【インド株ETF:188A】グローバルX インド株・トップ10+が登場!
インド株投資の革命児が上場!
2024年5月23日、グローバルX インド株・トップ10+ETF(188A)が東京証券取引所に上場します。(手数料は年率0.7185%税込)
本ETFは、インド株式市場の各セクター時価総額1位の10銘柄に加え、時価総額の各セクター2位の銘柄をランク付けし、15銘柄になるまで上位の銘柄を選定しています。
従来のインド株ETFとは一線を画す、188Aの魅力
- インド成長の核となる、巨大企業10社に集中投資: インドを代表するIT企業「タタ・コンサルタンシー・サービシズ」、金融機関「ICICI銀行」など、インド経済を牽引する巨大企業に集中投資することで、インド経済の成長をダイナミックに捉えます。
- 中小型株の成長性を取り込む: 従来のインド株ETFでは投資対象となりにくい、中小型株5銘柄を厳選投資。インドの台頭著しいスタートアップ企業や、今後飛躍が期待される企業を取り込むことで、さらなる成長性を追求します。
インド株投資のメリット
188Aは、インド株投資を始めるのに検討に値するETFです。
188Aをチェックして、インド株投資戦略を一緒に考えましょう!
最近流行りのインド株!
15銘柄に絞って投資していくって、銘柄少なすぎない?
その心配はあるよね。
だけど、そこを絞り込むからこそハイリターンが期待できると言える…。
その分ハイリスクだけどね。
やっぱりそうだよね。
だけど、伸びまくってるインド市場だから期待大だね!
グローバルX インド株・トップ10+とは?
グローバルX インド株・トップ10+の概要
従来のインド株ETFとは異なり、時価総額の高い15銘柄に集中投資することで、高い成長性と安定性を両立を目指した商品となっています。
本ブログ記事では、グローバルX インド株・トップ10+の概要を以下のように詳しく解説します。
1. グローバルX インド株・トップ10+とは?
グローバルX インド株・トップ10+は、インドのボンベイ証券取引所(BSE)に上場している時価総額の高い10銘柄に投資するETFです。
対象となる銘柄の一部は以下の通りです。
- Reliance Industries Limited
- Tata Consultancy Services Limited
- Infosys Limited
- HDFC Bank Limited
- ICICI Bank Limited
- Hindustan Unilever Limited
- Bharti Airtel Limited
- 他、時価総額の高い8銘柄
これらの銘柄は、インド経済を牽引する主要企業であり、高い成長性と安定性を兼ね備えています。
2. 従来のインド株ETFとの違い
従来のインド株ETFは、インド株式市場全体の指数に連動するものが多く、個別銘柄のリスクを分散できます。
しかし、すべての銘柄が成長するわけではないため、全体の成長率が低くなるというデメリットもあります。
一方、グローバルX インド株・トップ10+は、厳選された15銘柄に集中投資することで、高い成長性を手にする可能性は高まります。
↑のチャートはインド株を代表する指数であるS&P BSE SENSEXと米国のS&P500、日経平均株価の各5年間の比較チャートです。
S&P500や日経平均が+80%近辺をウロウロしていますが、S&P BSE SENSEX指数は過去5年間で約+93%、先進国で調子の良い米国、日本よりもアウトパフォームしている事がわかります。
ちなみに
グローバルX インド・トップ10+ ETFの過去5年チャートでは、上記の3インデックスを大きく上回る過去5年間で約+189%である旨の説明がされています。
すごい成長率だね!
個人投資家の皆さんが、インド株投資に期待する気持ちはわかるね!
インド株投資が注目される理由:その背景と将来性
膨大な人口と増加率
インド株投資が近年注目を集めている理由はいくつかありますが、その中でも特に重要なのが膨大な人口です。
インドの人口は、2023年時点で約14億2千万人であり、中国に次いで世界第2位です。さらに、2030年には中国を抜いて世界第1位になると予測されています。
人口増加は、消費市場の拡大につながります。インド国民の1人当たりのGDPは、近年着実に上昇しており、今後も成長が期待されています。中間層の拡大は、家電製品や自動車などの耐久財の需要増加につながり、企業業績の向上を期待できます。
若い世代が多いことも、インドの魅力です。インドの人口の約60%が35歳以下であり、労働力人口の増加が見込まれます。これは、企業にとって大きなメリットとなります。
まとめると、インド株投資が注目される理由は以下の通りです。
- 膨大な人口と人口増加: 消費市場の拡大につながる
- 中間層の拡大: 耐久財の需要増加につながる
- 若い世代が多い: 労働力人口の増加
日本と全く逆で人口増加国。
そこに大きなメリットを感じちゃうね!
