債券とは?債券の解説!必要性!
株式や債券の比率が・・・。
という話をよく聞くけど債券ってなんぞや?って方の為に調べてみようと思う。
債券とは?
投資家から資金を借り入れる為の有価証券!
債券とは国や企業が、投資家から資金を借り入れる為に発行した有価証券の事。
満期が決められており満期となると額面金額が投資家に払い戻される。
債券の購入者は有価証券でお金を貸す代償として利子をもらうって感じ。
債券の仕組み!
※画像(みずほ証券より引用)
投資家は、債券を購入する事により発行体に資金を提供する。
発行体(国・自治体・企業)はその見返りとして満期までの期間決められた利子の支払いを行う。
なので発行体(国・自治体・企業)が破綻しない限り債券の額面金額が払い戻されるって仕組み。
投資家からすると債券購入時に支払った債券の額面金額と利子の両方を手に入れる事が出来る。
債券は有価証券の為、満期を待たずに売却したり途中で換金する事も出来る。
債券価格は発行体の信用度や格付け、満期までの期間により変動する。
債券に投資するメリット!
銀行預金金利より高金利である!
銀行の預金金利が0.01%とか0.001%っていう時代なんだけれども債券はそれよりも高く設定されている場合が多い。
元本保証のある個人向け国債の下限金利が0.05%であり、社債とかになってくると国債よりリスクは伴うものの金利は高く設定されている。
なので銀行預金で預けておくよりも大きなリターンが期待出来るのである。
先進国債券インデックス系で期待リターン2~4%位。
株式の投資に比べると低リスク!
株式は株価の上下動も激しく、業績や経営状況をしっかりと調べる必要がある。
でも債券に関しては一旦保有すれば途中で売却をしない限り利息を受け取る事が出来る。
個別の債券を選ぶ場合は株式投資のように労力がかかるけれども、運用中は特に何もしないでいいので手軽である。
利益の計算が簡単に出来る!
株式投資の場合は株価がいつ上昇するのか、どれだけの幅で変動するのか、ということ自体正確に予測することは不可能である。
でも、債券だったら償還期限と利率が決まっているので満期まで保有した場合にいくらになるか?っていうことの計算が簡単。
変動金利の債券だったら正確にって訳にもいかないけどね^^;
債券に投資するデメリット!
利回りが低い!
先ほどからの説明から逆行しているようだけれども株式投資や他の投資商品と比較すると利率が低い。
その代わりに債券投資は他の投資商品に比べて安全性が高い。
信用リスクがある!
安全性が高い債券といえども発行元が破綻してしまっては元も子もなくなる。
国債は政府や日本銀行に通貨の発行権があるので破綻するって事はありません。
ただ例外的に戦争が起こって日本っていう国自体が無くなったら・・・。
そういう場合は国債が返ってこないって事もあるかもしれませぬ^^;
地方債はいろんな制度や規制のなかで発行されており、元金や利息の支払いに必要な財源はすでに確保できている為返ってこないって事は通常ありません。
社債は発行した会社倒産するリスクがあるので財務が健全な会社の社債を選ぶ必要がある。
難しいとか思う方は格付け機関の評価をチェックするのもいいかもしれませぬ。
為替リスクがある!
当たり前の話にはなるんだけれども外国の債券に投資する場合、為替の影響は必ずうける。
なので通貨が安定している先進国の債券(ドル・ユーロ)なら安心感がある。
利回りだけ考えて、通貨の変動が激しい債券を購入してしまって大損しないようにね。
インデックス投資に債券は必要か?
オイラ自身は必要って考えている!
インデックス投資を推奨しているオイラだけど、その中で「債券っている?」って友人達に言われることがよくある。
最近では株高が続いているので尚更そういう感覚になるのもわからんでもないな、と。
株高の時ってよくこの「債券不要論」って出てくるので入れておいた方がいいと思うオイラなりの理由は、暴落時の価格をマイルドにして精神状態を安定させる為。って感じかな。
確かに株式100%で全世界投資を行った方が長期投資前提でいくならリターンは債券を組み入れるより確実に大きい。
だけれども去年のコロナショックの時も株式の下落が怖くなって狼狽売りがかなり行われたという事。
これは長期で株式投資を行っていればいずれ株価は戻ってくることは理解しているけれども感情がそれを許さなかったっていう証拠だろうと思う。
そこで債券をいれていれば株式100%の状態よりかは下落がマイルドになって狼狽売りを防げたのではないか。
狼狽売りがなかったらその先の投資に関してリターンが大きくなったのではないか。
そう思うから債券をいれた方がいいいと思うのである。
いれるとしたら
eMAXIS slim 先進国債券インデックス
この辺りを2~4割(本人のリスク許容度による)いれておくといいと思われる。
個人的にはねw
まとめ!
いかがだったでしょうか。
債券の解説だったけれども少しはお役に立てたかな。
まだまだわかりやすい解説方法を勉強していきまする。
以上!