投資情報
 広告

速報版! FRB 利上げ幅を受け 2022年7月の 今回の決定と今後の株価予想!

yamato1720
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

米国の中央銀行にあたるFRBが、FOMC(連邦公開市場委員会)を2022年7月26日、27日と開催し、政策金利を0.75%引き上げを全会一致で決定した。

これを受けて米国市場の株価は上昇しS&P500は前日比2.6%アップ。

NASDAQにいたっては前日比4.1%をアップするに至った。

今回の結果を受けた市場の動き等を考察してみたいと思う!

くま君
くま君
金利が0.75%も上がるっていうのに、株価がこんなに上がるっておかしくないの❓
普通は金利が上がると、株価は下がるよね?
アキ子
アキ子
普通はそう考えるよね。
ただ、今回に関してはちょっと特殊な感じはするかもね。
その辺りを説明していきたいと思うよ❢

結論!投資家の予想より利上げの幅が小さかった!

FRB政策金利発表の前には1.0%の金利上昇予想も現実味を帯びてきていた!

FRBのパウエル議長は日本時間7月28日に政策金利を0.75%の引き上げを行う事を発表した。

0.75%の引き上げというと通常は0.25%ずつ金利政策はとられていくので、3倍の動きである。

6月にも0.75%の利上げを行っているので、米国はこの2か月間で1.5%の金利上昇が行われる事になる。

凄い!

ただ1%の利上げを予想していた方からすると

良かった!0.75%の利上げで済んだ!

といった安堵感から今回の株価上昇につながったであろう・・・。と予測する。

なんせ6月のCPI(消費者物価指数)が9.1%の上昇しており、前月の0.75%の利上げを持ってしてもインフレが収まらない!

という危機感もあり、今回は『本当に1.0%の利上げを行うのではないか!?』という声も多くみられるようになってきた為、たくさんの投資家達は『買い』にむかえなかったのだろうと思う。

で、政策金利の発表よりもその後もFRB、パウエル議長が記者会見を行い『今後の利上げのペースは鈍化する可能性が高い』旨の発言を行っており、この言葉が追い風になり株価の急上昇につながった・・・。

というのがオイラのザックリとした見方である。

今後はどうなっていくのだろうか?

今年いっぱい12月位までは米国の利上げは続くとパウエル議長が発言している!

FRBのパウエル議長が『今後の利上げペースは鈍化する可能性が高い!』といってはいるものの、今年中は利上げが続いていく事を認めている。

ではこの先、どの辺りまで利上げは続くんだろうか?

米国エコノミストなんかの予想では、利上げは今年末の段階で3.5~3.75%であろうという見方は強い。

問題は

実際に12月末の段階でどの辺りまで利上げが行われているかどうか?

という事だろう。

2ヶ月に渡ってすでに1.5%もの大幅な利上げを行っておりCPI(消費者物価指数)が1~3%位のインフレにまで落ち着いてきたら、利上げのペースは12月に無理やり政策金利を3.5%まで持っていく必要はないかもしれないし、利上げによ企業業績が圧迫されて、お金の周りが悪くなってくると逆に利下げを行わないといけなくなってくる。

この辺りはGAFAMを始めとする主要企業の決算等をみながら判断していく事になる。

要するに、投資家の方々の予想と現実のギャップ次第で株価は変わってくるのである。

今回のように、利上げの幅は大きかったとしても

投資家の予想より、現実の政策が投資家からみて良かった場合、株価は上昇しやすい!

と、いう事なので株価と合わせて利上げの推移も同時に見守っていきたい。

極私的なオイラの予想では、12月位まで低空飛行だと思う!

最近テレビや新聞のメディアでは

円安だ!円安だ!日本大丈夫か?

という論調が多く、確かに円安にはなっているんだけれどもユーロも合わせて考えてみると実は

現段階ではドル1強になっているのだ!

ドル、円、ユーロの比較


2022年1月1日→1ドル115円 1ユーロ130円→円から見て、ドルとユーロの差額が15円

2022年7月15日→1ドル138円 1ユーロ139円→円から見て、ドルとユーロの差額が1円

↑の比較をみて頂くと少しわかりにくいかもしれないけれども、世界の3大通貨であるドル、円、ユーロの比較したものである。

2022年1月1日、つまり今年の正月の段階では1ドルは115円であったのに対して1ユーロは130円もする。

7月15日に比較してみると1ドルは138円もするのに、1ユーロは139円。

つまり円から1ドルに転換するのに23円上がっているのに、1ユーロに交換するのには9円しか上がっていない。

そう、円安もあるんだけれどもドルが強すぎるのである!

なので、米国における輸出産業は少し厳しい戦いを強いられることになると個人的には思っている。

円安ドル高の影響で、米国製品がすごく値上がって今までのように売りにくくなっている。

例をあげて説明してみると日本人にお馴染みのiPhone。

2022年7月1日に値上げを行っている。

iPhone13の6.1インチディスプレイのノーマルタイプで

99,800円→117,800円に値上げ!

が行われた。

もちろん!iPadやapplewatchも同様に値上げが行われている。

全く同じ商品なのに2万円近くの値上げって買う方にとっても、売る方にとっても相当きつい!

こういったドル1強がしばらく続いてくとなると、米国の輸出企業は非常に売りにくくなってつらい。

日本やヨーロッパのユーロ圏の方々は米国製品を多く使っているのでダメージが大きすぎるのではないだろうか。

なのでオイラは米国における金利とインフレが落ち着くまでは米国企業の業績はあまりよくはならないと思うので、今年中は米国市場は停滞するだろうと予想しているのである!

予想がはずれたらごめんなさいm(__)m

まとめ!

今年中は低迷を続ける可能性の方が高いと思う。その分来年は上昇しそう!

いかがだったでしょうか。

今回は日本時間7月28日に行われたFOMC(米連邦公開市場委員会)が行われた結果を受けて、速報として今後の米国経済がどうなっていくのか?オイラ自身の私的な予想も含めて記事にしてみました!

S&P500やNASDAQの上昇を見ていると

米国市場は割と好意的に今回の利上げを受け入れているようですね!

ただ、この利上げを受けた後のCPI(消費者物価指数)の動向により今後の政策も転換される事にはなると思うので、米国の急激なインフレは早く落ち着いて欲しいですね。

米国のインフレが落ち着いて、利上げ幅も落ち着いてきたとなると、円安も改善方向に進むので日本の物価高にも安心材料となるので

米国さん!お願いしますよ!

と我々は日本から祈るのが良いのかもしれませんね(^^♪

最後は半分冗談ですがw

今回も皆様のお役に立てたら幸いです!

次回も役立つ情報を発信出来るように頑張りますのでよろしくお願いいたします!

以上!

ABOUT ME
やまと
やまと
投資家、倹約家、介護職員
介護職員として日々の生活を送りながら投資、倹約についての情報を発信しています! 読んで頂けるだけで得する情報をモットーに当ブログ『やまとの挑戦!』を運営中! 投資は全世界インデックス運用を推奨! 皆様の資産が大きくなると幸いです!
記事URLをコピーしました