リート(REIT)をわかりやすく解説!
投資信託をみているとリート(REIT)というのをよく見かける。
そのリートってなんなのか?
ちょっと調べてみる事にした。
値動きは激しいけど、長期投資で考えるなら悪くないよね!
そもそもリート(REIT)って?
リート(REIT)とは不動産投資信託の事!
リートとは、投資家から集めた資金で不動産を購入し、その不動産から得られた収益(家賃収入等)や売却益を投資家に分配する投資商品。
元々はアメリカで生まれたもので日本の不動産が投資対象のリートはJapanのJをつけてJ-REITという。
個人で不動産投資を行うのに資金がたくさん必要だったりするので気軽に不動産投資を行うことが出来るって感じかな。
J-REITの場合は収益の90%を超える分配する事等の一定の条件を満たすと法人税が免除されるので、分配金の利回りが高いという特徴がある。
不動産って一言で言っても投資対象はホテルや住居、オフィスビルや商業施設等と多岐にわたっている。
リート(REIT)のメリットは?
少額から不動産に投資できる!
個人で不動産へ投資するとなると多額の資金が必要になってくる。(その分レバレッジをかけて大きく運用する事も可能だけど)
リートだったら数万円程度の少額から投資できたり、リートを扱っている投資信託に投資するのなら100円単位で投資出来る(商品によるけどねw)。
不動産の分散投資が出来る!
REITに連動している投資信託やETFに投資すると、複数の不動産を運用しているので分散投資が可能になる。
なので1件の不動産に下落があったとしても他の不動産でカバーが出来る可能性が高まる。
高利回りがあり得る!
リートに連動するETF等は保有する不動産から得られる賃料等の収益からほとんどを分配金として出す仕組みになっている。
なので高利回りに可能性が高いのである。
好きな時に売買する事が可能!
リートに連動するETFや投資信託は売買のやり方も通常のETFや投資信託と同じ。
なのでETFだったら指値注文や成行での注文も株式売買と同じ。
実際の不動産のような手間はかからないようになっている。
ではリート(REIT)のデメリットは?
元本が保証されるわけでは無く相場の変動が激しい!
投資なので当然の事ながら相場の上下動があり、元本が保証されるわけでは無い。
2020年に起こったコロナショックの際はリートの取引価格が半値にまで暴落している事実がある。
そのリスクは是非頭に入れておいてほしい。
災害や倒壊、焼失のリスクがある!
リートへの投資は不動産への投資。
なので大災害があったり、火事で不動産自体が焼失する可能性もある。
日本は台風や地震の発生しやすい国なのでその可能性も他の国に比べたら高い。
そうなったら当然だけれども収益が悪化したり失われたりするリスクがある。
投資法人が倒産する可能性もある!
リートを運営している不動産投資法人が倒産してしまうとリートは上場廃止になる。
まぁ当然っちゃあ当然なんだけれどもw
もし、倒産してしまったら不動産が全部売却されて、売却で得た資金から投資家に返金されることにはなっているんだけれども投資した額が戻るかどうかの保証はない。
実際に2008年のリーマンショックの際にはいくつかの不動産投資法人が倒産した事例がある。
東証リート(REIT)指数とは?
テレビのニュースとかで聞いたことがある人もいるかもしれないけど、東証リート指数っていう指数がある。
これは東京証券取引所に上場しているリートの全銘柄(時価総額で連動)を対象とした指数で、現在の相場がどうなのか?どの位の%で変動しているのかをざっくりと把握する事が出来る。
投資前、またはリート(不動産投資)に興味を持った段階で指数をチェックして相場の流れを知るといいと思われる。
まとめ!
いかがだったでしょうか。
リートは個人の投資家でも少ない資金で不動産投資を始める事が出来るし、不動産の分配投資も可能になっている。
また、キャピタルゲインとインカムゲインを両方狙える可能性がある。
だけれども不況時には不動産投資会社自体の倒産や銘柄自体の暴落も十分に考えられるので、他の投資と組み合わせてポートフォリオを作ると良いと思う。
オイラは投資したとしても全体の5%位かな^^;
以上!