高い経済成長率
近年、インド株投資が注目を集めています。その理由はいくつかありますが、中でも特に重要なのが高い経済成長率です。
インド経済は、世界で最も急速に成長している経済国の1つであり、近年は年平均7%以上の成長率を記録しています。2024年のGDP成長率は7.2%と予測されており、今後も高い成長が期待されています。
インド経済の成長を支えている要因は、以下の通りです。
- 人口増加: インドの人口は、2023年時点で約14億2千万人であり、中国に次いで世界第2位です。さらに、2030年には中国を抜いて世界第1位になると予測されています。人口増加は、消費市場の拡大につながり、企業業績の向上を期待できます。
- 政府による経済改革: インド政府は、近年様々な経済改革を進めています。これらの改革は、ビジネス環境の改善と、外国企業の投資誘致につながると期待されています。
- 内需市場の拡大: インドの中間層は、近年急速に拡大しています。中間層の拡大は、家電製品や自動車などの耐久財の需要増加につながり、企業業績の向上を期待できます。
- デジタル化の進展: インドでは、近年デジタル化が急速に進んでいます。デジタル化の進展は、新たなビジネスモデルの創出や、生産性の向上につながると期待されています。
インド経済の成長は、インド株市場にとっても好材料となります。企業業績の向上は、株価の上昇につながると期待できます。
確かにあれだけ若い人が多い国家なら経済成長をしていく理由もわかるね。
まだまだ成長していく要素はあるよね!
インド株投資のリスク
インド株投資は、高い成長性と魅力的なバリュエーションが期待できる一方で、先進国株に比べてリスクが高いという側面があります。以下では、インド株投資における主なリスクについて詳しく解説します。
1. 為替リスク
インド株は、インドルピー建てで取引されます。インドルピーは、他の主要通貨に対して比較的変動が大きいため、為替リスクが高いと言えます。
為替レートが円安方向に動いた場合、インド株で得た利益が円換算で減少する可能性があります。
2. 政治リスク
インドは、民主主義国家ですが、政治的に不安定な側面があります。政権交代や政策変更などが、インド株市場に大きな影響を与える可能性があります。
近年では、モディ政権による経済改革が期待されていますが、改革のスピードが遅れたり、途中で頓挫したりする可能性も否定できません。
政治リスクを軽減するには、以下の方法があります。
3. 経済リスク
インド経済は、世界経済の影響を受けやすいという側面があります。世界経済が減速した場合、インド経済も悪影響を受け、インド株市場が下落する可能性があります。
近年では、新型コロナウイルス感染症の影響や、ウクライナ情勢の悪化など、世界経済は大きなリスクに直面しています。
経済リスクを軽減するには、以下の方法があります。
先進国と比較して、カントリーリスクは高いよね。
その辺りをどう考えていくのか?
投資家の腕の見せ所だよね!
まとめ
期待は出来るけど、集中投資は危険がいっぱい。分散投資を心がけましょう!
いかがだったでしょうか。
今回は2024年5月23日、グローバルXから上場するETF「インド株・トップ10+ETF(188A)」について紹介してきました。
インドという国、15銘柄という絞った投資を行うからこそ、大きなリターンがある可能性があります。しかしながらそのリターンは、ハイリスクと共にあるという事を忘れないでください。
長期・積立・分散の3原則を忘れず、少しずつ資産を成長させていく事が、インデックス投資の王道である事を。
ただ、こういった商品を利用する事で、一時的に大きく資産を伸ばせる可能性がある事は全く否定しません。
筆者はそういった投資手法を推奨していないだけで、そうやって大きく資産を伸ばしてこられた方がいらっしゃることは事実ですね。
筆者の場合は安定志向が強いので、こういったETFに投資する場合はポートフォリオの10%以内に抑えるか、先進国の債券と同時に投資するか、といった投資手法をとります。
ですが、おもしろい商品である事に変わりはないので、これからの推移を見守っていきたいと思っています。
今回も皆様のお役に立てたら幸いです。
次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたしますっ!
以上!